【原題】워낭소리
【公開年】2009
【監督】イ・チュンリョル
【出演】チェ・ウォンギュン,イ・サムスン,牛
【お気に入り度】★★★★★
【ストーリー】
チェおじいさんの家の40歳の牛。通常、牛の寿命は15年と言われるがこの牛は長い間、おじいさんの仕事のパートナーであり、友人であり、足となっている。どんなに便利なものがあろうと、おばあさんに小言を言われようとも、おじいさんは牛のためにならない事は絶対にしない。
【蚊取犬 談】
心にしみるいい映画(拍手)!! この映画を見られて幸せだと思った。
最初から最後まで泣きっぱなし
まず動物映画をチョイスするのは覚悟のいることだった。
DVDだったら間違いなく、途中で見れなくなっていたと思う。
でも、今回は劇場だったため途中で席を立つわけにもいかず
ただただ「早く終わってほしい(泣)」と祈っていた。
(結末がわかるだけに苦しかったのだ・・・)
耳の遠い、寡黙なおじいさんと、少し口うるさいけど、
でも本当はおじいさんが大好きで、心の優しいおばあさん、
そして、おじいさんと一緒にいるのが大好きな牛。
彼らの日常を見ているだけなのに、涙がとめどなくあふれてきた。
おじいさんにとってこの牛は何にも代えられないかけがえのない存在。
牛は年老いてまっすぐに歩けなくても、それでもおじいさんと一緒に畑仕事にいく
おじいさん自身だって、足は悪いし、頭も痛いのに牛の世話をする。
おばあさんが言うように、トラクター、農薬、飼料など
便利で楽なものが世の中にはあるというのに
おじいさんは牛の体に良くないと聞く耳ももたない。
秋夕のとき、おばあさんや子供たちがおじいさんに牛を売ってしまえと言ったとき、
とても悲しかった。
みんなはおじいさんの体を心配してそう言ってはいるけれど、
おじいさんには牛が心の支えになっていると誰か一人でもいいから言ってあげてほしかった。
市場でのおじいさんの態度に「絶対売るもんか」という気迫が見えた。
おじいさんの言い値は500万ウォン。40歳の老いた牛につける値段ではないのは百も承知だ。
その値段では誰も買うまい、買わせるもんか!と。
最期、おじいさんが優しく牛の顔の綱を切るところ。
寡黙なおじいさんだから、牛に声をかけることはなかったけれどきっと心の中で
「もう、重い荷をひっぱらなくてもいいよ。長い間ありがとう」と
感謝の気持ちでいっぱいだったと思う。
おばあさんの「国一番のしあわせな牛だ」のセリフにも納得。
牛もおじいさんと会えて、一緒にいられて幸せだったと思う。
あの牛の鈴音はおじいさんの人生の一瞬一瞬だったに違いない。
映画を観終わった後、予定を全部とりやめて家までダッシュ。
愛犬に一刻でも早く会いたかった
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この記事を読むだけで涙がでそうです(TT)
こういう映画は多分もう号泣に号泣だと思うので見るまでに気合がいりそうです^^
2010/1/1(金) 午後 2:59
これ、コリアンシネマウィークで観たのですが、田舎出身の私としては、自分の親や祖父母とダブってTT
韓国映画なのにハングルで字幕が入っている位だから(それだけ訛っているんでしょうね)、多分本当にすごい田舎の話なのでしょうが、それぞれの心にある置いてきてしまったものを思い出させる、そんな映画だったなあ。
2010/1/1(金) 午後 3:17
ゆかさん、
思い出しただけでウルウルしてきちゃいます。
言葉で話せなくても互いに理解しあえる存在が
とても尊く美しく思えました。
2010/1/2(土) 午前 9:47
zoeさん、
心が静かに揺さぶられるいい作品ですよね。
監督もお父さんに捧げる映画としてこの作品を作ったので、その思いがスクリーンからにじみ出てました。
私はおじいさんの牛への思いが、愛犬に対する思いとダブってTT
2010/1/2(土) 午前 9:51
結末が分かっていながら、動物映画最後までよく頑張ったね!
長年共に生き働いてきた牛と爺ちゃん、たしかに心が繋がっているようだったね。
爺ちゃんが眠ってしまってもちゃんと家まで引っ張って行ってくれた牛、えらいよね〜〜。それを誇らしげに嬉しそうに話す爺ちゃんの笑顔もほほえましかったわ。
2010/1/2(土) 午後 11:30
すわなぁ、
ドキュメントで300万人動員なんだから、頑張ってみなくちゃ!と
意を決して(笑)!
↑のおじいさんの自慢げな顔が本当に牛を大切に思ってるんだなぁ〜ってほほえましかった^^
2010/1/3(日) 午後 1:15
僕は人間では泣かないんですが、動物だと最初から泣いてしまう性質なので
見たいような見たくないような、そんな気分なんですが…
でもやっぱり見たい!
映画関係者を驚かせたと同時に、独立系の製作者に希望を与えたという意味で、
やっぱり昨年の公開作品の中でベストだったのかな、と思います。
2010/1/9(土) 午前 10:52 [ 甘栗ぼうず ]
甘栗ぼうずさん、
以前、「角砂糖」をDVDで見ていて、途中で断念。
時代劇物みても馬がかわいそうで見れず、犬物になると更に避けて通るくらい動物物は弱い私。
でもこれはどうしても見ておきたい=見て正解でした。
2010/1/9(土) 午後 9:31