【原題】빈 집
【公開年】2004
【監督】キム・ギドク
【出演】イ・スンヨン、ジェヒ
【お気に入り度】★★★☆☆
【ストーリー】
人様の玄関にビラを張り、ビラが落ちていないければその家の人は留守。
テソク(ジェ)はそんな空き家に入って、シャワーを浴び、食事を作って食べ、洗濯や花の水やりをして、その家の住人が帰ってくるまで、まるでその家の住人のように振舞う。
そうやってすみかを転々としている中で、あるお屋敷のビラが取れていなかった。
すっかりくつろいでいるテソクはまさかその家の住人ソナ(イ・スンヨン)が物陰からテソクの行動を覗き見しているとは思ってもいなかった。
ソナは夫の暴力により監禁されていた。顔もあざだらけ、心もぼろぼろだった。慌てたテソクは急いで家を立ち去るが、ソナの連れ出して欲しいといわんばかりの視線に引き返すしかなかった。
ソナの夫が帰ってきてソナに暴力を振るう。そこに戻ってきたテソクはゴルフのアイアンとボールで夫からソナを救い出す。
その後の2人は今までのテソクの方法で空き家を探し、生活する。ある古いアパートに行ったときに
老人が一人寂しく亡くなっていた。2人が手厚く葬り、家の掃除をし、亡くなった老人の息子に連絡をし、食事をしていると息子夫妻が心配で尋ねてくる。
父の家にいる怪しい二人を警察に連行させる。罪は老人の殺人、ソナの誘拐、不法侵入。
テソクに痛めつけられたソナの夫も金で警察を買収し、ソナを自宅に連れて帰り、テソクを自分がされたのと同じ方法で痛めつける。
テソクはどうにかしてソンファの元に駆けつけようとし、ソンファもやはりテソクを探して二人が過ごした空き家を探す。
【蚊取犬 談】
ギドクワールド炸裂!!!!
主人公テソクは一言のセリフもない。ソナも3言くらいしかない。

言葉ではなく、表情や視線で主役の2人の感情を表現してるなんて、ギドク監督の特性だ。
最初は「社会への意見」かと思ってみていた。若者が自分の家も持てない、その代わり外国産のバイクを所有し、ゴルフに憧れる。老人は古びたアパートに済み、息子達は離れて一人寂しく死んでいく。
でも、途中から「あれ?愛の形の話?」と思った。
愛ではなく執拗な執着を持つ夫の愛。
傍で愛してると言ってくれる夫がいながらも、幻のような愛に手を伸ばすソナ。
一途な愛を信じるテソク。
あの3人の奇妙なハグとキスのシーンが↑をみごとに表してる
ソナが一人訪れてソファに寝てしまう空き家のご夫婦。見ず知らずの女性をだまって寝かせたままにする柔らかな優しさも愛。
ボクサーの空き家の人の浮気な心も愛だし、その男の人を責めるパートナーも嫉妬する愛。
どんな形でも愛は愛。それをどう取るかは観た人の取り方に委ねてる。そんな気がする。
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この映画、先日WOWOWでやっていたので録画したんですが、なかなか観る時間が無くて・・・
かなり重そうだと思ってたから、なおさらかな?
でも、レビューを読んだら、観てみようって気持ちになりました^^
2007/7/18(水) 午前 8:44
ピョルトンさん、やっぱりギドク監督なのでかなーーり不思議ですw。韓国のチングに聞いたら「好き嫌いがはっきりする監督さん」らしいのでw
私は好きな方ですね^^
2007/7/18(水) 午後 6:40
この映画は結構好き♪このジェヒ君が一番好きかも^^
だって、笑うとやっくん(薬丸君のほうよ・笑)になっちゃうから・・笑わない彼の方がイケてる!と私は思ってるの・笑
しかし、知らない人が死んでたら、手厚く葬れないわ〜私(汗)
2007/7/26(木) 午後 6:25
みずたまさん、セリフが一言もない主役って珍しい。
これが初ジェヒssiなので笑顔を見たことがないです。桜塚やっくんだったらどうしようかと思っちゃいました(爆)
まずあーやって人様の家にあがりこめないし、そこに死体があったら葬るどころか腰抜けて動けないと思うわ><
2007/7/26(木) 午後 7:44
これもやっと観たよ。
侵入した家のおじいさんを手厚く葬っていたけど、あれはどういう心理なんだろうね。
考えれば考えるほど不思議ワールド。それがギドクマジックなんだろうけど。。。
2008/3/9(日) 午前 11:54
すわなぁ、空家に入って洗たくしたり、花に水をやったりしていたのをみると
老人を葬ったのも「当然すべきこと」といった感じだったよね。
その後、平然とご飯食べてるのに驚いたけど。やっぱり不思議。
2008/3/9(日) 午後 11:47