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ティートのミュージック・アワワ、ワ〜(汗)・・・
ヴィバ!クラシック!果たして破産する前に手持ちのCD紹介完遂できるか?!

書庫メンデルスゾーン&ショパン&ビゼ

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ピチピチな女性が売れる条件ともおぼしきクラシック演奏家のジャケの大海原で、こういう方の紹介もいいではないかな。
1997年のCDですが、ピアノはウラジミール・トロップ。
まあ、好きなピアニストかも。。
正直、DENONレーベルの廉価版では今のところ、ロシアアルバム集でしか販売を見かけないけど、
昔はこうして作品集出ていたんだなあとしみじみ。。

どうしも、ショパンの曲となると、曲が曲だけに、感情に訴えかけるような演奏も多い中(嫌いではないけど)、
トロップは、ひたすら曲に溺れることなく、ただひたすら眉を動かさないみたいに弾く。
かといって、気難しい爺さんようなものではない。
じっくり、味わうように歌うのだ。
華やかさや、捧げるような勢いよりも、スタンダードたる姿勢。

昨今の携帯小説よりも、夏目漱石の小説のような味わい。。まるで日常の中で見いだされたような美しさのある演奏なのだ。

こういう切れや構えの盤石な演奏ってのも、媚びた演奏の中でたまに聞くと耳に新鮮に響くものだ。。


レーベル:DENON
ピアノ;ウラジミール。トロップ
評価:ああ〜、昭和・・・ってな、ノスタルジックさ。。
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一つ前の記事に水の精モチーフの「ルサルカ」を取り上げたんですが、このジャケット・・見た目振りにはルサルカの方がお似合いかも。
でも中身は、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」です。
どっちかというと、海よりも森の中での喜劇話なんで、ジャケット、ズレまくってますねえ。
元ネタはシェイクスピアの戯曲で、喜劇といっても吉本ばりに面白いのではなく、風刺チックです。
 
さてレーベルは、ベルリンクラシックス。
指揮者はギュンター・ヘルビッヒ。
旧東ドイツ出身という言葉も、時代を考えると感慨深いもんです。
「ベルリンの壁」って言葉知らない世代も出てくるんでないかなあ。
 
オケは有名なシュターツカペレ・ベルリン。
ドレスデンと違うんだと調べると、ベルリン国立歌劇場付属オーケストラだとか。
なるほど、シュターツカペレ・ドレスデンと音が違うわけだ。。
演奏においてはドイツ的なくっきりメリハリよりも、軽いメリハリで活きた演奏ですが、メリハリと書くと嘘って気がします(苦笑)。
音と音のつながりが薄く縺れ込み合いながら演奏されてるイメージでしょうか。。
 
真夏の夜の夢も、出だしが妖精がせわしなく飛び交うようなイメージがあるんですが、重厚すぎるとクマンバチが飛び交う感じがするけど、この演奏だと光る蛍火がせわしなく飛び交う感じかも。
ただ音の流れに突っ走ることがなく、物足りないといえば物足りなく感じます。
この指揮者、ほんと内省的なアプローチで他の曲も演奏するけど、ともすれば悲劇調も美音なんですが、
やっぱ喜劇は快活な方がお似合いかも。
とはいえ、「お!この楽器が今鳴ってるな」と楽器の出入りが冷静に聞いているほうにも感じる余裕があり、 
音のウエーブが上から綺麗に被さる様に広げられ、落ち着いたテンポの手品を眺めてるかのよう。
腰の据わる音とは真逆でしょう。
でもやはりどこかスローモーションのような気がして内省的。
オケは総じてバランスが破綻することはなく協調性がウリのようにもみえます。
金管がなんか音量が少ない気がするけど、なんかちょっぴり潤いっぽいのよねえ。
楽器的なオーケストラの分かりやすさはこだわりもって臨んでおられるけど、 
こういう喜劇性のモチーフある音楽にはスカッとユーモアのように演奏してほしいのが、「悪戯心には良心的過ぎる」風に聞こえます。
 
でもまあ、この指揮者ならさもありなんと思える演奏です。
 
さてメインが終わればあとはメンデスジーンの序曲が二曲。
これはクルト・マズアと ゲヴァントハウス管弦楽団のもの。
こちらはカラッとしてスムーズな音の創り。
なるほどねえと思わせてくれます。
 
 
レベル情報;ベルリンクラシックス
指揮者;ギュンター・ヘルビッヒ
オケ:シュターツカペレ・ベルリン
評価:涙目で演奏してるかのような。。 
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(CDの演奏とは違いますがこんな曲の流れがあります)
 
さて、ポーランドの顔とも言うべきクラシック代表フレデリック・ショパン。
ショパンが残したピアノ協奏曲は2曲。
ある意味、ピアノ曲メインの人だけに協奏曲が少ないので意外と思う。
その中でも、一番は映画のクライマックスにも使われており、俺にとっては、どことなくミステリーへの誘いのように
狂おしくも切ないような出だしのイメージがある。
もっともで出しだけの話だが、後は平穏や開放感も織り込まれ、協奏というよりオケとピアノが交じり合っていない対比て側面もある。
 
さてこのCD、
ピアニストはボリス・ペレゾフスキー。。
指揮はジョン・ネルソン。。
使われてるオケがパリ室内管弦楽団かして、小ぶりな仕上がりです。
 
なんというのか。。
ピアニストが繊細で・・いまいち、緊張感が薄いのよねえ。
個人的には、どうしても重量級の中に打ちひしがれてる切なさを追い求めてしまうので、ナチュラルならまだしも、
こうも繊細だと、なんとなく、けだるげとは異なる無気力漂うイメージが、、。
指揮者もピアノと逸脱しないようにフランス風に穏やかなので、オケの中にピアノの存在感が埋没してるような(音量とかは別として)。
まるでポーランドのような泥臭さではなくフランスの整然と整った川べりのようなショパン。
こういう小ぶりの良さを活かそうと思うと、なかなか題材を選んでしまうと思う。。
まあ、うまく掌中に収まりきってないのも手綱捌きは小粒に光る一枚ではある。
 
 
レーベル情報:MIRARE
指揮者:ジョン・ネルソン
オケ:パリ室内管弦楽団
ピアノ:ボリス・ペレゾフスキー
評価:帯に短し襷に流し。。
 
 
 
 
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(ナクソスのサイト。CDの演奏とは違いますが、右上の黄色の部分で曲の冒頭の試聴ができます)
 
 
さて、人との会話の際、「どうでもええ」話題なら、聞いてるフリして聞き流してる、シチュエーションに遭遇するのはよくあると思う。
 
このCD、そんな「どうでもええ」級の2作品をカップリングしている。
まあ、フランスの大物作曲家の「どうでもええ」級作品というのも、
ビゼー交響曲「ローマ」とサンサーンス交響曲第一番だ。
 
サンサーンスといえば、交響曲第3番「オルガン付き」がダントツ人気曲だし、ビゼーも「カルメン」や「アルルの女」の管弦楽曲が有名。
まして、ビゼーなんて、ちゃんと交響曲1番て作品が世にまかり通っているのだ(知名度は著しく低いけど)。
それなのに更に下をいく存在の交響曲「ローマ」である。
 
もっとも、ビゼーにとっては、この曲は産みの苦しみでもあり、納得いく形にはついぞ仕上がらなかった。
「ローマ」は番号無し交響曲扱いか、あるいは、組曲とみなされている。
 
レーベルは、今はなきARTENOVA。
演奏は、アンゲロフとスロバキア放送交響楽団。
スロバキアのオケと聞くと、仕上がりはかなり怪しいのだが、実は、指揮者に釣られて買ってみたのだ。
結論からいくと、なかなか丁寧で舞曲っぽい仕上がりだ。
 
このオケ&指揮者、ドボルザーク交響曲全集でも、血の濃い民族チックな仕上がりだったが、
このビゼーでも同じ印象だ。
もっとも、ローマって言うよりかナポリの片田舎って風情だが。
4楽章とも自己主張の強い曲だ。
オケの演奏者の性能はともかくとしても、全体的なロマンスとダイナミックさは熱意で出している。
このコンビで聞くと、組曲の様なタキシードもどきの余所余所しさより、狂詩曲のようなエスキスの通う音楽に聞こえてしまう。
天晴れなものだ。
 
サンサーンスも、技量は脇においても、なぜかブラームスのようなウエーバーのようなロッシーニのような個性やアクの混合物のように聞こえてしまう。
結構試験的に色々試しているんだなあ、サンサーンス。
意外に第3番がツボに嵌って出来てしまったんではなかろうか。
ある意味、全曲集に取り込まれていたら、小品のようで、見過ごされがちだろうが、こうして聞くと、名画の弟子の作品のように習作のように聞こえてしまう。
作曲家の回想録としてみれば面白い一枚である。
 
 
レーベル情報:ARTENOVA
指揮者:イヴァン・アンゲロフ
オケ:スロヴァキア放送交響楽団
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(CDの演奏とは違いますがこんな曲の流れがあります)
 
 
お盆を前に清々しい曲を。。
といってもかなりずっこけな演奏ですが。
通の方なら、メンデルスゾーンの「スコットランド」「イタリア」で通用する交響曲。
曲からして目を瞑っても、スコットランドやイタリアらしい風とか空気を感じ取れる演奏が大いのですが。。
 
このCD、オケがプラハフィル。指揮がイルジ・ピエロヴラゼーク。
チェコのレーベル、スプラフォンの看板的な組み合わせといったところか。
 
しかし、このCDから感じれるのは、「スコットランド」でも「イタリア」でもなく「チェコ」っぽさ一色でした。。
 
もともと、しっとり冷ややかな鬱蒼とした霧が翳るような出だしの「スコットランド」も、このプラハフィルの手にかかると、
まるで湯たんぽのような温かい霧に包まれてるかのよう。
くすんだ色合いの音階とかは再現できてるのに、なぜか別世界。。
おかしいなあ。。
今までの曲を聞いたらごつごつした岩肌とか高台のようなイメージが浮かんでるんだけど。。
 
気になって思わずスコットランドをウイキで調べましたよ。
 
すると・・スコットランドとかは北イングランドを指しており(ちなみに俺のイメージはウエールズみたい)、意外にも北側は北欧に近い地勢だとか。
そしてネス湖もあるらしい。
ネス湖より以南はやはり丘陵などの地帯もあるようだ。
 
うーん。。
ならばこの演奏。。まるで淡水湖、ネス湖のようなイメージの演奏かもしれない。。
 
とにかく弦がまろやかだ。。
フレーズの切れ味も、両手でふわっと包み込むような優しさ。。
化けてるのか、ボケてるのか分からないが、録音の影響もあるかもしれない。
だからといって、指揮者の腕が悪いわけではない。
なんというのか音がずぶずぶ重石のように沈んでバンと吹き上がるよりかは、
カワセミのように水面ですぱっと首を浸かっては引き上げてくるほどのような、感じだ。
 
 
聞き手が求める風景より、オケから出てくる音色をどう料理するかで、このような作風になったのかも。
 
イタリアも出だしはとかく陽気ってほどではない。
品の良さがある。
しかしワインと柑橘のような出だしでなく、ここも「チェコ」のような風味なのだ。。
でも音の振れや恰幅の良さは恥ずかしくない仕上がりだと思う。
指揮者の持ち味が前面に出てるし、オケも素直についてきている。
荒々しさは期待できないが、緩みもバランスの取れた仕上がりだ。
 
まあ暗いイメージのメンデルスゾーンは苦手というならばこれは暗くないのでいいかもしれない。
でも・・不思議なCDではある。。
 
 
レーベル情報:スプラフォン
指揮者:イルジ・ピエロヴラゼーク
オケ;プラハフィル
評価:プラハフィルのプロモーションビデオかえ?
 

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