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ティートのミュージック・アワワ、ワ〜(汗)・・・
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書庫シューベルト&ブルックナー&ラフ

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死(病魔)と乙女との追いかけあい。。
そしてやがて覆い被さる死。。
弦楽四重奏曲「死と乙女」。
シューベルトの四重奏曲の中で一番好きなもの。。

そんなシューベルトの、本来4本の楽器で演奏するものを、多数の弦楽器で演奏したら、
きっと、、夢のような世界?があるのではないかと思われる弦楽合奏版。

指揮者はクリストフ・ポッペン、オケはミュンヘン室内管弦楽団。

一時期、この指揮者のメンデルスゾーン交響曲集が話題となり、その後にこのCDの存在を知って購入したんですが、、
期待ワクワクで、さあ流してみました。。
、、、、
、、
なんだあ?この野良仕事のような死と乙女は??
別にオケが下手ではないです。
演奏としてはきっちり。。
けどなにかこの曲に求めてる方向性が違うというのか。。
死と乙女の攻防ってのがごっそり抜け落ちてるような。。
死と乙女の老境の茶飲み話では、どうもせっかくの四重奏からの変異の必要性も無いんでないかな??
四重奏って個人の力量がもろに要ります。。
弦楽団だから多少の誤魔化しがきく、、ものか知りませんが、それにしても平面的だわ。
音量の大きい小さいはあっても、波に乗れないもどかしさが付きまとう。。

まあ、弦楽合奏版てこれしかもってないので他との比較ができないですが。。

なんか一時的な話題で終わったのが納得と思わせるCDです。

レーベル情報:TUDOR
指揮者:クリストフ・ポッペン
オケ:ミュンヘン室内管弦楽団
評価:だめだこりゃ。。

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ブルックナーの交響曲って、ベートーベンなどと比べると、「顔の窺い知れない交響曲」って感じで聞き手の好みが試される曲と思います。

まあその中でも、比較的分かりやすいのがロマンティックというタイトルがついてる第4番。

ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団の演奏がこのCD.。

今時分ともなれば、名演名盤とかからは、王道外れてるけど、ワルターらしいさが随分と反映されてるような演奏だ。
ブルックナーの音楽って宗教精神のようなj磨かれた清楚さという音の運びを意識するけど、
ワルターの演奏は実に野良仕事の後のような至福感に包まれた内省的美学を感じてしまう。
律儀な演奏でもなく、かといって自己主張的でもない(版の問題とかはさておき)。
いい演奏目指してこうしようという結果ありきでなく、自分の慣れている指揮や音作りのコツをそっくりブルックナーにスライドさせて、ただ、演奏している。
それがまた、素朴でちょっとユルく、しっとりとした語り口でブルックナーを進行していくのだ。
コロンビア交響楽団も、ちょっともっちゃりした感じはあるけど、どことなく、イナカッペでロハスな快適な環境のように慎ましく接している感じか。
ある意味分かりやすい噛み砕いた図説チックな心地よさ。
厳しい修行の下で極楽浄土目指す方法もあれば、お題目だけ唱えて日々の感謝だけで極楽浄土目指す方法もある。
ワルターの音って後者だなあ。


数ある名盤からは外れるけど、ワルターらしいブルックナーと感じるならばそれでいいと思わせる一枚である。


レーベル情報:ソニー
指揮者:ブルーノ・ワルター
オケ:コロンビア交響楽団
評価;ケセラセラ
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シューベルトの奏曲という言葉から、真っ先に弦楽器曲ってイメージに走りそうです。
だって弦楽四重奏曲「死と乙女」なんて堂々としてるし。。
牛丼に何かをトッピングするかのごとく・・弦楽四重奏曲にピアノが加わると、有名なピアノ五重奏曲「鱒」にイメージがコンバータされます。
さあ、ここで八重奏曲となるとベースの弦楽器4本に何が加わっているかと思えば、
コントラバス、ファゴット、クラリネット、ホルン。
さすがにここまで膨れると大所帯ですな。。
実際聞いてみると、五重奏曲内の1:4の派閥の戦いって感じではなく、かなり団体肉弾戦で曲そのものが企画として構成できてます。
まあ、曲自体も6楽章編成ですし、奏者も本望でしょう。
ただ標題付と違うので、曲から受けるメッセージ性は無く、バロックアンサンブルな味わいです。
 
さてこのCDはデノンレーベル。。
演奏は、フィルハーモニア・アンサンブル・ベルリン。
えーーーーー。
はっきり無知と宣言しますが、ベルリンフィル八重奏団てのも在り、フィルハーモニア・アンサンブル・ベルリンとは異なるようで。。
同じベルリンフィル内の派閥違いなのか、それとも、(メンバー変更で)改名したのかまったく知りません。。
聞き比べ・・残念ですが、ちょっとする気がないんです(苦笑)。。
個人的には「病んでるぜ!シュベールト!!」という毛色の曲が好きなので、このようにバロック節で朗らかで健康的な曲までオアシを突っ込むことが無く。。
 
まあそういえど、シューベルトの持つ神経質っぽい優男の発想力は活きている。
ホルンももち肌でさることながら、木管楽器は旨味を湛えている。
フィルハーモニア・アンサンブル・ベルリンのクラリネットははっきりとした発色で瞬発力も冴えている。
その中で弦楽もプロの靴磨き職人気質のごとく研磨した響きを募らせていく。
バロックほど無感情でもなく、ロマン派のように溺れることもなく。。
大器晩成のようなクールさと自信な一面をシューベルに感じてしまう。。
幸か不幸かは別にして深みに落ちない、シューベルト。。
気前の良さと切なさを牛皮にくるんだような味わいの一枚である。
 
レーベル情報;デノン
奏団:フィルハーモニア・アンサンブル・ベルリン
評価;かりそめの幸せのような居心地。
 
 
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さて、ブルックナーの曲を一言で喩えると西欧流「抹香臭さ」が肝のような音楽。
なんとなく、欲というもの排した様な脂ぎったものがない、献身的に神へ頭を垂れてるような宗教的厳かさを秘めてる。
 
しかし、ここにも賛否両論を持ち込むような演奏もあり。。
 
指揮者は、サー・ジョン・バルビローリ。オケはハレ管弦楽団。
この指揮者とこのオケは、ゴールデンコンビの代表でしょう。。
 
ですがこのブルックナー、、とかくテンポを揺らしすぎ。。
普通のブルックナーって映画であるような葬儀の場で神父が涙ぐむ人相手に粛々と弔辞を述べてる感じなのに、このブルックナー「悲しんだろ?うん。分かる分かる!」と神父までもらい泣きして会場の人々と手と手を取り合ってるような。
 
もし楽譜どおりに演奏するのが指揮者の務めなら、おそらくこのCDは醜く失格かも。。
でもね。。
美しさと醜さを同居させて眈美な域まで持ち上げれるのって、バルビローリさんしか成功してないのではないかな。。
自身の気にいる部分は颯爽と豪快に盛り付け、泣ける部分はこってり泣く。。
それが下品になれば木っ端恥ずかしいだけなんだど・・全体を引き締める、鷹の目のような面があるのよねえ。
バルビローリの持つデリケート且つ快楽的音楽観だけど、媚び得るってわけではない。
上手いけいど名盤とは謳われない残酷さが、これにはあるかもしれない。。
 
目を瞑って潮騒の音を聞いても波が想像できるように、音の構成力を楽しむよりかはウネリを身近に感じ取れるような演奏。
とことん、言いたい事はきっちり言いましょうと勝負を挑んでるかのようだ。。
 
宗教的愛よりもヒューマニズム至上主義を意識させるような一枚である。
 
 
レーベル情報:BBCクラシックス
指揮者;サー・ジョン・バルビローリ
オケ:ハレ管弦楽団
評価;義賊級
 
 
 
 
 
 
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(CDの演奏とは違いますが、こんな曲の流れがあります)
 
 
さて。。
普通。。。
こういうジャケット見て、「おお!!!ヨーヨーマがチェロか!!」と反応する人が多いと思うが、
「おお!!!クリーブランド四重奏団が演奏か!!」と反応する人は少数派と・・思う。。
俺としては、クリーブランド四重奏団の方で反応したクチで。。。しかもごく最近。。
いや、
まだ紹介はしていないが、テラークレーベルから出ていたクリーブランド四重奏団の演奏が気に入っており、
他の演奏はないかなと物色していて矢先に、見つけたのだ。
でも考えたら、指揮者セルのパートナーともいうべきクリーブランド管弦楽団がソニーレーベルだけに、このクリーブランド四重奏団もソニーから出ていても当然の流れか。。
 
残念ながらもこの四重奏団も廃れて、新録音てのは叶わぬ夢の跡ではあるが。。
てか、俺が聞いたテラークのクリーブランド四重奏団とはメンバーでも違うのかと思うほど、物腰柔らかく、弾力豊かな音色だった。
 
さて、このシューベルトの弦楽五重奏曲。
シューベルトの死ぬ間際の作品だけに色濃い内容の大曲である。
 
まあ個人的意見だが、シューベルトの弦楽の到達したエッセンスが装い新たに盛り込まれてる様な形式だ。
 
普通、弦楽奏曲って、ワンタイトルにつき、暗いイメージとか明るいイメージとかが付きまとうのだが、
この五重奏曲、各楽章ごとで、安らぎと狂気が裏腹に孕んだような響きが現れてるように見える。。
それが激情の心理や、躁や欝のような高低差を色濃く現していて、陰りのある繊細さのシューベルトらしい居座り心地だ。
 
四重奏団のプラス1とも言うべきチェロのヨーヨーマ。
どうやらこれが最初の室内楽録音というのだから、当時いかに期待の星だったのかって感じだ。
 聞いてると、表情のつけ方が若々しい。。
ていうか思うよりも癖がないな。。
クリーブランド四重奏団も、ドイツの四重奏団とは違いがあるものの、言いたいことはきっちり表現しつつまろやか。
映画でも使われている2楽章の出だしは、「鱒」ではないが、池のほとりで釣り糸垂らしてる老仙人の水墨画のように味わい深い。。
しかし当然のごとく、低弦がすすり泣きのようなうねりを露にし、
あっという間に慟哭のようなエッジのたった弦のアンサンブルが繰り広げられる。
この急転直下のような出来事で、噛みしだくように他弦がウゾウゾと這い回り、シューベルトらしい持ち味を活き活きさせている。
 
クリーブランド四重奏団も思っていた演奏とは違っていたが、力技で押し切るような場面はなくソフトな感じか。。
しかし引き込む音は血とロマンを感じ、瑞々しい力量だなあ。
貪欲さが無い。
クリーブランド四重奏団の力量もさることながら、ブレス音が盛りだくさんなのはご愛嬌。。
 
まあ、チェリスト前面の活躍は無いのだけど、違和感なく五重奏の溶け込む一枚である。
 
 
レーベル情報:ソニー
楽団:クリーブランド四重奏団
チェロ:ヨーヨーマ
評価:パリのアメリカ人ならぬ、ドイツのアメリカ陣。
 
 

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