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ロシアの作曲家メトネル。綴りからしてメトネルと英語では読めない(汗)。
どちらかというと、ピアノ曲の界隈ではまだ演奏録音に採用されることはあったとしても、
バイオリン曲が採り上げられるのは、稀でしょう。
そんな稀をモーゼの奇跡のようにCDとして販売してくれるナクソスレーベル。。
これを知るまで、「おとぎ話」系のピアノ専門のイメージがあったのですが、バイオリン曲も、旋律的に酔える分もあれば多目的言語のようで理解するのに四苦八苦な一面もあり、
さすが、ピアノ曲「おとぎ話」シリーズを作った人と思えますよ。
ただ本来のロシアンチックな豪快さより、北欧のつんつんした様なバイオリン曲に近いかも。
ちなみに収録曲は第3番「エピカ」とタイトルが。。
エピカとは叙事詩という意味だとか。。
さらに帯にはオイストラフも愛していた曲とか書いてるけど、CDで出てないのかねえ。。。
とはいえ、
ナクソスのバイオリン奏者ローレンス・カヤレイ。。
落ち着いた水彩アートのように曲の輪郭と、滑り出すような旋律を奏でてます。
ただ5楽章編成なんで、3楽章でおなか一杯に条件反射的なってしまったら、4,5楽章がなかなか躍動と舞曲チックな響きがあるので、しっとり終わったほうがいいのにと思えたり。。
でも、いいんです。。
おとぎ話印のメトネルなんですから。。
しかし個人的には、一番最後に収録されていた、おとぎ話第一番バイオリン編曲バージョン。
これがすこぶるいい〜。
僅か3分程度の曲ですが、本家のピアノ曲より哀愁の重みを感じてしまいます。
しかもこの編曲を施したのが、バイオリニストなら憧れに思うヤッシャ・ハイフェッツ。
鬼神のようなイメージの方がこのような哀愁の曲をも編曲なさるとは。。
つくずくうらやましい限りの才能かも。。
バイオリンの音色を知り尽くしてるからこそ、このようなことができたかも。
ほんと、第一番だけでなく、全曲実は編曲していますってオチはハイフェッツさんに残されていないもんでしょうかねえ。
ともあれ、演奏される機会が無いような小品だけど、何とか楽譜が手に入らないものかねえと思ってしまう。
アンコール曲とかにいいかもしれないな。
できたら生で聴く機会があればいいのにと、想いを馳せさせる一枚です。
レーベル情報:ナクソス
バイオリン:ローレンス・カヤレイ
ピアノ:ポール・スチュワート
評価:磨けばダイヤ
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