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ひろの蝶撮影日誌
ブログ始めました!

2018年10月台湾2

2018年10月30日(火) 晴 台湾南山渓
(タイワンカラスアゲハ、ナガサキアゲハ、タイワンモンキアゲハ、クロアゲハ、
 ベニモンシロチョウ、タイワンモンシロチョウ、ウスムラサキシロチョウ、カクモ  
 ンシジミ、ミツボシフタオツバメ、ヒイロシジミ、ウラフチベニシジミ、

 朝起きた時には前日同様本部渓に行くつもりでいた。以前は有名ポイントだった南山渓は今は見る影もない、との情報があったためだが、どんな状況なのか自分の眼で確かめておこうと、目的地を変更した。前日とほぼ同じ時間にホテルを出て、同じバスに乗り、本部渓よりも10分程先の南山渓のバス停で降りた。川が見当たらず、土地の人に南山渓へに道はこれでいいか、と確認してから進んだ。本部渓と違いかなりの集落があり、車も通る舗装された道だ。やがて川が見え、サンダンカやランタナの花が植えられた家が現れる。ここでは、アゲハ類がたくさん吸蜜に訪れていた。そしてベニモンシロチョウも見ることができた。また、夢谷瀑布の看板がある河原で(以前はこの滝を見に多くの人が集まる観光地だったらしいが、地震のせいで滝はない。おかげでちょうのすがたもふえつつある?)、カクモンシジミや日本のキマダラルリシジミによく似たミツボシフタオツバメを撮影でき南山渓に変更して良かったと実感できた。この日も40種類以上(前日撮影したチョウも含めて)を撮影することができた。
 
 まずはアゲハチョウ類から。人家の生け垣の花に多くのアゲハ蝶が集まっていた。比較的新鮮なアゲハ類を撮影することができた。また、かなり奥に入った集落のセンダングサで初めてタイワンカラスアゲハに出会うことができた。きれいとは言えないが。

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  写真 今回の撮影行で初めて見たタイワンカラスアゲハ

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  写真 後翅にわずかにブルーがのっているのだけど、、、

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  写真 ナガサキアゲハ♀、有尾型でないのが残念

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  写真 ナガサキアゲハ♂、新鮮だ

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  写真 昨日も見かけたタイワンモンキアゲハ、この方が絵になる

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  写真 ランタナの花で吸蜜するクロアゲハ、ナガサキに見えるが赤紋がない

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  写真 シロオビアゲハ♂もかなりの数見かけた

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  写真 これはシロオビアゲハ♀の白紋型、昨日は赤紋型を撮影した

 シロチョウ類は、ここでも少なかったがベニモンシロチョウに出会えたのだうれしかった。ネムの花の奥に入り込んで出て来ずじっくり撮影できなかったのが残念だったが。タイワンモンシロチョウも見かけたが、それ以外は前日とあまり変わらない。キチョウ類は時々見かけたが止まってくれず深追いはしなかった。

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  写真 ネムの花で吸蜜するベニモンシロチョウ。きれいなチョウだ。じっくり
     撮影できなかったのが心残り

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  写真 石垣島で何度か出会ったタイワンモンシロチョウ♂

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  写真 こちらはタイワンモンシロチョウ♀か、モンシロチョウも一度見ただけ

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  写真 ウスムラサキシロチョウはこの日もそこそこ見られた

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  写真 集団吸水と呼ぶには程遠いが、今回撮影行唯一の複数吸水シーン

 シジミチョウ類は、数はそれ程多くなかったが13種類と色々なシジミチョウに出会うことができた。特にカクモンシジミとミツボシフタオツバメは行きと帰りに同じ河原で撮影することができうれしかった。ヒイロシジミやウラフチベニシジミといった色鮮やかなシジミチョウの開翅を撮影できたのもラッキーだった。ウラナミ系シジミは5種撮影できたが、すべて八重山諸島で撮影済のものだったのが残念。

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  写真 河原をシジミチョウが飛ぶ、止まったところを見るとカクモンシジミ

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  写真 吸水するカクモンシジミ、撮影したかったチョウの一つ、うれしかった

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 写真 カクモンをと思い下りでも寄ってみたが、今度はミツボシフタオツバメが

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 写真 尾は4本残っているよう、日本のキマルリにそっくり

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  写真 昨日も見かけたヒイロシジミ

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  写真 表の緋色がチラッと見える、すごい色、開いて欲しい

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  写真 思いが通じたか、葉上に移動して一瞬開いてくれた。でも1ショットだけ

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 写真 なかなかきれいなウラフチベニシジミ、日本のベニシジミの方がきれい?

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  写真 少なくとも表は日本のベニシジミの方がきれいかな

続く



 
















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2018年10月台湾1

  北九州市の台湾風料理居酒屋の常連さん10数人とともに、3泊4日の台湾旅行に出かけてきた。皆さんは台中1泊台北2泊だったが、折角なので1人だけ台中3泊とさせてもらった。台湾は30年ほど前に一度行っただけであり、単独行動は心配だったが、台中に移住している友人もおり何とかなるだろうと出かけてみた。

2018年10月29日(月) 晴 台湾本部渓1
(タイワンルリモンアゲハ、タイワンモンキアゲハ、クロアゲハ、メスシロキチョウ、ウスムラサキシロチョウ、コシロウラナミシジミ、ウスアオウラナミシジミ、ヒイロシジミ、アサクラシジミ、タイワンルリシジミ、タカサゴイチモンジ、タイワンイチモンジ、キミスジ類、キゴマダラ、ルリモンジャノメ、タイワンアサギマダラ、コモンマダラ、タイワンビロードセセリ、タイワンキマダラセセリなど)

 2日目の朝、7時前にホテルを出てタクシーを捕まえ台中駅に。駅前にあるバスセンター(これは事前に調べておいた)でバスに乗り、蝶の標本商売で有名だったプ-リーまで約1時間。ここでバスを乗り換えて25分ほどの本部渓で下車。行きたい場所を、切符売り場の窓口の人や運転手に見せるだけで、問題なく目的地にたどり着くことができた。バスも、次のバス停の名前が表示され、本部渓の表示が出れば降車ボタンを押す、といった日本と全く同じシステムになっていて助かった。
 9時過ぎ、バス停近くの川に沿った緩やかな登りの道を進む。すぐにぽつぽつと蝶が姿を現す。崖からの湧水などによる水たまりには多くの蝶が吸水に訪れるとのことであったが、好天続きなのか、水脈が変わってしまったのか道は乾ききっていて、蝶が群がるというシーンには巡り合うことができなかったのが残念だった。また、10月末という季節の為、花はあまり咲いておらず蝶も擦れた個体が多かったのは致し方ないか。11時頃で引き返し、唯一の水が沁み出していた場所でキゴマダラなどの吸水シーンを撮影することができた。13時にはバス停に着いたが、バスの時刻表がないのが困る。30分ほど待ってバスに乗ることができた。1時間に1,2本なので仕方ないか。台中着16時、友人との待ち合わせ時間に何とか間に合った。家に帰って調べたところ、この日は約45種類の蝶を撮影できており、目標としていた30〜50種類をこの日だけで達成できていた。以下に、おもにに日本で撮影できていない蝶を紹介する。
 
  先ずは、アゲハ類から。時期が遅いこともあり全般的にスレ個体が多かったのが残念だが、タイワンルリモンアゲハに出会うことができたのはうれしかった。

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  写真.タイワンルリモンアゲハは数頭見たがスレが多くこれが一番きれい

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 写真.吸蜜中のスレ個体に絡むタイワンルリモンアゲハ、会いたかったチョウだ

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  写真.裏面後翅に赤紋がないのでタイワンモンキアゲハだ

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  写真.台湾のクロアゲハには尾状突起がないのが特徴

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  写真.シロオビアゲハ♂。センダングサはそこそこ咲いていた

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  写真.シロオビアゲハ♀赤紋型。♂、♀ともに八重山産と変わりないようだ

 続いてシロチョウ類。目についたのはメスシロキチョウとウスムラサキシロチョウ。特に前者の♂ははきれいで数も多く楽しめた。もう少し多くの種類を期待したが5種類程度しか出会えなかったのは残念。

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  写真.メスシロキチョウはとてもきれいで数も多かった

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  写真.♀は名の通り白く地味で数も少なかった

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  写真.♂は吸水にも訪れていた

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   写真.白いチョウはほとんどがウスムラサキシロチョウだった

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  写真.あまり紫色は感じなかった

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  写真.ツマベニチョウは登り口付近に多かったが、止まってくれない

 シジミチョウ類は、数は多くなかったが9種類と種類数はまずまずだった。ウラナミシジミ系を5種類撮影できたが初撮影はコシロウラナミシジミだけだった。アサクラシジミに出会えたが、灌木の奥でうまく撮影できなかったのが残念。

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  写真 コシロウラナミシジミに出会うのは初めて 

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  写真 開いてくれるかと思ったがその気はなさそう
 
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  写真 近年石垣島で発生しているウスアオオナガウラナミシジミ

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  写真 サンダングサで吸蜜するヒイロシジミ、開いて欲しかったが、、

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   写真 暗い灌木の奥の木漏れ陽に浮かぶアサクラシジミ、難しい、残念

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  写真 タイワンルリシジミ、端境期なのか見たのはこれ1頭だけ

 今回の撮影行で一番たくさん目にしたのはタテハチョウ類であり、12種類ほど撮影できた。特にミスジチョウやキミスジの仲間は数多く見ることができ、大型のタカサゴイチモンジがゆったりと舞う姿は印象的だった。キミスジは3種類おりすべてを撮影することができた。またキゴマダラの鮮やかな色も印象に残った。

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 写真 タカサゴイチモンジは大きくきれいで感動した。

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  写真 時期的に遅く、スレ個体ばかりだったのが残念

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  写真 ゆったりと飛び、吸水する姿はオオイチモンジに似ていた

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  写真 1頭だけだが、タイワンイチモンジ♂に出会うことができた

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  写真 こちらはまだ新鮮できれいだった

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  写真 こちらは八重山諸島でよく見かけるヤエヤマイチモンジ♂

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  写真 ヤエヤマイチモンジの♀も何度か見かけた

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  写真 タイワンキミスジはわずかに見える前翅の黄筋が不連続

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  写真 ヒメキミスジ、裏面に四角い紋があるのが特徴
 
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  写真 八重山諸島でも見られたキミスジ、前翅の黄筋が連続している

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  写真 登りの時にはいなかった場所に鮮やかなチョウが、キゴマダラだ

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  写真 局地的で撮影が難しいチョウ、との記載もありうれしい出会い

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  写真 クロタテハモドキ、石垣島で見られるイワサキタテハモドキに似ている

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  写真 これはタテハチョウ? ジャノメチョウ? まだ同定できていない

 ジャノメチョウ類はあまり出会うことがなかった。ルリモンジャノメは比較的大型で何度か見ることができたが、開いてはくれなかった。

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  写真 ルリモンジャノメは何度か見ることができた

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   写真 ちらっとるり色が見える、開いてくれればきれいなのだろうが、、

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   写真 これはクロコノマチョウ、何度か見かけた

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  写真 これはタイワンウラナミジャノメのようだ

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  写真 ぼろぼろだが多分コウラナミジャノメ、色々いるので同定は難しい

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  写真 これはコジャノメのようだ

 マダラチョウ類にはかなりの種類に出会えるのでは、と期待したがほとんど見かけることがなく残念な結果に終わってしまった。それでも八重山諸島でまだ出会っていない、タイワンアサギマダラとコモンマダラを撮影できたのはうれしかった。他にはツマムラサキマダラだけで、すべて1頭づつと寂しい状況だった。

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  写真 センダングサの花で吸蜜するタイワンアサギマダラ

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  写真 開いてくれた、腹部が赤いのでタイワンアサギで間違いない

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 写真 マダラチョウが止まることなく視界から消えた、コモンマダラのようだ

 茶色系の小型セセリは多いと思っていたが、1頭見かけただけであり、他のセセリも少なかった。これまで撮影したことがなかったセセリは、多分、タイワンビロードセセリとタイワンキマダラセセリの2種類だけのようだった。

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  写真 センダングサで吸蜜するタイワンビロードセセリ(多分)

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  写真 これは八重山諸島でも見かけるタイワンアオバセセリ

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  写真 裏が写っていないのではっきりしないが、タイワンキマダラセセリ


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  写真 これはクロセセリ 














 

















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2018年9,10月

218年10月19日(金) 晴 伊丹市、神戸市
(シルビアシジミ、ウラナミシジミ、クロツバメシジミ、ツマグロキチョウ、ウラギンシジミ)

 ようやく好天が続くようになり、シルビアシジミでも見に出かけようと重い腰を上げた。9時過ぎ伊丹市のポイント着。シジミチョウはかなりの数見かけたが、すべてヤマトシジミ。このポイントはこれまで、ヤマトよりもシルビアの方がかなり多い場所なのに何故か。風が強いせいか、食草のシロツメクサがほとんどなくなっているせいか、とあきらめかけた10時前ようやく1頭が姿を現す(写真1)。その後、狭い範囲ではあるが、かなりの数を見ることができ、開翅や吸蜜シーンも撮影することができて一安心(写真2〜6)。♂には遅かったのか♀ばかりだったのは残念だったが仕方ない。久しぶりにウラナミシジミも撮影してみた(写真7,8)。
 10時半頃、先月末空振りに終わった神戸市外れのクロツバメシジミポイントへと移動。蝶の種類数、数共に少なかったが、ツマグロキチョウが楽しませてくれた(写真9〜12)。神戸市で出会うのは初めてかもしれない。崖に止まる黒いシジミチョウを見かけ駆け寄り1枚撮影したが、すぐに飛び去り崖の上に姿を消した。でも確かにクロツバメシジミであることは確認できた(写真13)。地元の人の話では、かなりの数の採集者が入っているようで厳しい状況なのかもしれない。ウラギンシジミも見かけたが、これもあっという間に姿を消した(写真14)。

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  写真1.ようやく姿を現してくれたシルビアシジミ♀

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  写真2.これは比較的新鮮なシルビアシジミ♀

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  写真3.風も弱まり気温が上がったせいか開翅もしてくれた

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  写真4.小さなヒルガオのような花で吸蜜


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  写真5.次にはアカツメクサに移って吸蜜を続ける

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  写真6.少しだけ開いてくれた

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  写真7.ウラナミシジミも少ないながら見ることができた


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  写真8.ウラナミシジミ♀も少しだけ開いてくれた

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  写真9.蝶が少ない中、楽しませてくれたのはツマグロキチョウ

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  写真10.アキノキリンソウの花で長いこと吸蜜していた

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  写真11.薄紫のヨメナの花? でも吸蜜

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  写真12.飛翔シーンをもっと数多く写すべきだった

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 写真13.崖に止まったクロツバメシジミ、すぐに飛び去ってしまった

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  写真14.ウラギンシジミもゆっくりとは撮影させてくれなかった

2018年9月26日(水) 晴 神戸市
(キタテハ、ミドリヒョウモン)

 今年の夏、7月中旬〜8月中旬までは異常な暑さのために撮影に出る気になれなかった。8月末には、タイワンツバメシジミに会いに長崎県に行くつもりで準備していたが、台風20号のために急遽中止した。9月下旬はルーミスシジミ、ヒサマツミドリシジミ♀、サツマシジミ狙いで徳島県に出かけるつもりだったが、台風24号や秋雨前線による雨のために出かけるのを見合わせている。9月26日は午前中晴れの予報であり、約2か月ぶりで、近場にクロツバメシジミ狙いで出かけてみた。食草のツメレンゲは変わらずたくさんあったが、主の姿は全く見ることができなかった。この春も見ることができず心配な状況だ。蝶の姿は少なく、キタテハやミドリヒョウモン♀を見た程度だった(写真1〜4)。

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  写真1.秋の日差しを浴びてオオハンゴウソウの花にキタテハが

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  写真2.キタテハは本命がいない時以外は撮影しない蝶の一つ

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  写真3.イタドリの花でミドリヒョウモン♀が吸蜜していた

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  写真4.♀はなかなか立派

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2018年7月20日(金) 晴 佐賀県
(キリシマミドリシジミ、ウラギンシジミ、トラフシジミ)

 北九州市での仕事を終えてすぐにレンタカーを借り、翌朝早く佐賀県に向かう。道を間違えながらも、6時前ポイント着。先着の車が1台。連日の猛暑、この日も既に暑さを感じる林道沿いの木をたたきながら下ると、長竿を持った採集者が見える。既に♀が発生しており、2頭採集したとのこと。この方がたたき出してくれた、♂1頭、♀1頭をかなり遠かったが撮影させていただく(写真1,2)。いつもなら8時頃から♂のテリ張りが始まるはずだが、今年は一度も見ていないとのこと。あまりにも暑く林の奥に潜んでいるのか、雨も霧も全くないためどこかおかしい、今年は異常とのことで、この日も8時過ぎからは、ほとんど姿を見ずじまいで、残念な結果に終わってしまった。他にはウラギンシジミ、トラフシジミを見た程度(写真3、4)。キリシマの数は多いようで、機会があればまともな気象条件の時にもう一度チャレンジしてみたい。

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  写真1.♂は何頭か見たが、何とか撮影可能な距離に来たのはこの1頭だけ

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  写真2.♀は1頭見ただけ、比較的低い位置だったが角度が悪い

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  写真3.白い蝶が止まった、と思ったがウラギンシジミ♀でがっかり

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  写真4.たたき出して止まったがトラフシジミ、蝶の数は少なかった

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2018年7月12日(木) 丸瀬布町、旭川市近郊
(オオイチモンジ、カバイロシジミ、シータテハ、キアゲハ他)

 朝目覚めると、予報通り曇空。でも比較的明るい。5時半発で丸瀬布へ。途中の峠の深い霧を抜けると雲一つない青空が現れる。今回の旅で初めていい方向に予報が外れてくれた。丸瀬布の林道をかなり奥まで進むとようやくオオイチモンジが姿を現してくれる。10頭程度は見ることができ、獣糞?に4頭が押し合いへし合いしている場面も目撃できた(写真1〜5)。一応目的は達成できたので早めに切り上げ、愛山渓に寄ってみる。ところがここも崖崩れで5kmまでしか入れず収穫なし。戻って層雲峡に行くか、旭川近郊のカバイロシジミポイントを再訪するか迷う。夜は旭川市内で同期会なので近くを選択。これがよかった。13時過ぎにポイント着くと、前日よりも時間が早かったせいか、多くのカバイロシジミが吸水に集まっていた。7,8頭集まっていることもありびっくり。草原の中で初めて♀の開翅も撮影できうれしかった(写真6〜10)。シータテハ(写真11)、クジャクチョウ、各種ヒョウモンチョウなどタテハ類や、キアゲハ(写真12)、カラスアゲハなども多くなかなかいいところ。


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   写真1.丸瀬布の林道奥でようやく出会ったオオイチモンジ♂

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  写真2.この林道ではかなりの数のオオイチモンジを見ることができた


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  写真3.獣糞?に集まるオオイチモンジ、4頭いる

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  写真4.コキマダラセセリ、ヤマキマダラヒカゲ?も集まっていた

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  写真5.林道を飛ぶオオイチモンジ

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  写真6.ウツボグサに止まる新鮮なカバイロシジミ♂

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  写真7.これ程多くのカバイロシジミがいるとは驚き

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  写真8.飛んでいるカバイロシジミの後翅の黒紋が白く抜けている

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  写真9.草原の中でクサフジの花に止まるカバイロシジミ♀

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  写真10.カバイロシジミ♀が開翅してくれた、初撮影

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  写真11.シータテハが開翅していた、他にコムラサキ、クジャクチョウも

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  写真12.きれいなキアゲハも  

2018年7月13日(金) 曇/雨  三笠市、小樽市、千歳市
(ジョウザンミドリシジミ、エゾミドリシジミ、オオモンシロチョウ、ハヤシミドリシジミ、ウラジロミドリシジミ、クジャクチョウ、アカマダラ、カラスシジミ)

 岩手、北海道10日間の撮影行も最終日。曇空の中を札幌に向かうもすぐに雨が降り出す。途中三笠市に寄ってみる。傘をさしてカバイロシジミノポイントに向かうと、雨の中をゼフが何頭か舞っておりビックリ。止まったところを見るとジョウザンミドリシジミとエゾミドリシジミ。5,6m離れてきっちりと縄張りを分けている。最初はLEDで開翅してもらったが、8時頃からは雨の中、自ら開翅してくれた。飛び立っても同じ場所に戻り、楽しく撮影させてくれた(写真1〜6)。雨が上がるとシロチョウが飛び始め、前回に続きオオモンシロチョウに出会うことができた(写真7)。
 小樽市のカシワ林に続く悪路には、進入禁止のゲートが。仕方なく、今にも泣きだしそうな空模様の中、傘持参で20分程歩く。カシワの枝をたたくと、ハヤシミドリシジミが非常に多く、わずかにウラジロミドリシジミも飛び出す。でも、11時近くと時間も遅く、あまり下には降りてくれない。たまに降りて来る、個体を拾って撮影(写真8〜13)。クサフジの花で吸蜜するクジャクチョウも(写真14)。12時前には暗くなって雨も降り出し、後ろ髪をひかれる思いで退却するしかなかった。他のゼフもいろいろいるはずだが、キタアカシジミを1頭目撃しただけだった。他は未発生か? もう少し回ってみたかったが、残念。最後まで雨に泣かされた。空港近くでレンタカーを返す前に寄った林で、初めての夏型アカマダラとカラスシジミなどを撮影し(写真15,16)、10日間にわたる長い撮影行を終えた。

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  写真1.雨の中、出迎えてくれたのは思いがけずジョウザンミドリシジミ

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  写真2.8時過ぎには雨にもかかわらず、止まるとすぐに開翅してくれた

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  写真3.ジョウザンミドリシジミとは思えない変わった色

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  写真4.5,6m離れたところではエゾミドリシジミがテリを張る

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  写真5.こちらはなかなか開かず、LEDで開いてもらった

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  写真6.こちらも8時過ぎには時折開翅してくれたが、短時間

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   写真7.雨が止むとシロチョウが飛びヒメジョオンに、オオモンシロチョウ♀だ

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  写真7’.オオモンシロチョウ♀が半開、向こう側もオオモンシロチョウ?

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  写真8.小樽市のカシワ林ではハヤシミドリシジミが非常に多かった

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  写真9.少し開いてくれたがここまで

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  写真10.仕方なくLEDで。今回の撮影行では非常に有効だった

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  写真11.これは自前で開いていたハヤシミドリシジミ、いい色が出ている

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  写真12.数は少なかったが、新鮮なウラジロミドリシジミも

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  写真13.数も少なくまともな開翅写真が撮れなかったのが残念

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  写真14.クサフジの花で吸蜜するクジャクチョウも見かけた

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  写真15.レンタカー屋近くの林で夏型のアカマダラを初撮影、ラッキー

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  写真16.ここではカラスシジミをよく見かける

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