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書庫ブラームス&シューマン&ピアソラ

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ドイツレクイエムを聞きながら日本酒をきゅっと飲んでほろ酔い気分。

が、理想的ですが、現実は移動車内で聞く時間が多くなりました。。

落ちついて聞くことは暫く無い。。

さて、レーベルはロシアのVISTAVERA。

知名度は無いけど、好事家には面白い演奏もあります。

今回はクルト・ザンデルリンク指揮のドイツレクイエム。
もともとブラームスの交響曲も全曲こなしてる指揮者なので、迷いはありません。
かなり角の無い、人に優しく語るような仕上げでしょう。
真っ向から楽器を鳴らすのではなく緩やかな起伏で導く伝道師のように曲を奏でます。
直線的より曲線的な伸び。
ザンデルリンクの人柄かしら。

しかも、オケはロシア国立交響楽団。
まあ、ライブとは言え、下手旨い醍醐味な中でも決して自己主張な音はなく、バランスが良く貼り付いてます。
曲として綺麗に纏まりが感じます。

合唱もロシアの合唱団だけど、色眼鏡か、宗教と言うより、プロレタリアートの粛清の辛さなイメージがなんかしてしまう。

野太い声だけど、地響きのような厚みが替えって二楽章に言い様のない説得力を感じてしまいます。

ソリストもなかなかいいし、ソプラノはハイソな感じで良く映えるし、楽しめます。

やっぱ神秘的な感じより、愛くるしいノリが似合うなぁー。

レーベル情報:VISTAVERA
指揮者:クルト・ザンデルリンク
オケ:ロシア国立交響楽団
歌手:sukhovitsynaソプラノ他
評価:等身大の響き

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シューマンと言えば、ピアノのジャンルが浮かぶけど、チェロ協奏曲も作曲されてるんです。
正直、手に入れたのは、どこかメーカーからの流れの廉価レーベル。
指揮者が戦禍の悲劇を背負うアンチェル。
灰色のシューマンをどう料理するんだろ?と思い購入。

チェロ協奏曲は出だしはチェロが先陣を斬るんですが、そのチェロは決して声をあらげるのではなく、飄々と構えている。
チェロはナヴァラ。
親切丁寧に絵を描くようにシューマンの侘しさを表現してます。
気負いのない演奏。
オケもチェコフィルなので、弦に柔らかい仄かな温かみを感じます。

オケは歌い過ぎず、卑屈なのめりこみも感じさせない。
チェロも神社の境内をただただ無心に見学してるかのよう。

ワルターみたいな優しさ全面萌えってわけではないけど、アンチェルも通りかかりの子供にニコリと微笑むような、母性的演奏。

泥臭さの抜けたシューマン。。
ある意味二面性を全て善いように包括的に解釈してリフレッシュに再構築しているかのよう。
いぶされた美学を感じる一枚です。


レーベル:ANC
指揮者:カレル・アンチェル
オケ:チェコフィル
チェロ:アンドレ・ナヴァラ
評価:ヴァルヴィーゾチック
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ピアソラのこの曲タイトルの長さ・・バルトークといい勝負してますねえ。
ちなみに副題もついており、正式名?<バンドネオン、弦楽オーケストラ、パーカッションのための協奏曲「アコンカグア」>だそうです。
ちなみに帯は「シンフォニア・ブエノスアイレス」他と書かれている通り、その曲と「ブエノスアイレスの四季」が収録されてます。
本当は、帯曲を感想として書けばいいんだけど、クラシックに聞き馴染んだ耳には「バンドネオン、弦楽オーケストラ、パーカッションのための協奏曲(アコンカグア)」が好みでしたので。
さて。
タンゴ・・知りません。。
けどピアソラは知っているって方には結構お勧めな曲です。。
第一楽章の出だしからして弦楽とバンドネオンとパーカッションが一斉に音を刻み出します。。
ここがまた「掴みはオッケー!」と言わんがばかりのアグレッシブ都会の谷間の高原を素足で颯爽と駆け抜けるような爽快で明乱な調べ。
クラシックならまずはイントロが有ってソロが鳴る協奏曲のイメージだけど、まさに全部が鳴ってからソロのバンドネオンが気高く鳴るってのが素敵。。
そしてクールダウンしてからはまるでヨーロッパの夜の街灯か、空っ風舞う秋の石橋のようなノスタルジックで物憂げな趣のある旋律。。
そして一通り落ち着きを完全に取り戻してはまた最初の躍動感あるリズムを刻みだす。。
一楽章だけでも一つの小作品としての態を成してそうです。
二楽章は夜想曲?とでもいいましょうか、平穏な安らぎと穏やかな情熱と時の流れを胸に抱かせるようなまさに音のまさぐりあいという夜の帳を感じさせる音楽です。
三楽章は、かなり都会的でピアソラの作品としてのノリがよく出てます。
 
さて、レーベルはナクソス。
オケはナッシュヴィル交響楽団。指揮はジャンカルロ・ゲレーロ。
聞くからには丹精ですね。
ただピアソラのもつタンゴの良さより、クラシックからの延長で接してる感じでしょうか。
清楚な空気なので、音色は好きだけど、できればもっと意思表示の見える演奏のほうが似合っていたかも。
その分、拒否反応を与えるようなアコーギックなアプローチは無いので入門的な響きにはいいんではないでしょうか。
ちなみに「ブエノスアイレスの四季」はヴィヴァルディの四季の旋律をピンポイント的に取り入れてるので、
クラシックオンリーの人が我慢して?聞いていても報われる部分がありますので、色々突っ込みができて楽しいです。。
 
 
レーベル:ナクソス
指揮者:ジャンカルロ・ゲレーロ
オケ:ナッシュヴィル交響楽団
バンドネオン:ダニエル・ビネッリ
評価:ライト・リスニング向きかも。
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悪食、物好き・・・呼ばれ方色々在れど、
まだ紹介してないけど、ブラームスピアノ協奏曲第一番で好きな演奏のひとつに、
ピアノがワイセンベルクとジュリーニ指揮のCDがあるんですよ。
涙がちょちょぎれるほど豪華絢爛で堂に逝った(?)演奏なんですが、
当然こうなると、このコンビで第二って無いのかと・・・
まあ、もう鬼籍に入った人なんで、これから先この組み合わせが販売されるのは録音が残ってない限りは無理なのですが。。
 
しかし、某中古ショップをさもしく漁り歩いてると、
なんと、指揮者が違えど、ワイセンベルクで発見しました(お買い上げ〜)。。
まあネットでその後調べると、ワイセンベルク、結構演奏としてはこのブラームスのピアノ協奏曲第二番を弾いていたそうな。
ただ、.CDとしてこの盤以外に1つ2つ有るか無いかの取り上げられ方だそうな。
・・・
まあ、しゃーありません。。
 
さて、ブラームスのピアノ協奏曲第一番がノリノリアゲアゲとするならば、ピアノ協奏曲第二番はウズウズインインなイメージが霞掛かるんですよねえ。
 
さて、レーベルはARTS。
アーカイブズと銘打ってるところから過去ネタかと思ったら1960年の演奏ライヴ録音。
かなり録音がデッドな空間で残響的な余韻は希薄です。
そのせいか、深みがなく、深刻そうには聞こえない。。
だからかピアノの音も、妙にピチピチして聞こえる。。
でも、ワイセンベルク自体、ピアノのつながりがかなり途切れ目なく細かい粒立ちを披露するタイプなので、ここいらは腕前なんかも。
指揮者はペータ・マーク。
名前は存じてましたが、今回初聴きです。インテンポで内声美な音つくり。
ある意味、緩いけど、この緩さがワイセンベルクの滑らかさに邪魔になっていません。
一楽章とかも、ピアノとオケの掛け合いも、水面で綺麗にシャボン玉が飛び跳ねてるかのように美麗。
二楽章は出だしがややメランコリックな色調なんですが、秋風に誘われて黄昏る様なノリ。
それでも孤独に邁進するような演奏ではなく、どことなく失恋した女性が孤独さを吹っ切る決意をして石橋を歩くようにも想像できます。そう、どことなく、ハッピーエンド的なのよねえ、ワイセンベルクのピアノが。。
三楽章も出だしからしてチェロが人肌温かい響き。。そして木管楽器がさらにそれを引き継いで牧場的な味わい。。
オケはトリノ放送交響楽団だけどこういうソロチックな部分は外してません。
そして逆説的な展開の途中の裏寂しい雰囲気も、しみじみしており、オケも表情豊かに出してます。
あえて深刻そうに聞こえず家庭的な喜怒哀楽っぽい演奏が面白い存在感。
最終楽章も、子犬がじゃれるような愉快な家庭的な響き。
勝手に標題付協奏曲と思いそう。。
これ、もっと録音とホールに恵まれていたら、イメージアップだっただろうにとちょっと残念に思える一枚です。
 
 
レーベル情報:ARTS
指揮者:ペーター・マーク
オケ:トリノ放送交響楽団
ピアノ:アレクシス・ワイセンベルク
評価;絵本のような表情付け・・・
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さて、今は影も形も存在しない徳間ジャパンコミュニケーションズという販売元が、ドイツシャルプラッテンというレーベルの商品を定価1000円で国内版で販売していた嬉しい時代がありました。
レーベルはやはり東ドイツの流れと感じられる商品を色々出されていたのですが。
 
この指揮者も、そんなドイツシャルプラッテンでは見かけるお方。
ギュンター・ヘルビッヒ。
調べてみたら、アーベントロートに指揮法を師事し、シェルヘンやとアルヴィド・ヤンソンスの許で修業を重ねたりしてたとか。
なんとなく、色物チックな名残を・・・経歴で感じてしまいますが、実はこのブラームス、かなり癖のないしみじみ深い演奏です。
 
もともとCDの帯にも、「無垢でほのぼの」と書かれてるのですが、まさにそのものといえるほど、情緒に溺れることはありません。。
 
1番、2&3番、4番(注:カップリング曲は記載省いてます)という3枚で分かれ販売されてますが、
どのCDも無垢って言葉がしっくりくる。。
かといって飾り気がないとかではなく、憂いがあり、且つ、優しいんです。 
もともとブラームスの交響曲1番て、あまりにも威圧的重苦しい出だしが苦手で嫌いだったんですが、
ワルター指揮の演奏でその苦手意識を克服できた私。
おそらく、先にこのヘルビッヒの演奏を聞いていたとしても同じように克服できたかも。
 
ワルターのようにややもすれば垢抜けてる明るさとは違い、腰を据えたような落ち着きがあります。
こと弦の減衰とかがコントロールされてるので、羽目をはずすこともなく、かといってテンポを効果的に採用してるので、旋律の終わりと始まりの間が感銘深い。。
しおらしさが受け入れられ易さにつながるというのか。。
ある意味、1番は中だるみしそうなんですが(笑)、ただ1番だけで聞くのではなく、2番&3番&4番を聞いたあとでもう一度1番を聞き直してみると、共通の礎の上に築かれたコンセプトを守り抜いてるなあと思います。
ここで1番だけウケ狙いで盛り上げたら、それ単体では問題ないけど、全体としてみれば整合性を失う感じだし。。
ある意味、曲のために魂売らないスタイルで、その魂が「無垢」って味わいで出来てる感じです。
個人的には2&3番がいいです。
化粧美人、スッピン美人・・美人と名の付く存在あれど、そうでなくても心根が反映されてるような顔立ちってのが身近で印象深い。。
指揮者の駆け引きの無い素朴なセンスと品の良さが演奏にも滲み出てます。 
赤茶けた大地って感じの上に慎ましく物が育まれていくような・・・自然とブルジョアが同居したような。。
ブラームス聞き飽和状態のときに中和剤になるようなCDです。
 
 
レーベル情報;ドイツシャルプラッセン
指揮者:ギュンター・ヘルビッヒ
オケ:ベルリン交響楽団
評価:刺身に醤油をつけず、素材の味を楽しむような味わい。
 
 

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