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ジャン=ドミニク・ボビー、ELLE誌の名編集長、1996年42歳のときに脳梗塞に倒れ、 意識はそのままなのに脳幹が壊れロックト・インシンドローム(閉じ込め症候群)になる。 左目の瞬きだけが彼を意志を伝える手段となる。 美しい言語療法士が苦心の末編みだしたコミュニケーションの手段を使って綴る。 彼女が「E、S、A、R、I、N……」とフランス語単語の使用頻度順に並べたボードの アルファベットを読み上げる。ジャン=ドーは欲しい文字の時、ウィンクして1文字ずつ選んでいく。 20万回のまばたきの果てに、自伝「潜水服は蝶の夢を見る」を完成させる。 かなり話題の映画で、楽しみにして行った。 確かに誰にでも起こりうる病気だし、意識がしっかりしているのに 体が動かないもどかしさ、お父さんの電話なんかはつらいだろうなって思ったけど。 でも、残念ながら私はあまり感動できなかった。 どうもフランス映画のどれも似た感じが全面にでて、「あーまたこんな感じか」って思ってしまった。 おまけに、女性が全部同じに見えて、誰が子供の母親で、恋人、言語療法士、理学療法士・・・。 マリア像の彼女は一体誰のかわからなかった。 アルファベットを1つずつ読んで該当する文字の所でまばたきする=その間、まばたきできない。 それは患者にとって苦しくないだろうか。 ましてや相手は有名な編集長。頭の回転もいいだろうし、かなりもどかしかったはずだ。 ITで効率化を図る仕事をしているせいか、もっと早く伝える方法があるはずだと思ってしまって。 アルファベットを表にして、1段目、NO→ 2段目、YES。そしたら2段目を読むとか。 ただ、主役を演じたマチュー・アマルリックさんがジャン=ドミニク・ボビーさんかと思うくらい すごい熱演だった。目は本当にやったのかしら。 私はやっぱり原作を読んだ方がいいらしい。
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