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2010年1月13日
地方の奥さんは夫が東京に転勤になると一緒に付いてくるそうだ。
逆に東京に住んでいる家族の奥さんは、夫が地方に転勤になると夫だけを単身赴任させる。
この場合今まで通り、子供は同じ学校に通い、奥さんも顔なじみのお友達と変らぬお付き合いを楽しむ。不便なのはこどもの相談事、父親参観と箪笥の移動、固いジャムの瓶の蓋開けくらいか。
単身赴任の場合酷なことに、夫は札幌や博多で昼は過重な仕事、夜や朝は炊事、洗濯を自分でこなすことになる。
この制度、じつは日本だけのもので「タンシンフニン」は英単語に訳せない。
欧米では仲睦まじい夫婦が仕事のためとはいえ、別々に暮すという発想がそもそもない。
単身赴任を選択して、孤独を紛らわすため夜の街に出入りするようになり、夫婦関係がおかしくなった知人をちらほら知っている。酒などで体をこわす人も多い。
転勤させられるサラリーマンは若手、中堅が多いから、子供は小、中学生だ。子育てが難しい年頃である。父親に面と向って相談出来ない子供もかわいそうだ。
買ったばかりの住宅ローンもわんさか残っている。
欧米では家族全員が赴任する場合安心して暮らせるように充分過ぎる程の手当がつく。
いまさら別れるわけにもいかないし、別れるつもりもないから「忍」の一字で時のたつのを待つしか無い。
では一家で地方から東京に移り住んだ場合はどうか。
奥さんは華やかな都会の生活を楽しみ、子供は新しい学校で友人をつくり恵まれた各種施設で遊ぶ。
夜にはやや狭い住居ながらも、暖かい一家団欒が待っている。望んで東京に来た人の場合は問題は少なそうである。
会社はきれいごとを言っても、社員を兵隊としか思っていないから家庭の都合など露ほども考慮する事が無い。
「会社のために君の力が必要だ、熊本支店営業課長で頑張ってくれないか」と言われれば大抵の男は「分かりました」と答えるだろう。体のよい左遷だったりする。
不況だろうが好況だろうが関係ない。
人生のハイライトとでもいうべき壮年期に、どうしてこのような非人間的なことがまかり通る社会になっているのか。
「夫が地方転勤になって、女房が一緒に行かないなんて」という意見を持つ人は奥さんの立場を分かっていない。
年老いた親、子供の教育、各種お付き合い、働いている場合は仕事等々、それらを全て断絶させ、見ず知らずの土地で一から始めるのである。しかも赴任手当は雀の涙だ。
「地方は物価が安いから安心したまえ」などと言われる。
地方のきれいな空気や水、緑は一週間で普通の光景になる。
孤独な中で東京の経済的、文化的、医療の利便性、ライフスタイルの多様性は忘れがたいだろう。(もちろん地方が好きになって住み着く人も多いが)
「単身赴任は時代遅れの慣行」と言わざるを得ない。
なぜ、もっと地方採用を増やさないか
なぜ、もっとネットワークを活用しないか
なぜ、もっと支社に権限を与えないか
止むを得ない場合、どうしてもっと赴任手当を手厚くしないか
一部の会社で始まってはいるらしいが、勤務地は本人(家族)の希望を考慮すべきだ。
止むを得ず単身赴任させる場合は、人事部の部長か社長の奥さんに現地での世話係をさせたらいい。
3日で逃げ出すだろう。
社長訓示で「えー、我が社は良き企業市民になるために、あー、社員を会社の宝と考え・・・」などというのなら、大量のウツ病の発症と家庭を崩壊させる企業風土を先ず変えてみなさい。
社員も、恐れずに人事部長に堂々と主張すれば良い。「ナイロビであなたの奥さんが身の回りの世話をしてくれるなら行きます」と。
首になろうがかまわない。家族愛を考慮しない会社はいずれ内部から崩れるから、前か後かの違いだけだ。
皆が発信しないと、一番充実するべき30〜40代の勤労者が仕事以外の事で心身をすり減らし、家族も幸せになれないことになる。皆が声をあげれば会社の風土も変っていくだろう。
「国民を幸せにしないシステム日本」の原因はこの辺にもありそうだ。
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はじめまして!
私は2000年頃2年間、福岡から東京に単身赴任してました。
単身赴任手当が 35.000円/月
帰宅交通費が、月2回分(帰宅しなくてもOK、普通料金)
辛い思いも沢山しましたが、良い思いや良い経験もいっぱいしましたよ。
飛行機の早割や特割だと半額くらいで帰れたので、
まるで週末婚みたいでした(笑)
2010/1/13(水) 午後 6:32 [ uen*922*2 ]
難しいですね(-.-)
単身赴任・・・
ついていきたいけど
子供の学校や他にも色々な事がありますもんね。
簡単じゃないですね・・・
2010/1/14(木) 午後 4:25 [ ★つぶやく女★ ]