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先日ベトナムを訪れた。
到着3時間で引ったくりの被害にあった。
その面白いお話は後述するけれど、ひったくりの話を江戸の弟にすると、「姉さん、ダイヤの指輪もってますか?」というコメントがはいった。
旅をたくさんしていたころ、私はダイヤと金の指輪を常に身に着けていた。旅先で何かあれば、換金できるからだ。
しばらく旅をしていなかった私は、そんなこともすっかり忘れていた。旅人の心得も忘れていたがために、奇禍に見舞われたのだと思うと、なんだか少し年を取ったような気がして、悲しかった。
さて、まぁしょうがないわな。日傘さして優雅に歩いてりゃ、狙われますわ。
ヴェトナムはなんせバイクの数が半端ないのである。常に謙譲の美徳を躾けられて育った私は、右からくるバイクに譲り、左からくるバイクに譲りとしているすきに、見事にバイクにかばんを掬い取られてしまった。
2秒くらい呆然とバイクを見送っていたのだと思う。
暑い国は、角(道端)になぜか人が座っている。その人々に呼ばれて、端によって、「ポリス?ポリス?」と聞いていると、人々は、ひったくったバイクのナンバーを手の甲に書いたりしていてくれた。
見たことも聞いたこともないオッチャンに腕をつかまれ、バイクを指さされ、よくわからないままに、ホーチミンで知らんオッチャンのバイクの後ろに果敢にまたがった。
私はオッチャンがひったくりを追跡するのかとちょっと思ったけれど、007ごっこ?まぁなるようになるわな。と思っている間に、警察の分署に連れて行ってくれた。
そこからおっちゃんの先導で、私は警察の車に乗って現場に戻り、再び警察に戻り、おっちゃんは、私の手をしっかり握って、大丈夫大丈夫?と言ってくれていたと思う。
そんなこんなで、今度は警察がホテルに連絡してくれ、ホテルから英語のしゃべれる兄ちゃんが来てくれ、被害届を完成さした。偉いオッチャンのサインがいるとかで、待たされて、おっちゃんやってきたら、なぜか握手なぞされました。
そして、サインをもらい、私は再び、ホテルの兄ちゃんのバイクの後ろにまたがってホテルに戻りましたとさ。
お仕事で親分と一緒に行っていたのだけれど、この親分、薄情なことに、「けがはないかと」一番に聞かなかったために、私に罵られることになりました。
禁足令を出され、滞在中は、ずっとへばりつかれて、大変!本人も反省して、一応ガードしてくれているんでしょうけどね。ね。ね。
皆さん、ひったくりには気を付けましょうね。
そして、念のためにダイヤの指輪しましょうね。でも場所によっては指ごと切られるそうですので、気を付けましょう。
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