西の街から....

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 スペインの巨匠には、ベラスケスやゴヤ、ピカソなどたくさんの有名な画家がいますが、
 私が好きなのはセビリヤで生まれ育ったムリリョ MURILLO, Bartolome Esteban です。
 彼の絵画を最初に見たのは、マドリッドのプラド美術館にあった「受胎告知」です。
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 ルーヴル美術館にもイタリア絵画のギャルリーを過ぎたところにスペイン絵画のギャルリー
 あって、そこにはいくつかのムリリョの絵画が展示されています。
 今日は、このギャルリーに小学生が先生に連れられてきて、ここで思い思いに絵画のスケッチを
 していました。
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 ムリリョは長い間、ヨーロッパの画家の巨匠として仲間に加えられた唯一のスペイン画家でした。
 彼は生存中から賞賛され、ついであらゆる収集家の的となり、多くの画家たちから賛辞を
 受けました。
 その名声は、ルーヴルでは、1869年に美術館のギャルリーのためにムリリョの胸像を
 注文したくらいです。
 ルーヴルでの彼の多数の収蔵品からその重要性と多様性を理解することができます。
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 厳しい節度がスペイン絵画の特徴であったような時代に、多くの場合はタッチに比類のない
 甘味さをみせる彼の芸術は、同時代の画家たちにとって、霊感源となるひとつの
 完全な手本を提供しました。
 実際、ディエゴ・デ・ベラスケス(1599-1660)やフランシスコ・デ・スルバン(1598-1664)の
 ような画家が、故国や愛好家の枠を超えて評価されるのは、
 19世紀末まで待たなければならないのです。
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 1660年代からムリリョの作品は静かさと甘味さへと向かい、その時代からそれらが彼の全作品
 の特徴となりました。
 マドリードでの短期間の滞在のさいに、王室コレクションで研究することができた巨匠たちの
 作品が、彼の色づかいとタッチを変えていっそう豊かさをもたらしました。
 彼のすべての作品を通して見られる宗教感情は、その時までスペイン絵画が表現してきたものとは
 非常に異なった形で現れてきます。
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 彼が生まれたのはスペインのセビリヤの町で、そのために彼の生涯のほとんどの仕事は
 セビリヤで行われたと言ってもよいでしょう。
 ルーヴル美術館にある「聖母の誕生」は、セビリヤ大聖堂の聖パウロ礼拝堂のために1660年
 描かれましたが、マリアのエピソードであると同時に、家族の親密な場面でもあります。
 明暗表現は透明感のあるタッチで和らげられ、産湯につけられた幼子の周りの活気が、
 人間的な暖かみを添えています。
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 1665年にサンタ・マリア・ラ・ブランカ聖堂のために描かれた
 「6人の人物がいる無原罪のお宿りの出現」は、当時建設されたこの新しい聖堂を飾るために
 注文されました。
 ルーヴルの収蔵品は、1855年にナポレオン3世によって寄贈された無原罪のお宿りを
 テーマにした小さなエスキースがあります。
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 「聖家族」、通称「セビリヤの聖母」は、一般に1665〜70年に描かれたと考えられていますが、
 ムリリョの作品で非常に高く評価された瑞々しい甘味さを完全に表現しています。
 ルーヴルの彼の全絵画作品のなかで、最も流麗で優雅な作品であり、磔刑を予告する細い十字架を
 差し出す洗礼者ヨハネがこの地上の幸福を弱めているにしても、
 その幸福感は最も満ち足りたものとなっています。


 ☆ ルーヴル美術館のガイドから引用しています。

閉じる コメント(38)

kenchanさん、
私は若い頃、モナリザを東京で見ました。
たった、5秒間ぐらい見て終わりでした。
ここに来るとガラスの向こうとは言え何度でも見ることができるので何となく不思議な感じです。
ちなみに、40年ぐらい前(私はまだ居なかったです)は、モナリザは
普通のギャルリーに掲げてあって直ぐ目の前で見られたようですね。

2010/11/27(土) 午前 2:55 Miyoko

Gabriella さん、
彼の絵画も最初からこのような物ではなくて、マドリードに滞在してから
後にこのような柔らかい線で描くようになったみたいですね。
たぶん、人生の変わり目があったのでしょう。

2010/11/27(土) 午前 2:58 Miyoko

Kuniyosi さん、
お忙しいようで大変ですね。

スペインに行ったときはマドリードにあるプラド美術館には是非、
足を伸ばしてみてくださいね。
ここはスペイン絵画の宝庫ですから。

2010/11/27(土) 午前 3:00 Miyoko

Harpさん、
人それぞれ、人生の転換期があってそれを境に変わっていくといわれますが、
彼の絵画もその転換期以降、描き方が変わったと言われています。

2010/11/27(土) 午前 3:23 Miyoko

たまさん、
ムリリョは巨匠であっても日本人には知名度が低いのでピカソなどの
ように人々の記憶に残るような人ではなさそうです。
彼の絵画は柔らかい感じの描き方で私はとても好きですね。

2010/11/27(土) 午前 3:26 Miyoko

JACKさん、
こちらの子供は何故か横になって書きたがりますね。
日本だったら警備員が即来るでしょうね。
周りの非難もすごいと思います。

2010/11/27(土) 午前 3:27 Miyoko

Les flures さん、
ムリリョは、アンダルシア地方のセビリアの生まれで子供の頃に
孤児になって修道院に預けられたのでそのような境遇の中で育っているので庶民の生活を描いた絵画が多いですね。
宗教画を描き始めたのは、彼がマドリードに滞在してからでこの時期が
彼の芸術の転換にではなかったのかと思います。
実際に絵画を比べて見ると前と後では随分と違い、宗教画を描き始めてからは、本当の彼の才能が出始たといっても良いと思われます。

何故かルーヴル美術館の中では子供たちが寝そべって描いています。
広いスペースなので誰も文句は言いませんよ。

2010/11/27(土) 午前 3:36 Miyoko

ルーヴル美術館,
学生の頃に行きましたが、迷いました。。結局、ミイラしか見れませんでした(汗
ぽちです。

2010/11/27(土) 午前 6:37 pompu2004

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ムリリョ、美しいですね。ヨーロッパに行くとまず驚いたのがこのような宗教画が多いことと子供たちの学習風景でした。最近では日本でも使少人数ずつ、引率されているのを見かけるようになりました。ポチ☆

2010/11/27(土) 午前 7:22 hitomi

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恥ずかしながら、巨匠ムリリョの事は良く知りませんでした。
こうして拝見しますとどの絵も優しいタッチで温かみがありますね。
小学生の授業の一環でしょうか、スケッチをしている光景などを見ますと、やはりお国柄の違いを感じます。素晴らしいいですね。
ポチ!

2010/11/27(土) 午前 10:51 橋蔵

ムリリョ、初めて聞く名前ですが、のみを取る少年?は見たことありますね〜
全体的にかわいいお顔立ちの人物ばかりで、でも甘すぎず締めるところは締まっていて私も好きなタイプの絵です。

2010/11/27(土) 午後 9:30 risa

pompuさん、
最近はミイラの位置が変わってどこに行ったのかしら....
何しろ工事ばかりしている美術館ですから。

2010/11/28(日) 午前 2:02 Miyoko

Hitomiさん、
ヨーロッパに来ると宗教画って本当に多いですね。
日本にた頃は宗教画って全く興味がなかったのに、こちらに来てから
興味を持つようになりました。
聖書を教会で少し勉強したのですが、宗教画の意味が分っていっそう興味を持つようになりました。
フランスの美術館ではたまにこのような風景を見かけます。
子供たちが伸び伸びしていていいですね。

2010/11/28(日) 午前 2:06 Miyoko

橋蔵さん、
スペインではピカソやゴヤの方が知名度が高いので、ムリリョも巨匠で
あってもどちらかと言うと知名度が低いのです。
彼の絵画が好きという方なたよくご存知ですが、一般には知られていないといって良いでしょうね。

子供たちが美術館で思い思いのスタイルで絵を書いていて
伸び伸びとしている子供たちの姿が感じ取れますね。
日本も少しは教育方針が変わってきたと思いますが....

2010/11/28(日) 午前 2:11 Miyoko

Lisaさん、
「蚤をとっている少年」は、ムリリョの初期のものではないかと思います。
マドリード滞在からセビリアに帰ってからの彼の絵画は、一変して宗教がが殆どでタッチも変わってきているのです。
この時が転換期だったのでしょうね。

ムリリョはスペインの南の方にあるアンダルシア地方にあるセビリアの
出身でここで活躍した人だから知名度も低いでしょうね。

2010/11/28(日) 午前 2:17 Miyoko

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名前は知ってましたが、作品自体はあまり知りませんでした。亡くなってから評価されることも多い画家の世界にあって生前から評価されていただけのことはある美しい作品が多いですね。マドリッドのプラド美術館はいずれ一度は行きたいと思っているので、よく覚えておきます。ポチッと!

2010/11/28(日) 午後 9:13 [ stranger_215 ]

スペイン画家のコーナーはじっくりと見たことがありませんでした。ムリリョは知りませんでした。
「蚤をとっている少年」のスペインの陽光の明るさが印象的ですね。
解説を拝見して、とても興味が湧きました。ポチ☆

2010/11/28(日) 午後 10:05 Maman

stranger_215さん、
彼自体、作品は素晴らしいのですが知名度が低いですね。
やはり都会で活躍した画家の方がどうしても知名度が高くなりますね。
彼の作品はプラドのもたくさんありますが、彼の故郷のセビリアにも
たくさんありますよ。

2010/11/30(火) 午前 5:08 Miyoko

Mamanさん、
スペイン絵画の部屋に行くと数は少ないのですが、ゴヤやベラスケスの
絵画もあります。
見ていて意外と楽しいところなので、次回は是非覗いて見てください。

2010/11/30(火) 午前 5:10 Miyoko

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優しい絵ですね。
今回もルーブルに行ってやはり好きな場所(3階の北方ルネサンスなど)に行ってしまいます。2階に比べて静かですしね。
ムリリョ優しい絵ですね。
Miyokoさんの優しい心も感じます。
ルーブルに寝ころがり過ごせるなんて贅沢ですね〜
ポチ☆!

2010/12/3(金) 午前 6:08 えつ


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