オリンポスの聖女たまたま私の誕生日である1月25日。大好きな韓国人ヴァイオリニスト チョン・キョンファさんのリサイタルがザ・シンフォニーホールで実施された。
チョン・キョンファ(鄭 京和)
Kyung-Wha Chung 無職の身だったため、贅沢すぎると行こうか迷っていたのだが、幸いなことに直前の24日に就職が決まったことで、自分へのご褒美として久々にコンサートに行くこととした。
チケット
彼女は、数年前に赤坂のサントリーホールで見て以来であった。彼女に興味を持ったのは、名盤の誉れ高いチャイコフスキーのヴァイオリンコンチェルトがきっかけであった。今回の演目はバッハのソナタが中心で自分にはなじみの薄いものだった。諸事情により、このたびオーディオを売却処分したため、予習ができないままでの今回のコンサートとなった。
お気に入りだったオーディオ
(スピーカー:JBL、CDプレーヤー:naim audio、真空管アンプ:luxkit) 二度と組めないであろうシンプルかつ贅沢なヴィンテージのオーディオセット。Rock、Jazzは、もちろん、日本の歌謡曲もしっとり鳴らすことができる素晴らしいシステムだった。ビートルズも素晴らしい音で鳴らすことができた。ちあきなおみも素晴らしかった。楽しい思い出を有難う。
さて、会場に着くと年齢層は結構高め。おそらくクラシックに相当詳しい皆さん、近隣の喫茶店で時間をつぶして、クラシック談義の後に入場している模様。ホールに入ると壁面に映画「禁じられた遊び」のテーマソングを弾くギタリスト ナルシソ・イエペスのコンサート写真が飾られていた。20年以上前のリサイタルの写真であった。歴史の重みを感じた。
夕闇に光るザ・シンフォニーホール
開演前、期待が高まる。白いゆったりしたドレスを着た彼女が登場する。彼女はギターとマイクを持っている。演奏の前に語りだす異例の展開。
1969年から一緒に行動してきたマネージャーが昨日亡くなりました。今日のコンサートを捧げます。
と、英語で話したあとスタート。
タオルを肩にかけ、天を仰ぎ、ヴァイオリンの感触を確かめ一気に集中。弾き始める。怒涛の勢いで演目をこなしていく。体と楽器が共鳴し一体化する。2度の休憩をはさみ三部構成で約3時間のプログラム。一度調子が悪かったのか、再度初めから演奏しだすという珍しい場面があったが、彼女の集中力は途切れることはなかった。
気難しいといわれる彼女も機嫌がいいように見受けられた。
19時に始まり22時前に終了。長いコンサートであった。会場は満席。一流のプレイヤーの演奏が近くで見られて幸せな一日であった。
彼女は僕にとっての「オリンポスの聖女」だった。詳しくは浅田次郎先生の小説をお読みください。
私は1月25日に44歳になった。
もう若くはないのだと痛感した。
就職が決まり、モラトリアムもおしまいです。
そろそろブログも終わりに向かいます。
今回は話が逸れました。
ではまた。
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