すばらしき星空観望

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観望記録

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久しぶりのG村

星観は本当にいい。

星観が好きな人は星を観ることが一番癒される。

自分のNinjaで星を観るのは正月以来だったろうか。

ホームのG村は今年の正月以来、実に7ヶ月ぶりの訪問だった。

それにしてもいい空が迎えてくれた。

GPV的にはそれほど期待できない空だったが、そんな予報は吹き飛んだ。

夏の濃い天の川。安定した気流。どれをとっても上出来だった。

加えて、仲間の大部分が原村へ行ってしまったと思っていたのだが、さにあらず。

G村の駐車場は我々観望仲間含め、ほぼ満車の盛況。

どんなに忙しくても、やっぱり星を観とかにゃいかんな〜、と改めて思う。

やっぱり自然の中で感動するのが一番。

この日、印象に残った天体。

この日の観望は球状星団が中心。


西に傾きかけるいて座の中のマイナー球状星団。

NGC6522、6528のツイン球状星団。Ninja320、Ethos13mmで同一視野に入る。

さそりの尾っぽ、M7の中の球状星団NGC6453。

M13は説明無用。M15も美しいが、その間のM14が美しい。

決めの細かい星粒の球状星団。M14はついつい忘れられる球状星団。

ステファンの5つ子。相変わらず導入が苦手。G村の空でもなんとか存在は確かめることができた。

そらさんの40cmでみせてもらったクレセントネビュラは、クラゲのよう。

土星のカッシーニの隙間は輪を一周しているのがはっきりとわかる。

トバヤマさんにみせてもらったアンドロメダ、北アメリカ、二重星団は本当に素晴らしかった。

来週から夏休み。前半は念願のORP遠征。ただただ、好天、星天を祈るばかりである。

この日ご一緒いただきました皆さん、どうもありがとうございました。
イメージ 1

さて、本題の春の銀河です。
今回はメジャーどころの散策で初物はありませんでしたが、G村で銀河がこれほどはっきりと濃く観えたのは久しぶりでした。

まずはしし座のトリオ。M65、M66、NGC3628。
Ninja320にEthos13+パラコアですと128倍となりますが、この倍率ですとトリオはぎりぎり視野におさまりきれません。
よって、Explorer Scientific20mm 100°を久しぶりに使用します。
こいつを使用すると見事にトリオが同一視野におさまります。

素晴らしかったのは先生のTOA130 BINOで見せてもらったトリオです。
同一視野に浮かぶトリオは双眼ならではの立体感を演出してくれます。
13cmとは思えない光量、見え方です。
イメージ 1

つづいてはこじし座にある「デビルアイ」。これはNGC3395、3396。確か名づけはケーメーさんと記憶しています。
G村に到着した当初はあまり映えなかったのですが、夜半前になり、高度が上がってきたおかげか、はっきりと見えるようになりました。
デビルアイのすぐ近くにある、「つるべアイ」NGC3430、3424もお約束どおり観望。

次はかみのけ座方面へ。
NGC4565も時間が経つにつれ、中央の暗黒帯もはっきり確認でき、G村としては上々の見え方だったと思います。

かみのけ座の球状星団 M 53。小粒で星がぎゅっと詰まっており、いいですね。
M 64、通称「黒目銀河」こちらもいい見え方でした。

この日圧巻だったのはM 51、子持ち銀河。今シーズン初というのもありますが、G村としては上々です。渦を巻いているのがはっきりと確認できました。

先生のTOA130 BINOでも渦を巻いているのがわかります。通常、13cmですとここまでは見えないと思いますが、やはりタカハシの力、双眼の力、ということになるのでしょうか。

りゅう座のトリオ、NGC5891、5982、5985も、空の条件が良くないと見えにくいエッジオン銀河NGC5891もはっきりとらえることができ、この日の空の良さを物語っていました。

この日、一番印象に残ったのは、おとめ座銀河団めぐりです。
G村で一番空が暗いのは南東方面。
時間帯としては夜半を過ぎてからとなるわけですが、ちょうど2月ごろは夜半ごろの南東方面におとめ座銀河団が姿を現します。
加えて月明かりがなく、空の状態もベストに近い、となると年に1回か2回くらいのチャンスとなります。
この日はそんな条件がすべてそろったといっても過言ではないでしょう。


いつものようにしし座デネボラを出発点とし、M 98、99を観望、その後M 84、86、NGC4388が成す正三角形を眺めます。正三角形の中心のNGC4387もはっきり観ることができました。

ここを起点に上下、左右に筒を振ると、それこそ銀河だらけの光景が堪能できます。さすがマルカリアンチェーンといわれている界隈です。

マルカリアンチェーンを散策するときは前出のExplorer Scientific20mm 100°(ES20mm)を使います。理由はさきほどのM 84、86、NGC4388が成す正三角形がちょうどよい大きさにおさまるからです。

ところでES20mm、今回は「ニセイーソス」という名前がつきました。
名付け親はカタリナさん。上手い表現ですね!
確かにES20mmはコストパフォーマンスに優れ、素晴らしいアイピースです。
しかし本家Ethosに比べると周辺像の流れが気になります。
ドブで使用するときは、パラコアを併用するといいですね。
私の場合もパラコアと組み合わせていますが、こうすると周辺像の流れはほとんど気になりません。

マルカリアンチェーンの周辺を当てもなく銀河散策をしていると、これまたアルビレオカラーのなんともいえない美しい二重星に遭遇しました。
その時点でははっきりと場所は調べなかったのですが、おそらくこれは「春のアルビレオ」の1つである、かみのけ座24番星かと思われます。
イメージ 2

この日は中国からの大気汚染物質の影響もほとんどなく、低空まで透明度が高かったと思います。M104 ソンブレロ銀河、からす座のアンテナ銀河(NGC4038、4039)通称「源氏パイ」も上々の見え方でした。

時刻は25:00を過ぎ、最後は球状星団M13と土星で締めました。
土星は輪の傾きも大きくなって見ごたえがあります。傾きが最大となるのは2016年ごろですので、今後もしばらくは楽しめそうです。
こちらもいろいろな機材で楽しませてもらいました。
先生のTAO130 BINOはじめ、徒空さんのシュワルツ150 F8+Chromacor、カタリナさんのNerius127。なんと贅沢な機材軍でしょう。

しかしこの日は寒かった!
撤収間際の26:30、気温は-6℃でした。風のない夜でしたが、気温以上に寒かったように思えます。

今週末、条件がそろえば夜半過ぎからでも出動したいところです。
みなさん、ありがとうございました。

終わり
春の銀河を堪能しました。
とっても寒かったです。
いろいろな機材での見比べ、特にTOA130 BINOは素晴らしかったです。

今回の遠征を3行で表現するとこんな感じでしょうか。

この日は息子の私立高校の合否通知が到着する日。
通知は土曜日の発送と聞いていたので、今日に届くことはないだろう、ということで、この日はG村での星観を計画していた。

ところがこの日の午前中、受験した1校から通知が。
結果は無事合格でしたが、大本命ではないとはいえ、その日の晩飯はパスするわけにもいかず。ところが宵のうちのGPV予報もパッとせず、晴れるのは23時以降ということだったので、遅めの出動とした。

G村到着は21:00過ぎ。顔なじみはワントリックさんとカタリナさんのみ。
新月期の土曜日にもかかわらず、意外であった。

じき、星好き先生、エニョールさん、徒空さんが到着。
この日はなんといっても先生がTOA 130 BINOを持ってこられるということで、G村行きを決めました。TOA 130 BINOにお目にかかるのは3年前の双望会以来だと思います。
楽しみです。

私の持ち込み機材はNinja320のみ。狙いは春の銀河です。

最初に筒を向けたのはちょうど南中に差し掛かるおおいぬ座方面。
通称「線香花火」という言われている、NGC2362散開星団。これがなんとも美しい。Ninja320にEthos13を組み合わせると視野の中でちょうどよい大きさとなりますが、低倍率でも楽しめます。

TOA130 BINOでの線香花火は本当に素晴らしい。3年前の双望会でもこの線香花火を見せてもらいました。高級屈折ならではの針でついたような星像での散開星団は特筆ものです。しかもそれが双眼とくればその性能は何倍にも増幅されます。

おおいぬ座近辺、お次は地味ですがh3945という二重星。
通称「冬のアルビレオ」。これはZgeさんにおしえてもらいました。
その名のとおり、金色の主星に青色の伴星、本家アルビレオと同じ配色です。
冬アルビの位置については、こちらをご覧ください。
イメージ 1

本家アルビレオも素晴らしいけど、私はこの「冬アルビ」も味があり、好きですね。本家同様、天の川の中にあり、夏ほど派手ではありませんが、針でつついたような微恒星の多い冬の天の川の中に輝く「冬のアルビレオ」はなんとも映える二重星です。

つづいてはM46,47。おなじみの散開星団。個々に特徴のある冬の二重星団として知られていますが、これも同一視野で見るとそれぞれの特徴が引き立ちます。
今回はカタリナさんのCAPRI 102双眼で見せてもらいました。私は暗い星が多いが、微恒星の密度が高いM46のほうが好みですね。
イメージ 2
西に傾くオリオン、おおいぬ座とワントリックさんのNinja400。西の空が明るい。。
その2へつづく
この日、目を引いたのは新品のNinja400。オーナーはすずさんです。
女性でNinja320を使っている方は、どこかのホームページでは見たことがありますが、Ninja400使いのレディース(複数形はおかしいですね。。)は聞いたことがありません。

双望会というか、双眼鏡・望遠鏡サミットにも昔、Ninja320の女性の方がいたとのことですが、Ninja400は聞いたことがないね〜、というのがこの日、観望に参加した方々の見解でした。

それにしてもNinja320の私としては、まんまとしてやられた(先にNinja400に行かれてしまった)という感じです。

さて、新品のNinja400、やたらとコントラストが良い像を見せてくれます。
木星を観ると、背景の黒もビシッと締まっており、やたらと良く見えます。
試しに既存のNinja400と見比べると、明らかに差がわかります。

やはり新品の無垢なミラーのおかげなのでしょうか。私も5年前、新品のNinja320を持ち込んだときも、「32cmなのになんでこんなに見えるんだ〜!」と徒空さんの叫びを呼んだことがまるで昨日のことのようです。

ミラーの洗浄は1〜2年に1回くらいのペースで行いますが、脱脂綿をミラー表面に這わせるのはよくないのでしょうか。私も前回のミラー洗浄時から、熱めのお湯に洗剤を混ぜ、漬け置きするだけの洗浄に変更しました。
あるいは空気中の湿気なのでミラー表面のコーティングも徐々に劣化していくのでしょう。

木星については、この日はシーイングが非常に良く、衛星の影が1点、表面に見えていました。
また、木星のすぐ北側に、ガリレオ衛星と同じくらいの光度の恒星があり、木星が少しずつ移動している様子もわかり、非常に面白いものを観ることができました。
惑星だから、空を移動するのは当たり前ですが、このようにわずかの時間で恒星との位置関係が変化する様子は楽しいものです。

時刻は22時前。本日のメインイベント?がスタートです。
そらさんによるぜんざいです。

この日は17時半過ぎの到着時、気温はすでに−3℃。夜食タイムが始まるころには−6℃くらいに気温が下がっていました。
寒かったのですが、風がないことが幸いでした。気温が気温ですのでまさに底冷えです。

当日の防寒装備は、下は今で言うヒートテック素材の股引にダウンパンツ、更にその上につり用の防寒パンツを重ね着です。
上は同じくヒートテック素材の長袖下着に同じくヒートテック素材のタートルネック、更にユニクロのダウンベスト、その上にフリース、最後にダウンジャケット。手首、足首にはカイロを巻き、防寒長靴の中にもカイロを装備した結果、それほどの寒さは感じませんでした。

こんな日にぜんざいを振舞っていただけるとは、G村観望は本当に幸せです。私は餅を4つもいただいてしまいました。そらさん、いつもいつも本当にごちそうさまです。

加えてやおきさんの数の子わさびにNinoさんの漬物など、高級食材が花を沿える新年観望会となりました。


結局この日は20人近い人出となったようです。

こちらが夜食会。−6℃で熱々のぜんざいはヒジョーにありがたかったです。
イメージ 1

この日集結した機材もすごかったです。大型機材が中心でした。50cmが1本、45cmが2本、40cm級が5本、32cmが1本。ドブでは私の32cmが最小口径です。すごい時代になったものです。

この日集結したドブソニアンズです。
イメージ 2

別のアングルから。左から3番めのドブが私のNinja320です。小さく見えますね。。
イメージ 3

こちらは私、ですね。
イメージ 4

夜食タイムが終わった後はカノープスタイムです。
観望地の奥の小道へ入ったところでカノープスを拝めました。
この日は低空まで空気が澄んでいました。写真真ん中の一番下の明るい星がカノープスです。
イメージ 5

ついでになってしまいましたが、32cmでも馬頭星雲が楽勝でした。

あと、レディースNinjaのすずさんがiPhoneアプリのStarmap Proを使い、C/2012 S1 ISON(アイソン)彗星らしきものをとらえたかもしれない、と第一報があり、その後NinoさんがNinja500で導入されましたが、これが果たしてISONであったかどうかは現在、なぶせさんが調査しています。さて、結果はいかに?

月のない夜でこれだけ晴れて、かつ透明度が高く、シーイングが良く、夜露もないG村は久しぶりだったような気がします。一時より空全体が明るくなってきたとはいえ、寒さを除いてはほぼベストのG村だったと思います。
新年早々、縁起が良い、ということにしましょう。

しかし寒さは半端ではなかったですね。撤収は月が出た直後の24:30くらいでしたが、気温は−7℃、自宅でも−3℃でした。翌朝、自宅は−5℃まで下がりました。
ウェットティッシュも凍りつく寒さでした。

夜半までの観望ということで、睡眠も十分とれ、翌日への影響も少ない、お得な観望でした。ごいっしょいただきました皆様、どうもありがとうございました。

おわり
とても寒かったですが、とても美味しく、楽しかったです。

新年最初の観望は一言で表すとこのようになります。

この日はかみさんの実家から帰ってきた後、そのまま遠征支度にかかり、出発は16:40ごろ。

途中、晩飯とお茶会用の菓子を調達のため、いつものコンビニへ。
晩飯はカップ焼そばにしようかと思っていたら、焼そばがない。。

在庫はカップラーメンとそば、うどんばかり。
どうやら大晦日の年越しそば用のカップめん在庫が残っているようだ。
しかたなく、カレーうどんを選び、一路、G村へ。

途中の道は国道は問題ないものの、広域農道においては一部凍結しているところもあった。

到着は17:40ごろ。運よく今回は駐車場内に車を入れることができそうだ。

すでになぶせさん、ワントリックさん、カタリナさんが到着していた。

今夜は今年初の観望、加えて好天、そらさんの夜食付きということで相当な人数が集結することが予想されるので、早く到着して正解だった。


ほどなく、続々と観望仲間のみなさんがやってきます。

この日、最初に観たのはC/2012 K5 LINEAR(リニア)彗星。ぎょしゃ座のM36近くを航行中で、iPhoneにインストールしたStarmap Proで位置を確認。一発で導入できました。

リニア彗星、尾もはっきりと認められました。かなり拡散しているようで、尾の幅というか角度は45°くらいあるでしょうか。

この彗星、本当に動きが速いです。それもそのはず、昨年大晦日に地球に0.294AUまで近づき(天文年鑑より)、この日1/4における地球との距離は0.318AU。光度は6.1等級とのこと(天文年鑑)。もちろん5cmのファインダーでも楽勝でした。

この時期、一晩での移動角度は実に5°以上とのこと。導入し、観望し、30分後にもう一度観測すると、位置が変わっているのがはっきりわかります。

リニア彗星は来週、おうし座をいっきに南下し、来週末にはオリオンの盾の東まで移動します。この頃の光度は7.5等級前後まで暗くなります。

次の週末にはエリダヌス座に入り、光度も8等級ほど。
まだ観ていない方は早めの観測をおススメいたします。

正月早々、おもしろいものを観ました。
3月のC/2011 L4 PANSTARRS(パンスターズ)彗星、C/2012 S1 ISON(アイソン)彗星の前座を飾るにふさわしいショータイムでした。

その2へつづく

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