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2005年の読書

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昨年のうちに書くつもりだったけれど、ばたばたと年が明けてしまいました。
昨年読んだ本について。例年より読書量が多かったのは、去年ネットオークションで
沢山本を売買したことと、地元の図書館を利用するようになったから。
何を読んだかも記録しているので分類してみました。

経済・株・マネー本が21冊
エッセイ20冊
社会・事件(ドキュメンタリー)もの8冊
自己啓発系9冊
雑本・サブカルチャー31冊
小説1冊
美容・健康3冊
このなかから印象的だった本を感想というよりは簡単にですが、ご紹介します。

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雨の降る日曜は幸福について考えよう
橘玲 幻冬舎

こういった類いのマネー関連の本にしてはシンプルでセンスの良い装丁なので
惹かれて手に取ってみた。そして目次のタイトルも興味深い。
自殺志願者に安楽死を/財政再建は覚醒剤合法化で/福祉のない豊かな社会etc.
ドキリとさせられますが、いわゆる資産運用本とは違った視点で書かれていて興味深いです。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/8c/32/m_berimbau/folder/688909/img_688909_22507106_1?20060114201456.jpg
ドキュメンタリーは嘘をつく
森達也 草思社

小人プロレスやエスパーの清田君、オウム真理教を撮った「A」「A2]など、気鋭のドキュメンタリー映像作家。タブー視されている題材をあくまでも自分の視線を崩さずに撮り続けていく姿勢には
並々ならぬ情熱があり、彼が触発されたドキュメンタリー作家の原一男の作品「ゆきゆきて神軍」
には私もショックと感銘を受けた映画なのでより共感を覚えます。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/8c/32/m_berimbau/folder/688909/img_688909_22507106_2?20060114201456.jpg
オニババ化する女たち 女性の身体性を取り戻す
三砂ちづる 光文社新書

リプロダクティブヘルス(女性の保健)の疫学専門家である著者が
現代の女性たちが性と生殖、女性としての身体性への軽視で「総オニババ化」してしまう。と
書いている。女性はできるだけ早く結婚して子供を産みなさい、と。
昔話に出てくる山で小僧を襲うヤマンバは独身の更年期女性が社会で役割を与えられなくなり
山に篭って男を襲うしかなかった、という話だと読者は捉えているそうな。
話題を「さおだけ屋」に持っていかれちゃった感もありますが女性なら一読する価値はあると思います。


https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/8c/32/m_berimbau/folder/688909/img_688909_22507106_3?20060114201456.jpg
ぼくはオンライン古本屋のおやじさん
北尾トロ ちくま文庫

伝説の昭和ロックバンド・ジャックスのヴォーカリスト、早川義夫の著作「ぼくは本屋のおやじさん」の確信犯的パクリのタイトルに微笑がこぼれます。裏社会の実情「怪しい人々」、裁判傍聴記「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」などノンフィクション・ライターを本業とする傍らオンライン古本屋「杉並北尾堂」のオヤジさんでもあります。 ここを見るとまたまた本が読みたくなる。。

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風味絶佳
山田詠美 文藝春秋

ここのところ、小説は読む気にならないのだけど、昨年読んだ唯一の小説。
随分昔に読んで以来、この作家の本は読んでいなかった。
タイトルと装丁が気になったのと、年齢を経てどんなお話を書くのか興味があったけれど、少し期待外れかな。文章は綺麗で上手いのだけれどもっと何か変化を期待していたのかも。
肉体労働の男性たちと、彼らに関わる女性を描いた短編6編。ただ唯一、読んだ小説ということで。

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コパ・カバーナ
石橋栄子 アーティストハウスパブリッシャーズ

60年代に政財界、有名人で賑わった赤坂の高級ナイトクラブ、コパ・カバーナに働き、
波乱の人生を綴った自叙伝。デヴィ夫人がスカルノ大統領に見初められたというのも、ここが舞台。
今の職場が赤坂ということもあり、有名ナイトクラブの跡地なのでそんなことから 興味を持った。
古い大映映画などに見られる、豪華なドレスを着たホステスさんがひしめく夜の社交場での秘話。
いちホステスさんであり、有名人でもないので赤裸々に書かれているのがかえって面白い。

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キャッチセールス潜入ルポ ついていったらこうなった
多田文明 彩図社

世の中には、疑いもせず騙されて大金を払ってしまう人のいかに多いこと。
人一倍猜疑心の強い(多分)私には信じられない話だ。
手相の勉強をしています、とか絵画展を見ていきませんか?とか声をかけてくるあやしげな20もの勧誘に実際についていったらばどうなるのか、という好奇心を、身をもって満たしてくれる著者はキャッチセールス評論家、と名乗っているが、1000本ものエキストラ業、兼ライター、というのもなんだか納得できる。海千山千の専業ライターじゃないだけに読者が自己投影できるのが狙いかな。


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レモン・ハート 会計と監査
古谷三敏 日本公認会計士協会

マンガです。「BARレモンハート」に集う常連さんとマスターに、新顔のお客さんで会計士(監査さん、と呼ばれる)が会計のいろはを丁寧にわかりやすく教えてあげる、という設定。
経済漫画は多々あるけれど、こういうのはなかったので新鮮。貸し渋りは何故起こるのか?に始まり、会計と税務の違い、解るようで解らない公認会計士のお仕事、減損会計についてなど書かれています。


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泡沫傑人列伝 知られざる超前衛
秋山祐徳太子 二弦社

泡沫=うたかた のごとく昭和に散り消えていった前衛芸術家たち。
著者の秋山さんは都知事選で惨敗し、ご存知の方も多いと思いますが
前衛芸術家である彼をとりまく泡沫人50名。アカの他人の葬儀に参列し、最終芸術を見守る”葬儀人類学者”や全国各地のお寺を廻って鐘をつくという”鐘つきアーティスト”や画廊の展覧会のオープニング日に呼ばれてもいないのに必ず現れては美酒をいただいて帰る謎の紳士など、それぞれかなーり濃い方たち。アナーキストというか、単なる奇人変人というか。パフォーマンスアート'だとか'ハプニング'はその昔ムーブメントを巻き起こしましたが思えば'ストリーキング’という全裸で走る行為もそういう前衛アートの流れだったのでしょうか。最近ではこんな変人と言われる人間もすっかりいなくなってしまい、すこーし寂しい気もする、のですが。


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夜間中学 -トリコじかけの世の中を生き抜くためのニュー・テキスト-
根本敬 情報センター出版局

タイトルはさすが、です。「夜間中学」ですよ。装丁もライトなカンジで、おしゃれです。
根本敬を知らずして、間違ってこの本を読んでしまった読者の反応が気になるのですが、中身は「因果鉄道の旅」、「ディープ・コリア」に比べると一般受けする内容となっています(笑 それでもしっかりと根本ワールドと言われる毒気は息づいており。根本さんも今や妻子を養う一家の主・・というのも感慨に耽けさせられます。


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喪失の国、日本 −インド・エリートビジネスマンの日本体験記-
M・Kシャルマ 山田和訳 文春文庫

訳者がインドを旅した際に奇跡的に知り合ったという俄か信じ難い書き出しにも関わらず、
インド人から見た日本、の視点が面白おかしく、思わず笑ったり考えさせられたり。
著者が住んだ「シャトー○○」というワンルームマンション名と家賃の金額から、
インドの親類はお城に住んでいるものだ、と勘違いしていたとか(笑 
物価の相違、恋愛観、宗教観、単なる外国人から見た日本という体験記に留まらず、
読後の切なさは何とも言えない。一読をお薦めしたい本です。


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いちど尾行をしてみたかった
枡田武宗 講談社文庫

「街角でスレ違う人びとは、どこへ行き、何をして、どこに帰るのか? 気づかれぬように他人の後ろ姿を追い、街を遊泳してみると、見慣れた都市はスリルと緊張感に満ちた怪しげなワンダーランドに変わる。都市の人間観察ノート。」ということだが、今ならストーカーまがいと勘違いされてしまいかねない。しかも第一章の対象は小学生の女の子。それだけこの本の出版時に比べると世の中が物騒になってしまったということだが。対象は百貨店で買い物をするオバハン、ホームレスの老人、白昼の新宿でディープキスをする高校生などごくフツーの人々。ただ単純に純粋に、他人の行動を垣間見ることから、浮き彫りになる実態。著者のキャラが素朴で魅力があってか人気になり、その後<変装編>や<集団に混じってみる編>なども出版されている。雑本の王道ともいうべき本かも。

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