ダビデのように

ドイツ在住のカトリック信者、主婦です。

証しコーナー

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私は2009年から近くのカトリック教会で、カトリックアルファコースに参加しています。
ちょうど私にとって人生初の黙想会、シスターマルガリタの黙想会に参加するちょっと前からのことです。

その頃、一番下の子が入園して、「やったー!これから午前中は私の自由時間!」と喜んだのですが、心も経済的にも不安定な時期で、ふらふらっとしていたらアルファコースのチラシをみつけたのです。
時間帯がちょうど下の子が幼稚園に行っている10時から午後2時。
しかもランチ付き!
「ランチ」に釣られて恐る恐る参加してみました。

分かち合いの場では、私はただその日のテーマに合った、おもに黙想会で体験した事を話すようになりました。
じつは、私、人前で話すのは苦手なんです。

毎回、「なんにも喋りたくない! イエスさま!何を分かち合えばいいかわからないです!でもイエスさまが望む事なら、そうなりますように。何を語るかは、聖霊にぜんぶお任せします」と言うようになりました。

気がつけば、15テーマX5回アルファに参加=75回も分かち合いをした事になります。

それで「野球のユニフォーム」はその中の一つです。

ps:「アルファ・コース」は、キリスト教の基本を紹介するプログラムです。「食事をともにし、ビデオによるトークを聞き、小さいグループで話し合い」など、毎週金曜日、全13週(約3カ月)を通して楽しい雰囲気の中でキリスト教の基本を学びます。
内容は:
 ■ キリスト教とは?
 
 ■ イエスとは?
 
 ■ イエスの死とは?
 
 ■ 確かに信じるには?
 
 ■ 聖書を読むには?
 
 ■ 神に祈るとは?
 
 ■ 神の導きとは?
 
 ■ 聖霊とは?
 
 ■ 聖霊の働きとは?
 
 ■ 聖霊に満たされるには?
 
 ■ 悪に対抗するには?
 
■ イエスを伝えるとは?
 
 ■ 神のいやしとは?
 
 ■ 教会とは?
 
 ■ 人生を最高に生きるには?
 


-----以下がこの間の集いで私が分かち合った内容です-----

神さまは私たちの祈りを聞いてくださる優しいお方です。
私たちから見て絶対不可能だと思えるような事から小さな事まで面倒みてくださいます。

長男は小5の頃、あることの罰として主人に少年野球に入団させられました。
同じ学年の友達はみんな小さい頃から野球をやっていたので、息子は試合にはなかなかださせてもらえません。彼はほとんどベンチでした。でも一生懸命に応援をしている彼の姿は忘れられません。

ある時、みごと優勝をし、卒団式にはそれぞれ優勝トロフィーを記念としてもらいましたが、息子はもらえませんでした。
でもスピーチで、彼は涙しながら、「優勝できて嬉しいです!」と言い、 監督とコーチと関係者のみなさまに感謝する姿にわたしはとても感動しました。見ていて痛々しかったけど、息子の成長に感謝でした!

中学になり、彼は自ら野球部に入部しました。
ある日、彼は嬉しそうに私にこう報告しました。
「ママ! 明後日の試合、監督が試合に出なさいって!
試合ユニフォーム、よろしくね!」

え?! 中1なのに試合? 息子が出場?!

嬉しそうにしている息子を見て私も嬉しかった!
でも一瞬で悲しくなりました。

その時、うちの銀行口座は0円だったからです。どこを絞っても出てくるはずがないお金。
二日後にユニフォームを買ってあげる事は私たちにとって不可能な事でした。
諦めさせる事になるのかな‥…。
私はただ祈る事しかできませんでした。

次の日、私は「ユニフォームを買うお金があるわ!」と喜びながら朝を迎えました。
でも、それは夢だったのです。
私は「9000円が手元にある」とてもリアルな夢をみただけでした。

「いいえ!きっと神さまは与えてくださるんだわ!」と希望を持ちながら一日を過ごしてみましたが、お金は湧いて来ません。
だんだん日が暮れて、息子が帰ってくる時間が迫って来ます。

「やっぱり明日の試合に息子は出れないんだ。
 理由はお金がないから・・・。
 悲しい・・・」

夕飯の支度を止め、私は悔しさのあまりテーブルにうつ伏して泣いてしまいました。
いろんな思いが入り交じり、だんだんみじめな気持ちになって大声で泣いてしまいました!!
ユニフォームさえも買ってあげられない自分のことも責めました。
とにかくずっと泣きました。
すると、関係のない色々な悪い考えまでが私を襲って来ました。

ユニフォームは諦めるとしても、このままではいけないと感じ、泣きながらも私はふたたび祈る事にしました。

今度は信頼をもって祈りました。

「かみさま、ごめんなさい。主は良いものをお与えになるお方。
それを信じ、すべてあなたに委ねます」。

その瞬間、突然気持ちが落ち着き(ほんとに!)安心感に満たされました。
と同時に「緑色の封筒」というイメージが一瞬ですがはっきりと頭に浮かびました。

私はびっくりしましたが、すぐ立ち上がり、しくしく泣きながら自分が感じた場所にさっと手を入れて、荷物の間に挟まれてるプラスチック製のチケット入れを引っ張り出しました。

これは10年程前にメキシコのグアダルペの巡礼に行ったときの航空券を入れていたものでした。

中を開けてみると、その時購入したグアダルペの絵ハガキなどに混じって、何かが入っています。

ん?
イメージ通りの緑の封筒が入っていました。
開けてみたら、なんと1000札8枚と500玉2枚。
9000円が入っていました!!!!
ハレルヤ!!!!
マリアさま、ありがとう!

その直後、子供達が学校から帰って来ました。みんなはお金の事を心配してくれました。
長男はユニフォームが無いのをみて、私に近づき、優しく言いました。
「ママ、大丈夫だよ。試合、出られないかもって監督に伝えてあるし。またチャンスは来るよ」。

そこで私が9000円を出して見せると、全員が口々に叫びました。
「え〜〜〜?!?!
  ママの今朝の夢、
    現実になったの??」


でも喜んでいる時間はありません!
ユニフォームのお店はまもなく閉まっちゃうし、監督にも連絡を入れなくては!

息子が監督に連絡入れると、監督とユニフォームのお店の方が友人だったので、私たちが到着するまでお店を開けて待ってくだささるとの事!
私と息子は寒い冬の中、自転車で20分の距離を走りました。
凍えそうな寒さだったけど、心は喜びでいっぱいでした。

はじめて行く場所だったので迷子になるのではと心配でしたけど、なんと私たちの通っている教会のすぐ近くにその店はありました。
まわりは暗かったけど、お店の入り口だけ少し開けてあったので、明かりみえました!
まるでイエスさまが私たちを心待ちにしてくださっているようで、嬉しくなりました。

あれこれディスカウントをもらいながら購入金額のトータルがなんと8000円ちょっとでした!
これにも驚かされました。
残りの数百円は子供達の為の美味しいものを買って祝いました。
もちろん長男は無事、初の試合に出る事が出来ました!!!

そんな息子も今は中学二年生。先生や部員に推薦され、福キャプテンを努めています。
どちらかというと野球が強い中学校ではないので、本人はプレッシャーでいっぱいでしたが、先週の地区大会でみごとベスト3位に入る事ができました!
息子が3点得点を入れてチームは優勝しました。これには私たちも本人もびっくりしています。かみさまからのプレゼントでしょうか。


あの時、家族で体験した神さまの優しさは忘れる事ができません。
ユニフォームを与えられただけではなく、そこから学ぶ事が多いからです。
この体験で、主の愛、信頼して祈る事の大切さ、謙遜、忍耐、一致、実りある事をたくさん学ばさせてくださった事に感謝せずにはいられません。

経済的に苦しい状況のおかげでこんなに学べると思うと、この状況にも感謝できるようになりました。
もし普通にお金があったら、普通にユニフォームが買えてたら、こんなには学ぶ事はなかったでしょう。感謝する事も忘れていたでしょう。天のおとうさん、ありがとう。あなたは与えるだけではなく良い物をお与えになる優しいお方。
                     フラワーローザ


 

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