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足羽山を車で縦走すると降り口にある古刹が運正寺。
初代福井藩藩主で越前松平家宗家初代の結城秀康の菩提寺です。
徳川家康の次男でしたが、将軍になれなかった不運な方です。
今はひっそり佇むこじんまりした寺院ですが往時はかなり広大な寺領だったようです。
そのすぐ近くにも桜の時期にしか誰も気づかないお寺があります。
安養寺です。
通りがかった人達は皆さん、足を止めて見とれていましたが、このようにほとんど人はいません。
これが京都の丸山公園では、しだれ桜を撮るのが難しい位に人、人、人なんですが、、、 足羽山にある足羽神社のしだれ桜よりピンクが濃いのが特徴です。
松本市にも安養寺という同じ名前の寺があり、そこがまたしだれ桜が天然記念物になっているとか。
違う角度から見てみると、手前の桜はソメイヨシノですね。
白のソメイヨシノとピンクのしだれ桜が寄り添うように咲いています。
朝倉孝景が一乗谷に建てたものを、その後、柴田勝家がこの地に移したということで、
遺跡にはこの寺跡もあるみたいです。 足羽山の桜散策のときにはぜひ立ち寄りたい穴場スポットです。 |
福井のいちおし
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ドーム型に垂れていて、凄い迫力です。
樹齢360年という事です。
晴天に恵まれた本日はこんなオメデタイ光景も。
この桜のように幾久しく、お幸せにね。
見上げるとまるで桜の吹雪が空から降ってくるような迫力があります。
夜にはライトアップされます。
足羽山全体も満開に近く、昨年より確実に一週間早いです。
足羽山は所々の階段と広場がうまく配置されていて、憩いの場としては最高です。
アンジュレーションに富んでいるので、散策していても退屈しません。
毎年4月末に各流派競演の野点が行われ、その時も着物姿の女性で賑わいます。 夕方からはボンボリに灯がともります。
明日は賑わうことでしょう。
帰り道にはカタクリやショウジョババカマの群生もみられ、いや〜〜、堪能しました。
足羽川の堤防の桜も今まさに満開で見事でした。
例年、山は少し遅れて満開になるのに、今年は一気に咲いて豪勢でした。
どちらも、桜の全国100選に選ばれています。 |
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まるで一周遅れのレポートなので気後れしているのですが、翌日ちょと寄り道した所が面白かったのでお付き合いを。
実は昨夜書き綴った後、うっかり全部消えるへまをやってしまいました。(涙) なのでちょっとはしょります。 民宿でたらふく、フグ・クエを食べた翌日は常神半島の先、道がなくなるまで行ってみました。
途中の入り組んだ若狭湾の風景を楽しみながら。
左の島は御神島(おんがみじまは)です。
島根県の竹島(0.23km2)とほぼ同じとか。 歴史は古く、舒明2年(629年)、天皇の勅により常神大明神を奉った神社が建立されているという事です。
途中、猿が道端で毛ずくろいしていたり、堂々と道を歩いている風景に出会いました。
かつては陸の孤島だった半島ですから猿にとっては楽園だったのでしょう。
さて先端に到着です。
小さな漁村ですが、ほとんどの家が民宿も営んでいるみたいです。
こちらでの名物は、、、新鮮な魚やワカメもさることながら、なんと国定天然記念物の大ソテツなのです。
路地奥の民宿に挟まれた裏庭のようなところに立っています。
推定樹齢は1300年とか。
日本海側のソテツの北限と言われています。
小さいソテツなら私の実家のエリアにも沢山あるのですが。
これだけ大きいのは見事としか言えません。
次に訪れたのは若狭鯖街道熊川宿です。
かつては小浜と京都を結ぶ若狭街道(鯖街道)最初の宿場町して栄えていました。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
私はこれまでに何度か来ているのですが、以前は廃屋も多く、妻籠や馬籠などと違い観光で訪れる人もまばらでした。
最近ようやく整ってきましたがこれからという処です。 なかなか味わいのある宿場の風景が残っているので、天気の良い日ならぶらぶら散歩したいところです。
私達はそろそろお昼時になったので、右側にある「葛と鯖寿しの店 まる志ん」に入りました。
若狭地区は良質の葛が採れるので葛まんじゅうもまた有名なのです。
店内には芸能人の色紙が沢山飾ってありました。
以前はなかったのですが、知る人ぞ知るお店のようです。
美味しそうなメニューばかりで悩みましたが昨夜から食べ過ぎていたので今回は大人しく、葛そば小に。
葛のとろみも優しく、上品なお味でした。
こちらの鯖寿しは国産鯖(地元若狭湾・とれないときは地方のものになるが)にこだわっています。
皆で分けて頂きましたが、肉厚の鯖は確かに美味でした。
余談ですが、若狭町は日本海側一の梅の産地でもあります。
これからの時期は三方五湖畔に咲く梅も見事です。
一度梅の時期に訪れた事がありますが、約7万本の梅の木に可憐な花が咲いて桜とはまた違った趣がありました。
同じ福井県ながら私達の住む嶺北からはちょっと遠いのですが、若狭も本当に色々と楽しみなエリアです。
今回は涙をのみましたから、機会があったらまた葛のスイーツのリベンジをしたいと思っています。
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さて、かなりおさぼりしていました。
先日、友人から身体でも悪いのかとメールがきました。
見てくれているんだとちょっと嬉しかったですね。
充電していたというと格好がいいのですが、単に書きたい事がなかっただけです。
先週末、また福井の自慢をする出来事があったのでブログを開いてみました。
欲張りにフグとクエを食べた話などはちょっと書いておきたいかな〜と思ったのです。
今回訪れたのは常神半島の付け根、遊子にある「やまや」という民宿です。
海に面して建っているので、まるで若狭湾が庭という日本海を一望出来る最高のロケーションでした。
あいにく、嶺北は吹雪舞う最悪の天候でしたが嶺南の海側はこの程度でした
常神半島は山桜を見に行ったり、三方五湖の鰻を食べに行った後とか、何度か訪れているのですが泊りがけは初めてでした。
宿のすぐ前の海に夕日が沈む頃の情景はこのように幻想的でした。
北陸の冬の空は日中でもどんよりとして暗い日が多いのですが、雲の切れ間から舟を照らす光は神秘的でした。
宿は神戸や滋賀、岐阜、大阪、京都などの方達で満室でしたが、こんな冬の日本海はどう感じているでしょう。
さてお風呂も入って、本日の楽しみです。
「てっさ」は鉄砲の刺身という洒落からきているらしいです。
もちろんフグは当たると死ぬからですよね。
「てっちり(てっぽうのちり鍋)」もそこからついたようです。
上品な甘さと舌触りが何とも言えません。
右はクエです。
身を軽く炙って造りにしていますが、これも美味でした。
↓はヤリイカと牡丹海老の造りです。
どちらも、美味しくない訳がありません。
イカの足とエンペラーは焼いてくれました。
右はクエと松茸の身が入った土瓶蒸しです。
茹で蟹も少し出ましたがクエのから揚げや、フグ入りの茶碗蒸しなども出ました。
そして、最後はてっちりならぬ、クエ鍋です。
凄い獰猛なお顔をしている魚でしたが、味は最高でした。
脂がのっているのにしつこくなく、コラーゲンたっぷりでした。
ちなみにフグよりも美味しいと賞されるその味は、「クエ(くえ)を食ったらほかの魚はクエ(くえ)ん」と漁師たちをも唸らせるほどと言われています。
最後は雑炊で〆でした。
お漬物の自家製のたくあんと三方特産の梅干もまた素朴で美味しく頂きました。
お花の生徒さん達を連れての一泊のミニ旅でしたが、欲張りにフグもクエも食べる今回の企画は大成功でした。
美味しいお魚はお酒も進み、極楽、極楽の心境でした。
冬の福井はこうして蟹だけでなく、嶺南に行けばフグやクエも楽しめるのですからやはり、自慢です。
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例年11月6日に解禁される越前ガニ漁ですが、今月10日でセイコガニ(雌)の漁期が終了しました。
その代わりに11日に水蟹漁が解禁となり、スーパーの鮮魚売場を初め、町からメスの背子蟹はほとんどなくなりました。 そうしてメス以外の漁は3月20日まで続けられるのです。
そんな限られた期間にしか食べられない蟹について地元ならではの食べ方など、ちょっと紹介してみます。
越前ガニは三国港・越前港(小樟港/大樟港) などで水揚げされるズワイガニを指します。
福井の方ならよく知っていますが、越前ガニは皇室献上蟹としても有名です。
越前ガニには黄色のタグが付けられ、他の漁港から揚がった蟹と特化しています。
なんでも大きさが皇室献上蟹レベルという証明なんだとか。 このクラスになると1杯で2万円以上します。 皇室献上は三国町内の東尋坊のやまに水産、伊野魚問屋、田島魚問屋、大丸水産などの鮮魚店4軒が持ち回りで行っています。
三国漁港で水揚げされた越前ガニをその日のうちに釜茹でし、県の職員によって、東京の両陛下、秋篠宮家、常陸宮家、三笠宮家へ届けられているのです。
大正11年から毎年だそうです。
福井県の沿岸は寒流と暖流がぶつかり合い、越前ガニの餌となる小魚や、プランクトンが豊富にいるため、最高級の良質な越前ガニが獲れるのです。
また、港から日帰りで行ける漁場のため、生きたまま、新鮮なうちに漁港に持ち帰る事ができます。 越前ガニが全国一に高い理由がお分かりかと。
お肉なら さしずめ 神戸牛か 松阪牛でしょうか。
福井県内とはいえ、当然庶民にとっては高嶺の花です。
お使い物で県外の方などに送る事があっても、自宅用には小さいメスのセイコガニで我慢するか、足折れ蟹を安く手に入れるかなのです(足折れでも結構高いですよ)。 私達家族はお正月に実家近くの「海鮮茶屋五右エ門」にて蟹づくし膳を頂きました。 最近は毎年予約しておいて、恒例になっています。
こちらのお店、タグ付きは別料金なのですが、新鮮な蟹をお安く提供してくれて助かっています。 蟹刺、焼蟹、蟹みそ、茹で蟹、蟹鍋、カニ雑炊などなど。
自分で焼いて食べるので娘の婿など初体験で興奮していました。
これで一人前5,250円です。
お昼に食べるには充分でした。
お店で食べる蟹にはたいがい包丁が入っていて食べやすくしてあります。
家だと身を出さないといけないので結構大変なのです。
でも私達は年明けに水蟹が出てくると待ちに待ってましたと、こぞって買うのです。
脱皮して間がない若いカニなので身がぎっしり詰まっていません。 なので、別名ズボガニとも言われるように足など折るだけで簡単にズボッと身が出てくるわけです。
これなら、お皿にのせておけば不器用な人でも身を出して食べられます。
忙しい主婦には有難いですね。
お値段もズワイガニの十分の一位です。
先日開店間もなくスーパーを覗いたら、なんと生きた水がにが数杯売られていました。
重さも結構あったので早速口からブクブク泡を出している活きのいいのを選んで、家で茹でました。 いきなり沸騰したお湯で茹でると蟹は自分の足を
外してしまうので一旦水にはなしてからです。
海より少し塩分控え目程度が美味しいです。 10分ほどで茹だります。
茹でる前に甲羅は必ず外し、甲羅ごと中の味噌をオーブントースターで焼きます。
これがまた芳ばしくて美味しいのです。
この画像は茹でる直前です。
茹でたては格別で、蟹味噌も含めてお酒の肴には最高です。
茹でた後の画像はありません。 食べながら呑むのに忙しく。(笑)
この蟹、かなり大きかったのですがなんと一杯398円でした。
こうして、一手間かけると、新鮮な蟹がお安く食べられるのです。
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