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久しぶりに劇場に足を運んだ。故あってわんわん泣きたい気分だったが、そういう映画ではなかった。
私は一時大変F1が好きであった。また、弟のミニカーとかラジコンで、車のデザインとしては、JPSの黒の美しいボディが好きであった。
私がF1に傾倒したのは、もっと後の時代なので、彼らの事は余り知らなかったけれど、ラウダが素晴らしいレーサーであることは知っていたような気がせんでもない。
劇場で見て良かった点は、やはり迫力である。こういう映画や、大自然の映画は、大きなスクリーンで見る方が大変良い。
映画の興行としての出来はわからないが、ラウダの物凄い精神力、ガッツ、レースに臨む生き方は、大きく心を揺さぶった。
瀕死の重傷を負いながら、ハントがポイントを追い上げるのを歯がみしながら見つめ、復帰したその凄まじいガッツ。富士サーキットで危険と判断しリタイヤした勇気。
そして、そのレースで、劣勢から追い上げ、ワールドチャンピョンを手にしたハントの凄まじい精神力。それを讃えるラウダ。
レースは本当に命がけのスポーツなのだ。スポーツなのかどうかは怪しいが。
You are same responsible for get me back to the car.
これは、ラウダがハントに言うセリフである。ドイツGPで、雨天決行でレースをしたことが、ラウダに瀕死の重傷を負わせたのであれば、ハントにも責任がある。そして出場した自分にも責任がある。ハントがそれに対して責任を感じるのであれば、ここへ、この車の元へ再びラウダを引き戻したのも同じく君の責任だ。というような場面ででた。
私は、いい男だなとおもった。そしてハントもいい男だなと思った。
CMの宣伝の様な華々しい友情は描かれていない。が、レースにかける2人の男の凄まじい勇気と根性を、そしてそれを認め合う2人をよく描いているとは思う。
感動という言葉を、私は余り使わない。オリンピック選手のようにしょっちゅう感動していたら、心臓がとまってしまう。
感銘を受けるという言葉をこの映画の讃辞に。
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