いまはSportioという携帯の機種を利用して歩数を測っている。これには「パーソナルトレーナー」による指導を受けられるような仕組みが付加されている。トレーナーの1人に内山雅博さんという方がいた。詳しく調べてみると、1950年に東京生まれの方。私よりは6歳も若い。日本体育大学の体育学部体育学科卒業後、1976年から現在の独立行政法人・日本スポーツ振興センターと国立競技場・トレーニングセンター国立競技場のジョギング教室講師をされた。その以後、ビギナーからエリートランナーまで、健康をテーマにした市民ランナーへのジョギング指導に携わっている。特にビギナーの完走に向けての指導には定評がある。 著書をみてみると「いちばんわかりやすいマラソン完走プログラム」(大泉書店)などランニングに関する著書や執筆が多数ある。彼自身の走歴40年は、1979年以来ホノルルマラソンに通い続け、もう間もなく30年超えになるとのこと。ホノルルマラソンの他に海外マラソンでは、ニューヨークシティマラソン、ゴールドコーストマラソン、マウイマラソンを経験している。国内では、かすみがうらマラソン、つくばマラソンを中心に参加している。現在は内山雅博走運動研究所代表として都内近郊を中心にウォーキング・ジョギング・ランニングの講師を数多く担当してもいる。 彼の経歴をいろいろ調べているうちに、彼の考えや指導を端的に表していることばを発見した。「私たちは、フルマラソンを目指して走っているのではありません。しかし、完走タイムはともあれいつでもフルマラソンを走りきるだけの体力とコンディションを持ち続けることが大切です。そこに『健康的な生活習慣7項目』〈定期的な運動〉の大切さがあります。背すじをしっかり伸ばし大きなストライドで歩く、これでキロ13分から12分のスピードを得ることができます。(このペースで歩き続けることができれば、フルマラソンは約9時間)速歩では、7時間30分でゴールすることができます。(そんな制限時間のゆるいフルマラソンが日本でも開催されるような時代がきっとやってきます)…”走ること”に尻込みしてしまうなら”歩く”ことでよいのです。安全で、楽しいトレーニングを始めそして継続させましょう」というのがそのことばである。 とても示唆に富んでいて勇気付けられることばである。ウォーキングに十分応用の利くことばを見つけたという思いで嬉しくなった。福島県のいわき市でサンシャインフルマラソンが開催されるようになった。中に12時間で完走した参加者が紹介されていた。彼が言っている制限の緩いフルマラソンがもう実現しているのである。全てのランナーがフルマラソンを目指して走っているわけでないように、すべてのウォーカーもそれぞれの思いがあって日々歩いている。しかしいざウォーキング・イベントに参加したら、時間はともかくイントリーしたコースは完歩したいと思っている。そのための体力とコンディションを保ち続けるためにも、日々背すじをしっかり伸ばし大きなストライドで歩く習慣をつけたいものだ。フルマラソンの完走が可能なように、かなりの長距離コースも踏破できる健脚を鍛えることは可能なのだ。彼のことばで、日常のウォークがまた一段と楽しみになった。 |
この記事に
こん
"∧_∧
(´・ω・`)名トレーナーに
/ つ【◎】私もご指導を
しー-J受けたいですね
2017/12/8(金) 午前 0:03
返信する先生お早うございます。
転載しました。
[ a87427 ]
2017/12/8(金) 午前 6:15
返信する> 日帰り温泉とグルメさん、様々なアプリが利用できる環境がそろっています。いい時代です。
2017/12/8(金) 午前 7:55
返信する早速の転載ありがとうございます。
2017/12/8(金) 午前 8:08
返信するおはようございます
保険組合の小冊子で山内氏のコラムを読んだ事があります。歩き方がとても参考になっています
2017/12/8(金) 午前 9:57
返信する> キキさん、こんにちは。山内氏いろんなところで活躍されているんですね。
2017/12/8(金) 午後 3:19
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