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ティートのミュージック・アワワ、ワ〜(汗)・・・
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習いに行っている音楽教室の、、「このはし渡るべからず」で有名な(?)足利義満VS一休さん並みのお題目のせいで19世紀の作曲家を探して迷走しているうちに、、、、
思い出した!
この方も19世紀だった!!
と、いうことで、ルーマニアの作曲家チプリアン・ポルムベスクを久しぶりに聞きました。

チプリアン・ポルムベスク。
1853年生まれ。。。普通に人生を営んでいれば、、没は20世紀にはかかっていたでしょう。。
ですがこの方、没は1883年。。
僅か29年の人生で終えられました。。

ルーマニア独立運動に参加したことで投獄され、獄中で亡くなられたそうです。。

日本でも天満敦子さんがルーマニアからこの方の楽譜を引っ提げて戻られ、演奏されるや、、一時有名になったそうな。。

ある意味、本家本元である天満敦子さんが演奏されているCD。
ただ、、、小林亜星さんが編曲なんで、どこまでアレンジかは不明ですが。。



ちなみに、ポルムベスクの曲は「ベルダのバラード」「ベルダのノクターン」「哀歌」が収録ですが、他にもバイオリン曲はあるけど、なぜか日本ではそれ以外の楽譜は見かけずです。。


肝心の曲は、確かに物悲しい感じですがね、ただ日本の演歌のもの悲しさとは違い、空っ風の吹きすさぶ身の寒さを彷彿とさせてくれます。

天満敦子さんもテクニックも危うさもありません。。
ただ個人的にはもう少し感情の熱い演奏がお似合いかもなあ。
けど、日本人がそれしたら演歌になるし。。
そういうでも諸行無常さが漂うこれくらいの演奏が本来のポルムベスクの生き方に殉じた演奏かもしれませねええ。。



レーベル:IMG
演奏:天満敦子
評価:端正と淡白な冷たさとがグッド!

菅野光亮 作曲  ピアノと管弦楽のための組曲 「宿命」
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まずは映画話が入りますが、映画八つ墓村(昭和版)の音楽を手掛けたのが、芥川也寸志。
ついでにその方の音楽作品を知りたいと思い、次に映画「砂の器」を見ました。
・・・・
これがまあ、物の見事に映画と音楽がマッチしており、「これ、まじで芥川さんのピアノ協奏曲を映画モチーフにしたのか?」と思い探してみたら。。。
ありました、、れっきとしたピアノ協奏曲としてでなく、
組曲「宿命」という、映画音楽の再編集みたいです。

更に調べると。。芥川さん、この映画では、音楽監督としてだけ携わり、、実は菅野光亮氏が作曲されたとか。。

でも、、いい。。芥川さんでなくても、いい音楽はいい。。
なにせ、出だしのピアノからして運命の響きのような感じがして、クラシックのピアノ協奏曲に退けをとりません。
そして目まぐるしい管弦楽が映画の主人公が巻き込まれる世情をよく表してます。
ピアノの動きで、映画の主人公が生い立ちで培われてきた不屈や屈折とかの精神性を代弁しているかのよう。。

まあ、一番の聴きごたえは最初の一楽章の部分で協奏曲みたいに、最終楽章で更にいい音楽が・・・ってのは無いですが・・やっぱ映画音楽の再編集だけに映画を見てからのほうが、各楽章に感情的に入りやすいかも。。


指揮は西本智実。ピアノは外山啓介。
なかなか想像してなかったコンビ。。ただ、聞く限りお二人とも、かなり細部までコントロールしていて、、哀憐チックに節欲な・・・罪の救済みたいな感じでしょうか。。
個人的には映画の影響もあるので、むしろ自己の曝け出しと断罪をこの音楽に感じていたので、
いかにもお上品な調べに聞こえました。。
映画音楽で感じた強靭さはやや影をなくしてました。。
曲は濃いけど薄化粧のような(でも上手いんだけどね)。。
まあ映画知らずにこの曲を聴くとかドラマ版「砂の器」からこの曲を聴くなら、、、このスタイルでも違和感ないかも。。、
個人的には野性味あるような音作りが似合いそうに思うけど。。
ただ、なかなかCDでも販売されていないだけに、もっと異種異演の演奏も耳にしてみたいもんです

ちなみにドラマ版「砂の器」は千住明さんの編曲。。
バイオリン楽譜で「宿命」があって慌てて買ったら、、菅野さんの曲でなく、、ドラマの千住さんバージョンの、さらにバイオリン向け編曲だったので、、、ちょっとショボーン〜。。

千住さんの「砂の器」、どうもシューマンチックな感じですか。
やっぱ、音楽監督として芥川さんの冠があるだけに、、求める意識の差は出てきて当然かもしれませんねえ。

レーベル: Billboard Records
指揮者;西本智実
オケ:日本フィルハーモニック交響楽団
ピアノ:外山啓介
評価:模範解答な優等生演奏か。。
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「泥棒見て縄をなう」ナウ。。って言葉がありますが。。
某日某所にて、楽譜屋さんがあると知り、どんなところかねえ、と物見遊山のつもりで出かけました。
当然、バイオリン関係のところを物色ですが、
普通は
「○○作曲家の○○曲」と目的意識をもって訪れるものに対し、
「(たまたま名前知ってるマイナー)作曲家で、(あわよくば)バイオリンの曲って存在してるんかいな?」と、
繁華街をふらつくように書棚を探していたら。。

偶然ですが、ブラジルの作曲家、エイトル・ヴィラ=ロボスのバイオリン小品集を見つけてしまい、テンション上がってお買い上げ。。

・・・で、
楽譜見たものの。。。「これって一度も曲聞いたことないから、流れのイメージ湧かねえ」と打ちのめされ、、
アマゾンで物色したら見つかりこちらも急遽お買い上げ。。

さて、収録曲は3つのバイオリンソナタと小品のセット。
ただ、小品も、バイオリンのために書かれたものではなく、他楽器の曲をバイオリンに編曲されたものかもしれません。
全体的に♯記号なら、どことなく短調めいたもの悲しさがしんみりと包んでくれる。
旋律の甘い流れとかはクラシックながら、曲的にはフランスクラシック音楽のような横顔を見せてくれるので聞きやすいい。。
「improviso」って曲も、しっとりしていてセンスいいし。。
「黒白鳥の歌」ってタイトルがあり、サンサーンスのパロディかいな?と思ったけど、なかなか真面目に作られていて、白鳥と双璧に見えますよ。
まあ、「ブラジル風バッハ」とか、「赤ちゃんの一族」とか風変わりなタイトルの作品ありつつも聞きやすい曲を作っているヴィラ=ロボスですから、外すことはないかも。。
とはいえ、
「カポクロの伝説」やら「虫たちの受難」やら。。。ちょっとタイトルからして聞くの手控えそうな楽譜もあるんですがね。


レーベル: Cypres
バイオリン;Paul Klick
ピアノ:  Claude Coppens
評価:ヴィラロボス登竜門にいいかも。。

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おおむね。。バイオリン曲は華麗で美しく。。そして、流れる旋律。。

と、思う方が多く、
誰が、頭かかえるような流れの無粋な曲を聴きたいか。。
。。
すみません。。
どちらかというと美しさより、武骨な響きが。。このハンガリー系の作曲者には多いのではないかと。

エルンスト・フォン・ドホナーニ。指揮者ドホナーニのご先祖様筋のハンガリーの作曲家。。
個人的にはスクリャービンもどきながら泥臭いバイオリン協奏曲第一番が好きなので、このたび
バイオリンソナタも購入。。

しかも、そのバイオリンを名手、ジャン=ジャック・カントロフが演奏してるだけでも、気になって仕方ありませんでした。
東欧の土煙漂う追うな旋律に、甘いカントロフの響き。。
曲も濃いなら演奏も濃いです。。
西欧の分かり易さと違うのはご愛敬ともいえましょう。
自分に打ちのめり込むストイックな音の作りが
ドホナーニの曲は哀愁の旋律ですが、どことなく洗練されたジプシーのような揺らぎと唐突さを融合したような音楽。
3楽章はとくに民族的センスがうまく溶け込んでいる感じでこれだけでも演奏し甲斐はあるんではないかと。

さらにエネスコとなるとこれはもう。。
西欧とは、ちょっと接点見つけにくいかな。

どことなく、ドラキュラでも登場しても不思議でないような。。ことバイオリンソナタ第3番はルーマニア民謡風と副題があり、
中でも2楽章は「ミステリアーノ」と表記が。。
西欧ならミステリアーノなんてあれば、「恋のときめきかねえ」とか思えるような楽想を想像しますが、
エネスコのコレは、薄ら重苦しい風情がありますよ。

哀愁から鬱蒼とした重苦しさを備えてるエネスコのバイオリンソナタ。。
カントロフさんの演奏だからこそ、妥協を感じさせない仕上がりの思えるかも。
とはいえ、なかなか聞くことのない東欧の作曲家の音楽、珍しさに手元に置いておきたいCDです。


レーベル情報:ALMRECORDS
バイオリン;ジャンジャック・カントロフ
ピアノ:上田晴子
評価:分かり易さよりも意味深さ
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映画「レッド・バイオリン」の影響で、勢いで買ってしまったCDのうちの一枚。。
興奮冷めやらぬ状態も、振り返ればなんでこんなの買ったんだ? というのもありますが、
個人的にはこのCD,クロエ・ハンスリップさんのバイオリン演奏、なかなか諸行無常の響きで、音の濁らない説得力と研ぎ味を持った演奏でした。

で、このままだと、コリリアーノ「レッドバイオリン協奏曲」の第一楽章であるシャコンヌ褒めちぎりで終わるんですが、
このCD他にもアメリカの現代作曲家詰め合わせにもなっていて、フランツ・ワックスマンの「トリスタンとイゾルテ幻想曲」やワックスマンが編曲したエネスコルーマニア狂詩曲。
そして、
ジョン・アダムズ。
バイオリン奏者の名前と比べるとなんか偽名っぽく聞こえすが、「中国のニクソン」や「ドクターアトミック」といういかにも現代♪って題材を採り上げたオペラも作製されてます。
ということで、
名前だけは以前から聞いてはいたんですが、アダムズの作品はこれが初聞きです。
正直、聞き馴染んだ、感情メロメロ・哀愁メロメロな古典的バイオリン協奏曲とは違い、揺れ動くように数式のようで・・・「先の予測を聞いてる側が楽しまないと面白い処が無いよ」って感じの音楽が続きます。
縁で、現代音楽を聴くことがちょくちょくあるので、聞き馴染んだ方だと受け入れやすい部類でしょうが、
中学音楽教科書の音楽家リストで良しとするなら、手を出さないほうが知らない世界で吉と思います。

とはいえ、意外に現代と近代と橋渡し的な要素もあり、完全に無味乾燥な音楽感ではなく、
深みのない分、感覚的に音の素通りを楽しむような。。
それが音楽?って感じでしょうが、音に意味を持たせないのが現代音楽って面もあるし、
第二第三楽章はしっとりと濃厚な旋律もあり、
・・・第一楽章で眠たくなったら、第二第三楽章に飛ばす・・ってのもアリではないかと。
「作曲する権利」と「聞く権利」と権利と権利のぶつかり合いのようなのを悟るのがアメリカンクラシック・・
なんか本論がズレてきましたが、
個性的な伸びの工夫ってのを感じさせます。

こういうのに主観を切り離して、技術論で颯爽と取り分けるような、いいメス捌きのようにバイオリンを闊達に操るハンスリップ。
日本刀のようなヌヴーのあとを追えるのではないかと思ってしまいす。。

なかなかいい演奏家と思えたCDです。


レーベル情報:ナクソス
指揮者:レナード・スラットキン
オケ:ロイヤルフィル管弦楽団
バイオリン:クロエ・ハンスリップ
評価:颯爽感が拠り所


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