|
今年の甲子園大会は100回記念ということもありますが、母校の慶應高校が出場して、1回戦に勝ったこともあって、久しぶりに注目しています。さらに監督さんが、母校の慶應幼稚舎(小学校)の先生ということもあって、余計に応援したい気持ちです。私が幼稚舎を卒業したのが今から53年前、慶應高校を卒業したのが今から47年前、よく今まで元気に生きてきた、と振り返る気持ちになった甲子園大会です。
明後日は、強豪の高知商業高校との対戦で、厳しい戦いになると思いますが、全力を出し切って頑張ってもらいたいものです。
|
全体表示
[ リスト | 詳細 ]
|
昨日の日本対ポーランドの試合を見ていて、終盤は後味の悪いものだと多くの人が思ったことでしょう。残り数分になったとき、ふと私は、柔道の技をかけないときに出される”教育的指導”を思い出しました。ただ、セネガルの監督さんも述べておられるように、「これがルール」だったのであって、日本の監督を責めるのは問題だと考えます。責められるべきはフェアプレーポイントでしょう。恐らくFIFAは、次回の大会では、このルールを廃止すると思います。
実は前日の水曜日の3年生ゼミナールのときに、このルールについてまでも先に学生と話し合いました。まさか、それが実際に適用されるとは、不思議でなりません。
|
|
今から40年前に学習院大学数学科の助手になって、最初に線形代数演習の授業で教えた連中とは、教室での思い出はないものの、池袋ほかで散々コンパなどをして飲み歩いたこともあって、特別な思い出の残る人達です。実は、今年度の神奈川県公立高等学校長会の会長と東京都公立高等学校長会の会長は、二人ともそこでの中心的な方々です。どちらも、数学のセンスは素晴らしいものがありましたが、それ以上に人間的な魅力が抜群にあったことを懐かしく想います。嬉しいような可笑しいような不思議な気持ちになっています。
|
|
本日、米朝首脳会談が無事開催され、合意文書に署名されました。今から数年前にこのことを誰が予想できたでしょうか。政治ばかりでなく社会問題も、なかなか予測できないものです。
数年前には、私立大学が一気に定員割れを起こす年と言われた2018年問題が、悲観的にいろいろ取り上げられていました。私が2015年の春から本年の春にかけて大学学長特別補佐として、主に広報のいろいろな活動を精力的に行ってきた背景にもこの問題があったと思い出します。
ところが、いざ2018年になって蓋を開けてみると、危惧された傾向とは真逆の事態が起こっています。受験生は激増し、入学難易度もアップしてきました。これは、文部科学省が大学入学定員厳守の方針(1.2倍→1.1倍→1.0倍)を打ち出したり、首都圏の大学に関し新設や増設に歯止めを掛けたことが本質だと考えますが、大学入学難易度の上昇が都心の大学から周辺の大学へ一気に波及してきたのです。しかも、それは劇的な動きを感じます。新1年生の勉学に対する姿勢が2年生以上とは違います。先日も本務校で、「自分は微分積分と線形代数は独学で学びましたので、是非、先生のガロア理論の新刊を読みたいです」という1年生に会いました。私が5月に講師で訪ねた同志社大学理工学部数理システム学科では、1年生が自主ゼミを積極的に展開したりして勉学に励んでいました。もちろん、大都市近辺の大学の多くの教員から、文系・理系を問わず「今年の1年生はかなり違う」という良い話をしばしば聞きます(こんなことは大学教員人生40年で初めてです)。
6月10日の本務校オープンキャンパスでも、台風が接近の雨天にも関わらず参加者が急増し(3千人近く)、もし晴天ならば昨年の2倍は確実に超えていたと想像します。拙著「リベラルアーツの学び」(岩波ジュニア新書)を参考にして行った私の模擬授業にも多くの高校生が集まっていただき、嬉しい限りです。要するに、このような勢いに乗って受験生の増加する傾向が2018年度から確実に起こっていると認識できます。
一体全体、数年前までの2018年問題はどこに行ったのか不思議に思います。米朝首脳会談の様子を見ていて、上記のことをふと思いました。ちなみに、4月下旬に出版した拙著「今度こそわかるガロア理論」が先日3刷になり、これもかなり不思議な現象だと思います。
|


