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シェイクスピアの戯曲の中でもオテロは有名でしょう。
まあ眉唾ですが、白黒をひっくり返すボードゲームのオセロもこの題材からネーミングができたとか。。
白黒・・・この戯曲の場合は、白い白人妻と黒のムーア人オテロの二人を指さしてるんだけど。。。
今の時代から考えたら、むちゃ人種差別だよなあ。
出世をナチュラルに妨げられた野心家の部下イアーゴが、オテロの新妻ディズモアナがカッシオと浮気してるとオテロをそそのかし、歴戦の英雄オテロも自身の判断力をだんだん鈍らされイアーゴを信じ込み、
ついには妻を殺してしまう。。
さて、DVDです。
まあ昔買ったものを久しぶりに見てたんだけど、、
指揮はバレンボイムですんで、オペラ指揮者としても十分な経験あるでしょう。。
オケもベルリン国立歌劇場管弦楽団でオケとしても十分な経験あるでしょう。。
でも。。。
どことなく悲劇性が伝わらない。。
もっぱらの原因は舞台演出。。
なんせ時代背景をアメリカ海軍もどきにして、スチールパイプ作りのモダンアート建築な司令塔。
おまけにビーチ付き。。
家としてならいいデザイン住宅だけど、司令塔としては失格だよな。。
一幕の見せ場の格闘シーンも剣ではなく、ヤンキー魂ごとくバタフライナイフ。。
軍なら軍らしく銃か儀式用の剣で勝負すればいいのに。
オテロは最後は民族衣装チックになっているし。。
あれじゃ京都で舞妓はん見かけるのを飛び越えオフィス街の得意先に伺ったら歌舞伎役者がいてた・・・ぐらいの脈絡の無さ。。
なにかママゴトのようなスケールダウンが目について。。
まあそれを許せるとしても、最後の山場、
オテロとディズモアナの殺害シーン。。
ジャケットの通り、、絞殺。。
オペラのでは殺害されても、なおも息も絶え絶えにオテロ庇うディズモアナのシーンがあるけど、
刺し傷ならともかく、絞殺で息も絶え絶えなら・・普通息してるじゃん。。生き伸びていても不思議でないのに、
喋るだけ喋って息絶えるディズモアナにアメイジング!!
こういうことが目に付くから、、悪が勝ち誇る脚色だろと、折角中高音の綺麗に膨らんだようなオケの音色も三文芝居のような味わいばかりが残ってしまう。。。
久しぶりに見ても。。やっぱ受け入れられないモノは受け入れられないなと再認識させられましたわ。。
指揮者;ダニエル・バレンボイム
オケ:ベルリン国立歌劇場管弦楽団
評価:稚拙なカオスを斬新な演出と褒めないでください。 |

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