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ティートのミュージック・アワワ、ワ〜(汗)・・・
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書庫シベリウス&グリーグ&ドビッシー

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不覚ながら・・・
このCDを見かけるまでは、シベリウスが弦楽四重奏曲を書いていたなんて一生知らずに過ごしていたと思います。
ま・・・
興味のない方は、そのまま墓穴に入っても全然OKなんでしょうが。。

さて北欧メジャーな、フィンランドの作曲家シベリウスとノルウェ−の作曲家グリーグ。
(マイナーでもいい曲いっぱい書いてる人いるのでこの二人だけしか北欧にはいないわけではないです)

対して、演奏は、ニュー・ヘルシンキ四重奏団。
俗にお国モノです。。

こういうのを語るうえでの脱線ですが、シベリウスの交響曲をヘルシンキフィルでの演奏でCDが出てます。
それ聞いて思ったのが、「素朴で希望を抱かせるような歓びのある音だなあ」と思ったんですよ。

このニューヘルシンキ四重奏団も、やはり共通の土台でできてるような感じです。

こと、シベリウスの四重奏曲は5楽章構成なんですが、3楽章あたりからは交響曲から受けたような北欧に抱くイメージを、同じように受けます。
それに最終楽章はなかなかアグレッシブでこれだけでも聞きごたえあるかな。
まあシベリウスの交響曲好きならその延長で聞いてみても面白い四重奏曲です。

逆に辛辣に言えば、ドイツ的な重厚な音ではないので、軽く色んな処に弾ける、腰の据わらない音色とも言えるけど、
それがまた、グリーグのツンツン尖がったような四重奏曲には意気投合。
緊張感とスマートな歯切れの良さがダイナミックで鮮やかな手綱捌きのようで、面白いようにフシと演奏者の呼吸が一致している印象深い演奏。
こういうのもなんですが、お国ものにはお国ものイントネーションがやっぱ隠されているのだなあって思わされます。


レーベル:APEX
四重奏団;ニュー・ヘルシンキ四重奏団
評価:北欧万歳!!



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最近、この手の「どっかの流れ」系CDを色々買いました。
「安かろう悪かろう」もあれば「安かろう良かろう」もあるので覚悟はいるんですが(そりゃある程度、指揮者とかはチェックして買いますが)、ある意味、外れなければ初聞きにはいいシリーズです。ただ中古ショップでは買取してもらえないのでこういうことも忘れずにご購入を。。
さて、
このCD,ひとえに触手が動いたのは、このドビュッシーの曲が聞きたかったためです。
6つの古代の墓碑銘。今まで聞いたことありませんでした。
当然6楽章です。
1:夏風の神パンに祈るために・・・パン=映画「パンズ・ラビリンズ」を想像してしまうんですがこちらは夏風の神ですかねえ。
日本の夏となると、高温ムシムシなんですが、高原の暑くもなく寒くもなく、いてるだけでお肌に良いような感じの場所を想像してしまいます。
2:無名の墓のために・・・一転してカタコンペや黴臭い迷路のような墓地を想像させてくれます。そしてただ淋しいトボトボした感覚の音楽。ザッツ廃墟!
3:夜が幸いであるために・・・タイトルだけ聞けば、なんとなく艶っぽい夜かしらと思ったなんですが違いました。酔っ払ったあと、薄汚れた人気の無い道をドキドキしつつ歩いて、無事に家に帰り着いて神に感謝・・・てなイメージに聞こえます。
4:カスタネットをもつ舞姫のために・・・な〜ぜか、美女の軽快な足先を想像してしまいます。軽やかに素敵なタップ。。そしてそれに合わせたようなカスタネットの動き。。
5:エジプト女のために・・・ラクダに乗って月の砂漠を〜♪
6:朝の雨に感謝するために・・そのまんま・・心地よい目覚めです。
「XXXXのため」に、一曲即興で演奏しちゃいました!と思えるほどの、情景・情感をうまく盛り込んだピアノ曲でした。
このCD、ピアノはジュヌビエーブ・ジョワとジャクリーヌ・ロパン=ボノーのコンビ。
ジュヌビエーブ・ジョワはアンリ・デュティーユの奥さんになるそうな。
 
控え目ながらも、バランスの取れた演奏です。
まあこのCDがフォーレやラベルの曲も収録されてるので、フランスピアノ曲集って感じなんで、
しかめっ面な演奏とは無縁です。
連弾なんで、うまくお互いを確かめ合って弾いてる感じで、
古き良き時代かと和ませる響き。。
なかなかしっくりくるCDです。
 
 
レーベル:エフ・アイ・シー
 ピアノ:ジュヌビエーブ・ジョワ&ジャクリーヌ・ロパン=ボノー
評価:乗合バス(ボンネットバス)のような愉しさ。
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子供のころ・・よく親にお寺参り連れられて・・某寺で地獄絵図というの見せられては、「悪いことしたら地獄に落ちるど〜」と、諭されたことがあります。。
 
それがなんでシベリウス?という感じでしょうが、
 
このCD指揮者はヘルベルト・ケーゲル、オケはライプチィヒ放送交響楽団。
手にしたのはあくまでも、安さに釣られてなんですが、聞いたあとで調べてみると、それなりに下馬評として賛否両論高い存在のようで。。
この交響曲第4番に関しては、死のイメージを暗く募らせるシベリウスの悩みの代弁者の一面もあるので、フィンランドの陽的なイメージは風下に追いやられ鉛色の空のようなイメージ。。
一筋縄では括れなく、アンニュイな存在です。
この第4番・・・他の演奏でだと、それでもどこか前を向いて頑張ろうっていうような爽やかさを残し、孤独さと優しさを育んだ演奏が多いでしょう。
 
しかし、このケーゲル指揮。。
まるで
会議で誰もが口に出せず心に留めていたことを露骨なまでに口にした人に・・「良くぞ言ってくれた」や「ああ、やっちまったよ、こいつ」とか、「空気読め」と色々意見出るように、この演奏には賛否両論出るのが納得しました。。
 
普通が、仕事で悩んで辞表を書きあぐねてるようなイメージならば、このケーゲルの演奏は辞世の句を堂々と書いてるような、思いっきりの良さがあるかも。
この曲の方向性を、びしっと一方向に襟を正し、梃子でもスタイルを変えようとしません。
場の力で聞く側をぐいぐいと引きずり落とします。
 
出だしからして、異質。。
はしゃいでた子供が急に地獄絵図を見せられて、はたっと行動が凍りつくような。。
耳から冷たい液体を注ぎ込まれるようにチェロの音に重みがヒシヒシ伝わる。。
 オケも投げやりというわけではないけど、弦や金管、赤穂浪士並にケーゲルについていってるなあ。。
何かシェルヘンのベートーベン交響曲全集並に面食らう。。
聞いた中では負の方向に一丸となってアグレッシブな存在なんでしょう。
でも逆に、最終楽章の終わり方の重みがよく嗅ぎ取られ、この演奏だとチャイコフスキーの悲愴の終わり方よりもより好みかも。。
 
一番も、元々灰色のから朝焼けに向かうような風景を髣髴とさせる演奏に、
さらに質実的な味わいが。。
ちょびっとばかり、ロマンス性が犠牲にはなってる感じだけど、4番の前では至極まっとうな存在ですよ。
 
ディープにシベリウスの闇を覗かせる一枚です。
 
 
レーベル: weitblik
指揮者;ヘルベルト・ケーゲル
オケ:ライプチィヒ放送交響楽団
評価:倍返し級
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弦楽四重奏のジャンルで定番とも言われる組み合わせが、ドビュッシーとラベル。。
生死に関してはドビュッシー1862〜1912、ラベル1875〜1937。
共にフランスの作曲家だからフランスの香りを一杯詰め込んだカップリングでしょう。
 
でもこのフランスの香りってのが曲者で、シャンソンのような味わいもあれば、華やかさもあり、かといえば素直でない訳のわからないものもあり、闇鍋チックなコンペイトウです。
当然どういう味わいを強調して演奏するかは、演奏する側によりけりです。。
 
さて、このレーベルはドイツグラモフォン。
四重奏団はエマーソン四重奏団。
正直、まだこの曲ってCD2枚程度しか聞き及んだことないので、まだ「これだ!」ってのに出くわしたことない・・てか、この曲って正統派ってのがなんなのか、なんとなく見えてきてません。
でもこのエマーソン四重奏団で聞いてると、
ドビュッシーがなんとなく・・後期シューベルトの根暗いイメージと被って聞こえます。
喜怒哀楽がなく、小難しいイメージだけど、このエマーソン四重奏団で聞いたら、やたら憔悴感てのが伝わってきそうです。
 
ラベルは水玉のような瑞々しさよりも、葉巻の煙で揺るような・・止め跳ねを意識するより流れ極意とするようなと息使い。
かと言って、ドイツ的に仰々しく構えて演奏してるわけでもなく
むしろ浅煎りのようで、奏者の意気込みは伝われど曲に引きずり込まれることはありません。
 
それがある意味、先入観てものを捨て去って自分なりの解釈でこの曲に臨んでるのかもしれません。
「にんじん嫌いの子供ににんじんをどう食べさせるか」・・
にんじんの栄養価をとくとく説明し納得させるか、それともにんじんに別の味付けをして騙して食べさせるか。。
そういうのをなんとなく想像させる一枚です。
 
レーベル:ドイツグラモフォン
四重奏団:エマーソン四重奏団
評価:なんかマフィアチック
 
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まあ、これも名盤の部類でしょうねえ。
北欧の作曲家、エドワード・グリーグが北欧のお話を元に書き上げたペールギュント。
内容はお子様向けで無い気もしますが。。それをまあ、音楽的に実に寓話チックに表現してます。
おそらく当時としては、今でいうディズニーの音楽のように人気があったのではないかなあと想像したりまします。
 
さてこのCD、実際のところ、指揮者ってのはほとんど話題に上がったことがないかも。。
実際このCDで話題に上がるのは、ピアノ協奏曲のピアノ担当のクリフォード・カーゾンさんのほうでしょうか。。
 
ちなみに、指揮者はエイヴィン・フィエルスタード。オケはロンドン交響楽団。
このエイヴィン・フィエルスタードさん・・・本当にどういうコネで録音できたんでしょうか。。
実際、日本ではこの演奏ぐらいしか帯び付きで販売されたことないのでは?と思えるほど、他の演奏で名前を聞いたことありません。
 
大御所や中堅指揮者から比べてもほとんど謎と思える素性ですな。
しかし、由緒不明な指揮者ながら出てくる音は非常に素直です。
弾力性もあるし。。まあ弾力といってもスーパーボールみたいに弾けるとか、ピーンと打てばすぐもどる反応の良さとかでなく、テンピュール枕のようなプニっとした塑性のような柔らかさに近いかも。。
素朴で牧場的な音をロンドン交響楽団から引っ張り出してます。
 
聞いていて耳当たりの優しさが、気持ち良く、ある意味、通常の指揮者の曲とは一線筋が違ってます。
決して呼吸荒げるような感じでなく、曲の流れのツボと思しきところには鳥のUターンのように綺麗に入り込んでます。
 
まあ、ここまでの出来ですから、ピアノ協奏曲も普通とは違うかも。。
よくこの曲って最初がどことなく、刃のような冷たさを感じてしまいます。
そういう意味でも北欧の自然環境の厳しさの表現か、はたまたブリザードかって意識させる演奏多いけど、
 
でもこのCDは・・地球温暖化で棚氷が割れて親子白熊が引き裂かれているのを身細る思いで見守っているような。。
 
まあどっちにしろ、自然環境の厳しさを感じさせるには違いがありませんが、どちらかというと、クールなアプローチよりも、憂いのようなアプローチかもしれません。。
 
また、ピアノのクリフォード・カーゾンの音色がこれまたリズムを味わうように演奏をされてるので、まるでショパンかと思うほど、繊細に弾いておられます。
こんな物憂げながら慎ましさを貫き通すような意志を感じる演奏なら、きっと演奏後、「どや?」顔の出来栄えでなかったのではないかと思われます。。
 
まあ、荒ぶる北欧のイメージを塗り替えて聞かしてくれる一枚です。
 
 
レーベル情報:デッカ
指揮者;エイヴィン・フィエルスタード
オケ:ロンドン交響楽団
ピアノ:クリフォード・カーゾン
評価:ここまで化粧できたら天晴れ。

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