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ひろの蝶撮影日誌
ブログ始めました!
2018年7月20日(金) 晴 佐賀県
(キリシマミドリシジミ、ウラギンシジミ、トラフシジミ)

 北九州市での仕事を終えてすぐにレンタカーを借り、翌朝早く佐賀県に向かう。道を間違えながらも、6時前ポイント着。先着の車が1台。連日の猛暑、この日も既に暑さを感じる林道沿いの木をたたきながら下ると、長竿を持った採集者が見える。既に♀が発生しており、2頭採集したとのこと。この方がたたき出してくれた、♂1頭、♀1頭をかなり遠かったが撮影させていただく(写真1,2)。いつもなら8時頃から♂のテリ張りが始まるはずだが、今年は一度も見ていないとのこと。あまりにも暑く林の奥に潜んでいるのか、雨も霧も全くないためどこかおかしい、今年は異常とのことで、この日も8時過ぎからは、ほとんど姿を見ずじまいで、残念な結果に終わってしまった。他にはウラギンシジミ、トラフシジミを見た程度(写真3、4)。キリシマの数は多いようで、機会があればまともな気象条件の時にもう一度チャレンジしてみたい。

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  写真1.♂は何頭か見たが、何とか撮影可能な距離に来たのはこの1頭だけ

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  写真2.♀は1頭見ただけ、比較的低い位置だったが角度が悪い

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  写真3.白い蝶が止まった、と思ったがウラギンシジミ♀でがっかり

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  写真4.たたき出して止まったがトラフシジミ、蝶の数は少なかった

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2018年7月12日(木) 丸瀬布町、旭川市近郊
(オオイチモンジ、カバイロシジミ、シータテハ、キアゲハ他)

 朝目覚めると、予報通り曇空。でも比較的明るい。5時半発で丸瀬布へ。途中の峠の深い霧を抜けると雲一つない青空が現れる。今回の旅で初めていい方向に予報が外れてくれた。丸瀬布の林道をかなり奥まで進むとようやくオオイチモンジが姿を現してくれる。10頭程度は見ることができ、獣糞?に4頭が押し合いへし合いしている場面も目撃できた(写真1〜5)。一応目的は達成できたので早めに切り上げ、愛山渓に寄ってみる。ところがここも崖崩れで5kmまでしか入れず収穫なし。戻って層雲峡に行くか、旭川近郊のカバイロシジミポイントを再訪するか迷う。夜は旭川市内で同期会なので近くを選択。これがよかった。13時過ぎにポイント着くと、前日よりも時間が早かったせいか、多くのカバイロシジミが吸水に集まっていた。7,8頭集まっていることもありびっくり。草原の中で初めて♀の開翅も撮影できうれしかった(写真6〜10)。シータテハ(写真11)、クジャクチョウ、各種ヒョウモンチョウなどタテハ類や、キアゲハ(写真12)、カラスアゲハなども多くなかなかいいところ。


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   写真1.丸瀬布の林道奥でようやく出会ったオオイチモンジ♂

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  写真2.この林道ではかなりの数のオオイチモンジを見ることができた


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  写真3.獣糞?に集まるオオイチモンジ、4頭いる

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  写真4.コキマダラセセリ、ヤマキマダラヒカゲ?も集まっていた

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  写真5.林道を飛ぶオオイチモンジ

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  写真6.ウツボグサに止まる新鮮なカバイロシジミ♂

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  写真7.これ程多くのカバイロシジミがいるとは驚き

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  写真8.飛んでいるカバイロシジミの後翅の黒紋が白く抜けている

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  写真9.草原の中でクサフジの花に止まるカバイロシジミ♀

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  写真10.カバイロシジミ♀が開翅してくれた、初撮影

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  写真11.シータテハが開翅していた、他にコムラサキ、クジャクチョウも

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  写真12.きれいなキアゲハも  

2018年7月13日(金) 曇/雨  三笠市、小樽市、千歳市
(ジョウザンミドリシジミ、エゾミドリシジミ、オオモンシロチョウ、ハヤシミドリシジミ、ウラジロミドリシジミ、クジャクチョウ、アカマダラ、カラスシジミ)

 岩手、北海道10日間の撮影行も最終日。曇空の中を札幌に向かうもすぐに雨が降り出す。途中三笠市に寄ってみる。傘をさしてカバイロシジミノポイントに向かうと、雨の中をゼフが何頭か舞っておりビックリ。止まったところを見るとジョウザンミドリシジミとエゾミドリシジミ。5,6m離れてきっちりと縄張りを分けている。最初はLEDで開翅してもらったが、8時頃からは雨の中、自ら開翅してくれた。飛び立っても同じ場所に戻り、楽しく撮影させてくれた(写真1〜6)。雨が上がるとシロチョウが飛び始め、前回に続きオオモンシロチョウに出会うことができた(写真7)。
 小樽市のカシワ林に続く悪路には、進入禁止のゲートが。仕方なく、今にも泣きだしそうな空模様の中、傘持参で20分程歩く。カシワの枝をたたくと、ハヤシミドリシジミが非常に多く、わずかにウラジロミドリシジミも飛び出す。でも、11時近くと時間も遅く、あまり下には降りてくれない。たまに降りて来る、個体を拾って撮影(写真8〜13)。クサフジの花で吸蜜するクジャクチョウも(写真14)。12時前には暗くなって雨も降り出し、後ろ髪をひかれる思いで退却するしかなかった。他のゼフもいろいろいるはずだが、キタアカシジミを1頭目撃しただけだった。他は未発生か? もう少し回ってみたかったが、残念。最後まで雨に泣かされた。空港近くでレンタカーを返す前に寄った林で、初めての夏型アカマダラとカラスシジミなどを撮影し(写真15,16)、10日間にわたる長い撮影行を終えた。

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  写真1.雨の中、出迎えてくれたのは思いがけずジョウザンミドリシジミ

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  写真2.8時過ぎには雨にもかかわらず、止まるとすぐに開翅してくれた

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  写真3.ジョウザンミドリシジミとは思えない変わった色

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  写真4.5,6m離れたところではエゾミドリシジミがテリを張る

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  写真5.こちらはなかなか開かず、LEDで開いてもらった

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  写真6.こちらも8時過ぎには時折開翅してくれたが、短時間

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   写真7.雨が止むとシロチョウが飛びヒメジョオンに、オオモンシロチョウ♀だ

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  写真7’.オオモンシロチョウ♀が半開、向こう側もオオモンシロチョウ?

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  写真8.小樽市のカシワ林ではハヤシミドリシジミが非常に多かった

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  写真9.少し開いてくれたがここまで

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  写真10.仕方なくLEDで。今回の撮影行では非常に有効だった

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  写真11.これは自前で開いていたハヤシミドリシジミ、いい色が出ている

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  写真12.数は少なかったが、新鮮なウラジロミドリシジミも

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  写真13.数も少なくまともな開翅写真が撮れなかったのが残念

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  写真14.クサフジの花で吸蜜するクジャクチョウも見かけた

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  写真15.レンタカー屋近くの林で夏型のアカマダラを初撮影、ラッキー

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  写真16.ここではカラスシジミをよく見かける

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2018年7月9日(月) 雨 北海道日高町
(エゾシロチョウ)

 前日8日、盛岡近郊での撮影を終え、北海道に移動すべく仙台に向かった。花巻空港発では、千歳着が10時、仙台空港発なら9時着なので少しでも早く着きたい一心での移動だったが、これが裏目に出ようとは、、。8日夕方到着した仙台は深い霧に包まれていた。早朝仙台空港に着いた時も霧。そして目に入ったのは千歳行きの第一便欠航の文字。結局、千歳着は13時半。おまけに、日高町の林道に向かう途中で雨が降り出す。午前中なら雨は降っていなかったろうに。雨の林道で出迎えてくれたのは、葉裏で雨を凌ぐエゾシロチョウ(写真1)だけ。割り切れない気持ちで帯広のホテルに向かうしかなかった。

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  写真1.雨のチロロ林道で出迎えてくれたのはエゾシロチョウだけだった

2018年7月10日(火) 曇時々晴 帯広市郊外、層雲峡周辺
(コキマダラセセリ、ヒョウモンチョウ、コヒオドシ、ホソバヒョウモン、カラフトタカネキマダラセセリ他)

 5時過ぎ、帯広市のホテルを出て帯広市周辺のポイントを回った。雨は夜半に上がっており、8時頃、今回の撮影行7日目にして初めて太陽の顔を見ることができた。ようやく、コキマダラセセリ、ヒョウモンチョウ、フタスジチョウ(写真1〜3)をはじめとする各種の蝶が飛び始めた。各地で多かったのはキマダラヒカゲ。糠平湖近くの林道では、コヒオドシ、ギンボシヒョウモン、ホソバヒョウモンラ、エゾシロチョウ、ミヤマカラスアゲハなどを見ることができた(写真4〜8)。しかし、期待したジョウザンシジミは端境期なのか出会うことが出来なかったのが残念。三国峠付近ではウラジャノメ、シロオビヒメヒカゲ、カラフトタカネキマダラセセリを見ることができた(写真9〜11)。最後に寄ったリンゴシジミポイントは、この時期ではさすがに遅く気配もなかった。

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  写真1.7日目にして初めての太陽、コキマダラセセリが吸蜜を始める

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  写真2.ヒョウモンチョウも姿を現した

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  写真3.白帯の広いフタスジチョウも見かけたが、降りてはくれなかった

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  写真4.糠平湖近くの林道では先ずコヒオドシが出迎えてくれた

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  写真5.そしてこれはギンボシヒョウモンか

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  写真6.ホソバヒョウモンもかなりの数見ることができた

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  写真7.エゾシロチョウがアカツメクサで吸蜜していた

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  写真8.きれいなミヤマカラスアゲハ♀だが欠けているのが残念

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  写真9.十勝三股ではウラナミジャノメが多かった、開翅は初めてかも

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  写真10.久しぶりにカラフトタカネキマダラセセリの姿も、これは♀

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  写真11.強い風を避けるためか、シロオビヒメヒカゲは横倒しになっていた

2018年7月11日(水) 雨→晴 層雲峡周辺、旭川市近郊
(カラフトタカネキマダラセセリ、ヒメウスバシロトウ、エゾスジグロシロチョウ、コヒオドシ、ホソバヒョウモン、ギンボシヒョウモン、カバイロシジミ)

 朝起きると激しい雨。各地とも午後には晴れるとのことだったので迷った末、この日も三国峠へ。10時頃着いた時には雨だったが、予報通り11時頃には太陽が顔を出す。しかし雨は降り止まず、この状態が1時間近く続く。ようやく雨が上がると、カラフトタカネキマダラセセリ、ヒメウスバシロチョウ、エゾスジグロシロチョウ、コヒオドシ、ホソバヒョウモン、ギンボシヒョウモンなどが一斉に現れる(写真1〜8)。特にホソバヒョウモンは多かったが、カラフトヒョウモンを見ることができ案かったのが残念。また、ほとんどの林道が崖崩れなどのため車で入ることができず、オオイチモンジの姿は全く見ることができなかった。出会った採集者によると未発生とのことだった。続いて、旭川近郊のカバイロシジミポイントを覗いてみた。数は非常に多く、これほど多い場所があるのかと驚いたが、15時を回っていたためかほとんど止まらず、吸蜜写真も撮れなかったのが残念(写真9,10)。

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  写真1.雨が上がるとカラフトタカネキマダラセセリなどが姿を現す

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  写真2.昨日は♀だったが、これは♂。両方に会うことができてうれしい


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  写真3.ヒメウスバシロチョウも姿を現してくれた

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  写真4.そして吸蜜も

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  写真5.同じ花でエゾスジグロシロチョウも吸蜜


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  写真6.コヒオドシもいい角度吸蜜してくれた

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  写真7.この日多かったのはホソバヒョウモン、三国峠付近で多数見かけた

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  写真8.少ないながらギンボシヒョウモンの姿も

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  写真9.カバイロシジミポイントでは多くの個体を見ることができた

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  写真10.ようやく止まってくれたカバイロシジミ♂

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2018年7月6日(金)雨のち曇 盛岡市郊外→紫波町→遠野市
(クロミドリシジミ、ハヤシミドリシジミ、メスアカミドリシジミ、オオヒカゲ、ヒメシロチョウ)

 岩手3日目も天気は思わしくない。目覚めた時には降っていなかった雨が、ゼフポイントの盛岡市近郊に到着した時には降り出し、傘を差しながらの撮影になる。先ず、目に飛び込んできたのは、クロミドリシジミ♀。5,6頭は見たか。自力では開いてくれそうにないので、LEDで開翅してもらう(写真1,2)。クロミドリの多さにビックリ。でも♀ばかりだったのが残念。ハヤシミドリシジミ♀も1頭現れ、これもLEDで開翅した(写真3,4)。思いがけず、擦れてはいたがメスアカミドリシジミ♂も姿を現してくれたが、やや遠く開翅は無理だった(写真5)。雨降り止まず、期待したアイノミドリには会うことができないまま、8時半別のゼフポイントに転進。ここで雨は上がったものの何頭かの飛翔を目撃しただけ。次いで、紫波町のオオヒカゲポイントに案内していただく。数が多いとのことだが、時期が早かったのか、この日見たのは新鮮な2頭だけ。それでも十分だった(写真6〜8)。既に13時近かったが、雲行き怪しく昼食を後回しにして、遠野市のヒメシロチョウポイントに案内していただく。数は驚くほど多く、各種の花での吸蜜、交尾、産卵、飛翔などの写真を存分に撮ることができた(写真9〜15)。岩手にはこのようなヒメシロの多産地が多数あるとのことだった。

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  写真1.雨の中、最初に目に入ったのはクロミドリシジミ

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  写真2.LEDで開翅してもらう、♀ばかりかだがなりの数見ることができた

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  写真3.カシワの木も多く、ハヤシミドリシジミにも出会えた

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  写真4.これもLEDで開翅してもらう、♀だ

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  写真5.メスアカミドリシジミ♂も、この時期擦れているのは仕方ない

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  写真6.続いて案内してもらった場所では、発生間もないオオヒカゲが

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  写真7.少し飛んで明るい葉上で、半開翅も

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  写真8.ブッシュの中を飛ぶオオヒカゲ

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  写真9.この日最後はヒメシロチョウポイントへ案内していただく

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  写真10.これ程ヒメシロチョウが多いところは初めて

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  写真11.各種の花で多くのヒメシロチョウが吸蜜していた

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  写真12.2頭のヒメシロチョウがお見合い

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  写真13.そしてめでたく交尾。そううまくはいかない、上とは別個体

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  写真14.ツルフジバカマに産卵するヒメシロチョウ

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  写真15.クガイソウの花の周りを飛ぶヒメシロチョウ♂

2018年7月8日(日) 雨→曇 盛岡市近郊
(クロミドリシジミ、エゾミドリシジミ、ウラジロミドリシジミ、ウラミスジシジミ、ミヤマカラスシジ)

 昨日7日は予報通り終日雨。仕方なく完全休養日。8日も小雨の中、盛岡市近郊のゼフポイントを再訪。この日も最初に姿を現したのはクロミドリシジミ(写真1、2)。クヌギの大木をたたくと、落ちてきたのはエゾミドリシジミ♀(写真3、4)。そしてウラジロミドリシジミ♂、♀も数頭見かけた。発生は遅いそうで、この日が出始めか(写真5、6)。また、この日多かったのは、ウラミスジシジミ。通常の型とシグナータ型が混在しているのが面白い(写真7〜9)。ミヤマカラスシジミにも出会えた(写真10)。これほど早く発生するのは珍しいとのこと。そして、12時前ようやくアイノミドリシジミが数頭飛ぶのを見るも止まらず。間近での開翅写真は来年以降の宿題となった。13時前、ゼフの宝庫を後にした。
 それにしても岩手での5日間は毎日雨に見舞われ、太陽の顔は一度も見ずじまいに終わるというひどい気象条件だった。マ、日本全国すべて雨続き、特に西日本は豪雨、という異常気象だったので仕方ないか。その中で、まずまずの写真が撮れたのはひとえに蝶友さんに素晴らしいポイントをど案内頂いたおかげと感謝しております。ありがとうございました。

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  写真1.これはクロミドリシジミの♂のよう、撮影時は気が付かなかった

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  写真2.開翅していたクロミドリシジミは残念ながらすべて♀だった

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  写真3.クヌギの大木をたたくと落ちてきたのはエゾミドリシジミ♀

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  写真4.裏をゆっくり写す間もなくすぐに開翅、エゾ♀の開翅は初撮影

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  写真5.ウラジロミドリシジミ♂も飛び出した、LEDで開翅するも飛び去る

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  写真6.ウラジロミドリシジミ♀も発生していた、まだ新鮮

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  写真7.この日多かったのはウラミスジシジミ、これは通常型

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  写真8.こちらはシグナータ型のウラミスジシジミ

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  写真9.LEDで開いてくれたが、向きが悪かった

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  写真10.ミヤマカラスシジミにも出会えた




 

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2018年7月4日(水) 雨 岩泉町
(ツマジロウラジャノメ、シータテハ、キバネセセリなど)

 岩手県の蝶友から、県内各地のポイントを案内していただけるとの話があり、北海道での所用もあって、3月にはすべての予約を完了させて、岩手・北海道10日間の旅に出た。8時半、花巻空港に到着し蝶友の車に乗せていただいて、先ず、目的の一つであるツマジロウラジャノメのポイントである岩泉町釜津田に案内していただく。途中から雨が降り出したが、車窓からは各種の蝶の姿見ることができ、蝶影の濃さを感じる。ポイントの一つである崖で、蝶友が、いる!!と叫んで車を止める。指さす先を見ると、それらしい小さな蝶が。少し降りて来たがかなり高い。雨の中、とりあえず証拠写真を撮影できた(写真1,2)。時期的に遅いので無理かと思っていたが、出会うことができてうれしい。他にも、シータテハ、キバネセセリ(写真3,4)、クジャクチョウなどが雨の中にもかかわらず、崖で吸水していて驚いた。
 東の方が明るいので、次いで田野畑村のチョウセンアカシジミの様子を見に行ったが雨降り止まず。蝶の姿もない。まだ発生していないのかと思ったが、雨が止んだとたんに、かなりの数のチョウアカの飛ぶ姿を見ることができた。止まらなかったが、発生していることを確認し、この日は終了。盛岡駅前のホテルに送っていただいた。岩手滞在中の5日間、送り迎えしていただくことになり感謝。

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 写真1.崖に止まるツマジロウラジャノメ♂を運転中の蝶友さんが発見、さすが

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  写真2.時期的に遅く難関と思っていたが撮影でき一安心。次は早い時期に

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 写真3.雨の中、吸水するシータテハ、クジャクチョウ、ヒオドシチョウもいた

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  写真4.キバネセセリも集団で。種類、数の豊富さに驚き

2018年7月5日(木) 雨→曇も強風 岩泉町
(エゾミドリシジミ、ウスイロオナガシジミ、チョウセンアカシジミ、アイノミドリシジミ、キマダラルリツバメ、キマダラモドキ他)

 目覚めた時は晴れ間も見えたが、ゼフポイントに着いた6時には大雨に。諦めてツマジロポイントに寄っていただくがここも激しいい雨で、昨日多かった蝶も全くいない。いくらか明るい東を目指し、岩泉の市街地に着く頃には雨も止む。田野畑村に向かう峠でエゾミドリシジミ、ウスイロオナガシジミを見る(写真1,2)。季節外れの台風余波の強風で写真は撮りずらい。チョウアカポイントには9時頃到着。林道をたたきながら歩くが何も飛ばない。新潟県では早朝から見かけたのに、昨日のチョウアカはどこに行ってしまったのかと思っていたが、10時頃、昨日見た同じ場所で1頭発見。その後次々に姿を現す。皆まだ新鮮だ。新潟では開翅シーンは撮影できなかったが、LEDを当てると、かなり開翅してくれる個体もありうれしかった(写真3〜9)。新潟では人家近くのデワノトネリコの高木周辺で発生していたが、ここでは林道沿いの小さなデワノトネリコで発生しており、環境の違いに驚かされた。他にはウラナミアカシジミ、そしてアイノミドリシジミも何頭か見かけた(写真10〜12)。ミドリ系ゼフはこれから各種発生するのかもしれない。いいポイントに案内していただき感謝。
 昼食後、同じ岩泉町のキマダラルリツバメのポイントに案内していただく。曇っているので活動開始時間も早いとの予想通り、14時に到着した時にはすでに飛び回っていた(写真13,14)。何の変哲もない荒れ地に見えるが、桐と桑がありこれが発生木か。数は非常に多かったが、時期が遅くややスレだったのは仕方がない。他には、これまであまりいい写真がなかったキマダラモドキを見つけていただき、開翅シーンも撮影できたのはラッキーだった(写真15,16)。帰り際、新鮮なオオミスジを見たが下からの撮影しかできなかったのが残念(写真17)。15時過ぎ撤収。実りの多い1日となった2日目だった。

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  写真1.岩手で初めてのゼフはエゾミドリシジミ。強風で撮影しにくい

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  写真2.2種類目はウスイロオナガシジミ、薄暗い繁みの葉上に止まっていた

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  写真3.10時過ぎようやく姿を現したチョウセンアカシジミ

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  写真4.その後は次々に姿を現してくれた。いずれも新鮮だ

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 写真5.新潟県と違って、渓流沿いの林道でいかにもゼフの棲みかといった場所

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  写真6.LEDを当てると少しずつ翅を開き、きれいなオレンジが見えた

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  写真7.別個体はかなり開いてくれた

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  写真8.そしてほぼ全開まで、蝶友さんもここまで開いたのは珍しいと

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  写真9.この個体は自発的に開いていた

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  写真10.ウラナミアカシジミ、少し開いたがここまで

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  写真11.帰り際、アイノミドリシジミが開翅しているのを発見

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  写真12.これから各種のミドリ系ゼフが見られるのかもしれない

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  写真13.曇りの為か14時でも数多くのキマダラルリツバメが活動していた

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  写真14.かなり淡いブルーの個体、新鮮でもたまにいるらしい

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  写真15.蝶友が見つけてくれたキマダラモドキ♀

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  写真16.開翅してくれた。キマダラモドキの開翅シーンは初めて、うれしい

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  写真17.帰り際に見つけたオオミスジ、このアングルでしか写せなかった







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