Aeolian Consort

ホームページの新譜更新に連動したブログです

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 久々のフレチャです。以前に作成していたとき、バルセローナのカタルーニャ図書館所蔵の写本類を下敷きにしましたが、一番重要なプラハの出版譜はバスパートしかなくて残念に思っていました。ところが去年、同じバルセローナの Biblioteca de l'Orfeó Català というところから残りの3パートが公開されました。おかげで"La Bomba"の疑問箇所が解決したり、全曲の校訂ができたりと大助かりでしたし、写本類には含まれていない曲も作れるようになりました。
 それがこの"La Viuda"なわけです。というか、この題名の綴りが問題で、各パートの目次、Discant,Tenorの歌詞はこの"La Biuda"になっているのに、唯一Altoの歌詞のみが"La Viuda"になっています(それでこのことに気づいたのでした)。ちなみにBassにはこの部分の歌詞はありません。さてどっちにするか? 辞書的には"Viuda"が正解で「やもめ」の意味です。でも多数決もあり、とか。結局"Viuda"にしたのはやっぱり意味が分かるほうがいいかなと考えたからです。現代スペイン語では"B"と"V"の発音上の区別がありませんが、どうも16世紀段階で既にその傾向があったみたいですね。

http://www.geocities.jp/lyrischesuite/gakufu_main.htm#Flecha

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