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3月の東日本大震災で、日本は未だ悲しみに包まれています。
私も城西大学数学科に勤務していた頃お世話になった、
陸前高田出身の菅野恒雄先生(東京工業大学名誉教授)
もお亡くなりになりました(本日の読売新聞にも名前が記載)。
昔の郵便を見ていたところ、菅野先生が私に対するある推薦書を書いていただき、
その説明文が出てきました。そこには次のようなコメントがありました。
小生は数学教室の同僚としてみた芳沢さんを
1.数学科内の授業
2.数学科外の授業
3.数学科の講義以外の雑用
4.人柄
の四項目に分け、実例、経験を具体的にあげ、最大級に褒めました。
しかし、本当のことなので、書くのに苦労がありませんでした。
お役に立つことを強く願っています。
菅野恒雄
私が今日頑張って数学教育活動を続けているのも、
菅野先生のあたたかい励ましがあったからです(他にも多数の思い出あり)。
日頃から高校数学と大学数学のギャップを指摘されておられた菅野先生のお考えも取り入れて、
私は3月末に講談社サイエンティフィックから「教科書以前の大学数学常識」という書を出しました。
1章 集合と写像、 2章 論理、 3章 演算の世界、 4章 極限の世界
からなるもので、先生に一冊送る予定でした。
先生からは私が謹呈させていただいたすべての著書に、
墨と筆を使って丁寧な感想を送っていただいていました。
菅野先生のご冥福をお祈りするとともに、先生の励ましを無にしないよう、前を見てしっかり生きていくことを心に誓います。
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思い出
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