■川柳&ウォーキング・ライフ■

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26.環境教育

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写真は著書と関係がありません

 
 ウォーキングをしていたら、小さな空き地に除草剤を散布している夫婦に出会った。わずかながら風がこちら方向に吹いていたので、薬剤がかぶらないようにと遠巻きにして足早にその現場を通り過ぎた。しかし、残念ながら鼻に薬剤の匂いが飛び込んできてしまった。人が通り過ぎる間ぐらいは、機械を止めて薬剤の散布を中断するなどの配慮をして欲しかった。私の居住地には果樹園が多いこともあって、果樹への薬剤の散布は頻繁に行われる。その折に、このようなことはよく経験してきた。
 それにしても、住宅街の中にある空き地への除草剤の散布は、他人へ迷惑をかける度合いが非常に高い。かなりの気配りを必要とする。匂いはさることながら、雨の後などに薬剤が周辺の住宅地に流れ込むこともある。また、風向きによっては洗濯物などに散布液がかかるということもある。今回の場合のように、100坪程度の住宅地や狭い空き地などは人力で十分草引きができる。除草剤の散布は見合わせるのが望ましい。しかも、年齢的にもかなり若いご夫婦だったから、2人の手作業で短時間に草引きは可能である。薬剤の購入や機械を動かすための経費も節約できる。他人にも喜ばれるとなると得策ではあるまいか。
 私が職にあった時代、勤めていた広い勤務所の除草に、薬剤を撒いていたということがあった。雨の後に周辺の田畑や住宅地に薬剤の混じった水が流入する恐れがあった。このことから、環境保全上薬剤散布を止めたいとの思いをもった。職場提案をしたところ、これがすんなり賛同を得て止めた経験がある。農薬が大量に使用された結果、数多くの微生物や生き物たちが姿を消した事実はよく知られている。何よりも環境に配慮すべきだ。環境保全は、自分の専門分野でもあり、私の哲学でもあった。
 薬剤散布の変わりに、全職員で年間計画に数日の「除草週間」を設けた。それぞれの職員に除草の分担範囲を責任持って除草してもらった。職員からの反対はなく、むしろ賛同する積極的な意見が出された。私の環境への配慮や思いやりの心が理解していただけたのは大変うれしかった。と同時に、理解して行動してくれた職員の優秀さには頭が下がる思いだった。
 この経験を学校の職場に戻ってからも活かした。「除草の日」を設定して、この日は広い学校の敷地はもとより、学校周辺のボランティア除草を行った。周辺の住民からは大変喜ばれた。生徒に環境教育と奉仕活動の精神をさずけるこの方法は、職員からも好意的に受け止められた。やがて学校の年間行事として定着していった。
 今や環境に配慮した生き方やエコ精神が強く求められている。草引きによる環境整備などを通して、環境を保全する心を子どもたちに幼少のころから教えていかなくてはならない。学校や家庭での、この種の躾はきわめて大事なことである。しかし、それがおろそかにされる時代でもある。人間が自らの手で自らの首を絞めることがないように、しっかり教育していきたいものである。
 

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こん

"∧_∧
(´・ω・`)
/ つ【◎】この頃躾も
しー-J変わってきましたね

2018/1/14(日) 午前 0:05 日帰り温泉とグルメ 返信する

安易に農薬に頼らず、環境にやさしい、自然を見つめなおす

すばらしい成果です。脱原発に通ずるところがありますね。

2018/1/14(日) 午前 5:05 泉北のヨンさん 返信する

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こんにちは
転載します。

2018/1/14(日) 午前 7:19 [ a87427 ] 返信する

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環境教育は絶対に必要。環境教育無くして人類の未来はないと思う。
現場の先生方に十分な知識がないのであれば、環境や環境問題の専門家や研究者の力を借りればいいだけ。
持続可能社会、循環型社会、自然との共生の大切さは子供のときから学ばないといけない。
大人になってしまうと、誰しも強欲さや傲慢さが出てきて、自己中心的で身勝手な考えを捨て去ることが難しいから。 削除

2018/1/14(日) 午前 9:23 [ morikana香菜子 ] 返信する

こんにちは

農家の私にとっては大変難しい問題です
子供の遊ぶ公園や動物の出入りする所などでは、私でも当たり前の事として使いませんね。農家の使う農薬は農林水産省が認めるもので希釈量や回数、収穫前何日までと厳しく管理され生産履歴に記載して報告するように義務づけられています。ホームセンターなどの農薬は使いません。使わないに越したことは無いのですが規模拡大の農政からすると使わないで営農することは不可能かと思います。ブログの記事はそういう事ではないと思いますが農薬の問題を一番感じているのは農家の皆さんだと思います

2018/1/14(日) 午後 1:25 キキ 返信する

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> 日帰り温泉とグルメさん、本当ですね。価値観がメルトダウンしているのではないかと思います。

2018/1/14(日) 午後 4:45 白洞 返信する

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> 泉北のヨンさんさん、環境教育の根っこはみな同じなんですね。

2018/1/14(日) 午後 4:49 白洞 返信する

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こんばんは。

除草剤・・・ウォーキングしていると時々遭遇します。
配慮して機械を止めてくれる人も居ますが・・・止めてくれない人の方が多い気がします(^^;

2018/1/14(日) 午後 6:05 陸かめ 返信する

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> a87427さん、転載ありがとうございます。

2018/1/15(月) 午後 1:05 白洞 返信する

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> morikana香菜子さん、全く異論ありません。わたくしの机の前の壁に「生きている地球が自己を主張する」という自作入選の川柳が貼ってありますが、まさに地球は人類の暴挙ぶりを怒っています。

2018/1/15(月) 午後 1:17 白洞 返信する

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> キキさん、そうですね。一番気にしているのは農家の人たちのような気がします。よくブロッコリーを持ってきてくれた農家の方が行っていました。「極力消毒を抑えているからさっと水洗いをしただけで食べられるよ」と。「店で販売されているものの中にはは食えないものがあるねぇ〜」とも。虫一匹も寄せ付けない薬剤付けの栽培を危険と考えていたその方の話をよく聞かされたものです。

2018/1/15(月) 午後 1:26 白洞 返信する

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> 陸かめさん、完全防護して散布しているのですから、危険を承知しているのです。それなら機械を止めるのが常識ですよね。薬剤にっては噴霧されたものを吸わないようにと書かれているものもあります。注意すべきですね。

2018/1/15(月) 午後 1:29 白洞 返信する

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