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私は数学の啓蒙活動で様々な話題を扱っています。もちろん、そのうちの一つにじゃんけんもあります。
ところが、毎月のようにテレビ局から、”じゃんけん博士”としての出演依頼がきます。
遠く、韓国や台湾からも電話が大学にかかってきて、困っています。
子ども達に対する私の出前授業を紹介するような、いろいろな数学の題材を含むテレビ番組ならば、
喜んで無料で出演するのですが、”じゃんけん博士”としての出演は基本的にお断りしています。
過去にNHK教育テレビ「すいえんさー」にAKB48と一緒に出演し、その後は昨年、
AKB48じゃんけん大会で、公式ガイドブック上に残した私の予想期待値が的中したので、
テレビ朝日の朝の情報番組に出演したことがあります。それ以外はお断りさせてもらっています。
実は先日、9月に放映予定の日本テレビ「なるほどハイスクール」に、
やはり”じゃんけん博士”としての出演依頼がきました。私は出演料を無しにして、ただし、
他のあみだくじ等の数学的な話題を交えることができるならば、
主にじゃんけんの話題で出演してもよい、という返事をしましたが、無理な話でした。
今や日本を代表するアイドルグループAKB48の中でも、
とくに人気ある方々と一緒に番組に出ることは楽しみでしたが、一方で数学(教育)の芳沢から、
”じゃんけん博士”の芳沢にイメージチェンジすることを心配したのです。
後日、AKB48の大ファンの男子学生にその話をしたところ、
「先生はだから、いま一つのところでダメなんだよ。俺だったら夢心地で出演したのに!」
と言われてしまいました。それを聞いていた別の男子学生は、
「先日、NHKテレビ番組で数学書ブームをやっていたけど、
先生の画期的な『新体系・高校数学の教科書』も映っていたけど、メインは他の人の本だったし」
と言われてしまいました。
7月9付けのNEWSポストセブンにじゃんけんのことで話しましたが、
それは、ネット上の情報でじゃんけんを話すことが初めてだったからお引き受けした次第です。
そのとき、「もうこれ以上は、じゃんけんだけでは取材を全部お断りします」
と言った自分を思い出します。テレビがつくるイメージを気にし過ぎたかも知れません。
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