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			<title>渋谷便り</title>
			<description></description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412</link>
			<language>ja</language>
			<copyright>Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.</copyright>
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			<title>渋谷便り</title>
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			<description></description>
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		<item>
			<title>消えた仏さま</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/07/7250307/img_0?1263538555&quot; width=&quot;312&quot;&gt;&lt;br /&gt;
（白洲信哉ブログより）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2010年1月15日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
白洲信哉氏の講演は青山のツインタワーに一度聴きにいったことがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
多彩な人で書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントをプロデュースしている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
今、「白洲正子　生誕100年展」の準備をされているが、上の写真のように所蔵先（今置いてある所、持ち主）不明のものがあるらしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いずれも日本の風土に根ざした国の貴重な宝である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
もしご存知の方がおありでしたら、コメント欄から教えていただけると幸いです。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/7250307.html</link>
			<pubDate>Fri, 15 Jan 2010 15:55:55 +0900</pubDate>
			<category>冬</category>
		</item>
		<item>
			<title>夫婦愛を裂く「単身赴任辞令」</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/81/7144281/img_0?1263372565&quot; width=&quot;397&quot;&gt;&lt;br /&gt;
2010年1月13日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
地方の奥さんは夫が東京に転勤になると一緒に付いてくるそうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
逆に東京に住んでいる家族の奥さんは、夫が地方に転勤になると夫だけを単身赴任させる。&lt;br /&gt;
この場合今まで通り、子供は同じ学校に通い、奥さんも顔なじみのお友達と変らぬお付き合いを楽しむ。不便なのはこどもの相談事、父親参観と箪笥の移動、固いジャムの瓶の蓋開けくらいか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
単身赴任の場合酷なことに、夫は札幌や博多で昼は過重な仕事、夜や朝は炊事、洗濯を自分でこなすことになる。&lt;br /&gt;
この制度、じつは日本だけのもので「タンシンフニン」は英単語に訳せない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
欧米では仲睦まじい夫婦が仕事のためとはいえ、別々に暮すという発想がそもそもない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
単身赴任を選択して、孤独を紛らわすため夜の街に出入りするようになり、夫婦関係がおかしくなった知人をちらほら知っている。酒などで体をこわす人も多い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
転勤させられるサラリーマンは若手、中堅が多いから、子供は小、中学生だ。子育てが難しい年頃である。父親に面と向って相談出来ない子供もかわいそうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
買ったばかりの住宅ローンもわんさか残っている。&lt;br /&gt;
欧米では家族全員が赴任する場合安心して暮らせるように充分過ぎる程の手当がつく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
いまさら別れるわけにもいかないし、別れるつもりもないから「忍」の一字で時のたつのを待つしか無い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
では一家で地方から東京に移り住んだ場合はどうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
奥さんは華やかな都会の生活を楽しみ、子供は新しい学校で友人をつくり恵まれた各種施設で遊ぶ。&lt;br /&gt;
夜にはやや狭い住居ながらも、暖かい一家団欒が待っている。望んで東京に来た人の場合は問題は少なそうである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
会社はきれいごとを言っても、社員を兵隊としか思っていないから家庭の都合など露ほども考慮する事が無い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「会社のために君の力が必要だ、熊本支店営業課長で頑張ってくれないか」と言われれば大抵の男は「分かりました」と答えるだろう。体のよい左遷だったりする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
不況だろうが好況だろうが関係ない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人生のハイライトとでもいうべき壮年期に、どうしてこのような非人間的なことがまかり通る社会になっているのか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「夫が地方転勤になって、女房が一緒に行かないなんて」という意見を持つ人は奥さんの立場を分かっていない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
年老いた親、子供の教育、各種お付き合い、働いている場合は仕事等々、それらを全て断絶させ、見ず知らずの土地で一から始めるのである。しかも赴任手当は雀の涙だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「地方は物価が安いから安心したまえ」などと言われる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
地方のきれいな空気や水、緑は一週間で普通の光景になる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
孤独な中で東京の経済的、文化的、医療の利便性、ライフスタイルの多様性は忘れがたいだろう。（もちろん地方が好きになって住み着く人も多いが）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「単身赴任は時代遅れの慣行」と言わざるを得ない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
なぜ、もっと地方採用を増やさないか&lt;br /&gt;
なぜ、もっとネットワークを活用しないか&lt;br /&gt;
なぜ、もっと支社に権限を与えないか&lt;br /&gt;
止むを得ない場合、どうしてもっと赴任手当を手厚くしないか&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一部の会社で始まってはいるらしいが、勤務地は本人（家族）の希望を考慮すべきだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
止むを得ず単身赴任させる場合は、人事部の部長か社長の奥さんに現地での世話係をさせたらいい。&lt;br /&gt;
3日で逃げ出すだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
社長訓示で「えー、我が社は良き企業市民になるために、あー、社員を会社の宝と考え・・・」などというのなら、大量のウツ病の発症と家庭を崩壊させる企業風土を先ず変えてみなさい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
社員も、恐れずに人事部長に堂々と主張すれば良い。「ナイロビであなたの奥さんが身の回りの世話をしてくれるなら行きます」と。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
首になろうがかまわない。家族愛を考慮しない会社はいずれ内部から崩れるから、前か後かの違いだけだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
皆が発信しないと、一番充実するべき30～40代の勤労者が仕事以外の事で心身をすり減らし、家族も幸せになれないことになる。皆が声をあげれば会社の風土も変っていくだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「国民を幸せにしないシステム日本」の原因はこの辺にもありそうだ。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/7144281.html</link>
			<pubDate>Wed, 13 Jan 2010 17:49:25 +0900</pubDate>
			<category>家庭環境</category>
		</item>
		<item>
			<title>汚れっちまった悲しみと、ヘイリー</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/96/7088196/img_0?1263285990&quot; width=&quot;425&quot;&gt;&lt;br /&gt;
（公式HP）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2010年1月12日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一昨年、東京オペラシティにヘイリーのリサイタルを聴きに行った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼女がまだ20才の時である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
CDは車の中でよく聴いていて、助手席でヘイリーが歌っているつもりになって悦に入っていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
テレビドラマ「白い巨塔」の主題歌としても彼女の歌う「アメイジング・グレイス」は素晴らしかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
映画「ローレライ」の中で「モーツァルトの子守り歌」が天から流れて来た時はフリーズした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼女の声は天使の歌声とも称されるビブラートのほとんど無い、透明感に満ちた響きである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
当日はちょっと奮発して前から３列目の席を予約した。二人で16,000円。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この世で天使の歌声が聴けるのだ。チケットはケチッてはいけない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
顔がよく見える場所に座らないと後々、天国に行ってから「やあ、ヘイリーさんその昔オペラシティではどうも」と言えないじゃありませんか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
会場のざわめきが静まって、ヘイリーがにこやかに舞台に進み出てきた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
聴衆の期待が最高に高まった瞬間だが、&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あれっ、手にコップを持っている。透明な液体だけどまさかウオッカじゃないだろうな」。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかも素顔、ノーメイクに近い。ついさっきまでスタッフと雑談でもしていたような気軽な雰囲気。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
オペラ歌手だとほとんど「塗り壁」状態で、大袈裟に演技しながら舞台に出てくるでしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ヘイリーはコップを小さなスタンドの上に無造作に置くと、あらためて聴衆に礼をして歌い始めた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
演出がほとんど無い。歌の力だけで舞台が持つんですね。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
最初の曲目は忘れた。&lt;br /&gt;
母国ニュージーランドの曲やオペラのアリア、沖縄の唄「花」、おなじみ「アメイジング・グレイス」などを次々と披露してくれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
まぎれも無い澄んだ「天使の歌声」がそこにあった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
なぜか中原中也の「汚れっちまった悲しみに今日も小雪の降りかかる・・・」の詩が頭の中によみがえる。降りかかる小雪はヘイリーの歌声だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ヘイリーはコップの水で少し喉を潤す（さよう、水だったんです）。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼女の歌の魅力はやはり、高原を流れる渓流のように純粋で澄んだ歌声にある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼女が幼いとき、絶対音感を持っている事に気がついた教師が歌の道に進む事をアドバイスした理由が良くわかる。絶対音感の持ち主は雨やクラクションの音を音階で認識する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
聴いているうちに心が洗われていくような心地よさがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
そしていつの間にかステージと客席がこの世のパラダイスのような、平和で愛に包まれた世界になる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「ブラボー」「娘になってくれーー！」&lt;br /&gt;
終幕の時、なかなか帰ろうとしない聴衆から３回もアンコールのリクエストがあったのだが、ヘイリー&lt;br /&gt;
は困惑するような、うれしいような笑顔でその都度「ワンモア？」と言った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その表情があどけない少女のそれで、いっそう愛おしくなった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
相反する事を言えばもう少し「深み」が欲しいのだが20才の歌姫にそれは無理というものでしょう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
コンサートのあとオペラシティ５３階にある夜景の美しいイタリアンレストラン「トラットリア・ベラビスタ・サバティーニ」で食事をしたが、コンサート割引料金があったのも良かった。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/7088196.html</link>
			<pubDate>Tue, 12 Jan 2010 17:46:30 +0900</pubDate>
			<category>冬</category>
		</item>
		<item>
			<title>手遅れだった抗がん剤</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/19/7013619/img_0?1263180066&quot; width=&quot;425&quot;&gt;&lt;br /&gt;
2010年1月11日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
がんの成長を池に例えると小雨が水面に起こす波紋のようなものらしい。&lt;br /&gt;
健康な人でも、波紋つまり小さながん細胞は毎日生成され、ほとんどは大きく広がることなく消えて行く。&lt;br /&gt;
人間自らが持っている体の抵抗力や免疫力が弱っていると小さな波紋が池全体に大きく広がる。&lt;br /&gt;
がんの発症である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
昨日は友人の奥さんが亡くなってお通夜に行って来た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
おときの席で友人が淡々とお礼の挨拶を行った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
乳がんが見つかったのが7年前。その時は部分療法である手術で取り除いた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
しかし全身療法である抗がん剤の使用は拒否した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
体と心に関する確固とした信念を持っていた奥さんで、精神の力で乗り切ろうとしたらしい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人間は信念の通りに生きるのが一番幸せだから、本人の意志を尊重してあげたい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
医師も患者の意向は無視出来ない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それはそれで大事な事だが、がんは心理療法で克服出来る程生易しい病気ではない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
予防医学として、ストレスをためない、体の免疫力を高めるなどの効果は少しあるだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
3年後、女性特有の器官に転移が見つかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
それでもまだ抗がん剤の使用を拒否した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
食事療法や、中国に友人が飛んで新しい漢方治療薬を手にいれ、試すなど手を尽くした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一時期縮小して良くなったかのように見えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
が、一昨年今度は肺と脳に転移が見つかったのである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
もはや、抗がん剤の効果が期待出来ないレベルになっていたが、家族の最後の望みで投与を受けた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
抗がん剤治療は体中に散らばったがん細胞を攻撃するが、正常な細胞にも大きな損傷を与える。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
髪の毛は全て抜け落ちてしまい悪寒、手足のしびれ、吐き気、不眠、下痢その他数え上げればきりがない程の副作用がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
友人の奥さんの場合、弱っている体に更にむち打つような結果になってしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
万能ではないにしてもなぜ、7年前の初期の段階で全身のがん細胞の芽を摘んでしまわなかったのか。&lt;br /&gt;
一貫して精神力と自然治癒力を信じて、がんと闘おうとした奥さんの意志の強さには敬服する。&lt;br /&gt;
生命を長さを顧みることなく、正面から病気に向かい合ったとしたら、これも彼女なりの生き方だったのだろう。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/7013619.html</link>
			<pubDate>Mon, 11 Jan 2010 12:21:06 +0900</pubDate>
			<category>冬</category>
		</item>
		<item>
			<title>「微笑みの国」のキックボクシング</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/17/6955117/img_0?1263108408&quot; width=&quot;397&quot;&gt;&lt;br /&gt;
2010年1月109日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
タイのバンコックで日本製テレビのマーケティングを指揮したことがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
プロジェクトの企画が無事終わり、残りの一日、現地支社のタイ人Sさんがバンコック観光に連れて行ってくれると言う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
水上マーケットと寺院巡りとどちらがいいか、と聞くので迷わず寺院巡りと答えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
Sさんはバンコックでもっとも大きい「ワット・ポー」別名「涅槃寺」に案内してくれた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
このお寺は代々、タイ王族のお墓にもなっていてタイでは一番格式が高い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
お堂に入って仏様を見た時になんとも心が安らいだ。仏様が肘枕をなさっておだやかな顔で横になってらっしゃる。構えたところがなんにもない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
家のおじいさんがよく縁側で座布団を敷いて、同じ格好で昼寝していた平和な風景を思い出した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
仏像には大まかに立像、座像、涅槃像の種類があってワット・ポーのは涅槃像である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
横になっていらっしゃるのは入滅前の姿を表しているらしい。立像、座像を見慣れた眼にはやはり癒しがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
朝、目が覚める時間帯に半覚醒の状態で、現実と夢の中間にいるような心地いい瞬間があるが気分が似ている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
寺院は広大で、一角にお参りも出来る立像を安置したお堂があった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
義母を亡くして直ぐだったのでお線香を買い求め、日本式でお祈りさせてもらった。&lt;br /&gt;
タイの仏様にお祈りしている姿を天から見て笑っているだろうか。&lt;br /&gt;
「まっ、同じ仏様だからいいか」という感じ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
タイのお線香は日本のそれと較べて太さも長さも３倍程ある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
タイは「微笑みの国」といわれ穏やかな国民性ととられがちだが、キックボクシングが盛んなように反面激しい一面も持っている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
正義感、名誉心は我々と同じ位高い。国政にたずさわる人々の不正にはためらわず民衆蜂起する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
日本では一票で民意を主張するがタイでは時々、石と火炎瓶で怒りを表明する。キックボクシングのハイキックにも似た攻撃は時の政権をいとも簡単に倒す。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
プミポン国王と王室は国民の深い崇敬の対象となっており、国をまとめるのに絶大な権威を発揮する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
国王が出て来ると大抵の争乱は収束する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
道路はおそろしく混んでいる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ほとんど停止している車に小学生くらいの子供が近寄って来て南国特有の鮮やかな色のブーケを売る。イライラが少しおさまる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
三輪バイクに屋根をちょこんと載せ、極彩色を施した「トゥク・トゥク」は市民の重要な足だ。トゥク・トゥクというエンジン音をたてて、いたるところを縦横に走り回っている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
食べ物ではタイらーめん「バンミー（バミー）」とおなじみ「トムヤンクン」が気に入ったが、Sさんが連れていってくれたレストランのメニューはどれもおいしかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
厳選してくれたのだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ココナッツミルクの甘みと香辛料、ナンプラー（魚醤）、パクチーのバランスが良く、タイウイスキー「メコン」も相性がいい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
パクチーが苦手な人がいるが、さまざまな料理に使われるからタイの料理の半分は楽しめないかも。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
辛い物好きな僕もさすがに青とんがらしの辛さには気が遠くなったが。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/6955117.html</link>
			<pubDate>Sun, 10 Jan 2010 16:26:48 +0900</pubDate>
			<category>冬</category>
		</item>
		<item>
			<title>コメディ「厳戒集落」</title>
			<description>2010年1月8日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
その村は周囲を険しい山々で囲まれた辺ぴな所にある。&lt;br /&gt;
人口は1,724人。&lt;br /&gt;
村は独自の価値観と掟を守っているために、たまに他所から訪れた人は30分で逃げ出す。&lt;br /&gt;
逃げ出せた人は幸運な方だ。だいたい生還することが難しい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
村議会があるにはあるが重苦しい沈黙が支配しているか、乱闘が始まるかのどちらかである。&lt;br /&gt;
それもそのはず、議案は乱闘で決めるからだ。&lt;br /&gt;
椅子と机はボルトでしっかり床に固定されている。マイクは置いてない。毎回引きちぎられるので議長は肉声で発言することになっている。&lt;br /&gt;
今議会の議案は「増え続ける善良村民を再教育する施設の設置法案」通称「善良プリズン法」だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
議長が机を木槌で叩いて「えー、それではこれから採決に移ります。賛成の諸君の乱闘を求めます」と言うのが賛成派と反対派の戦闘開始の合図になる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
議会が近づくと野良仕事の合間に腕立て伏せや、うさぎ跳びで体をきたえる議員たちの姿が田畑のあちこちで見受けられる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
３０分乱闘が続いて決着しない場合、議長採決になる。&lt;br /&gt;
勝敗は行司が使う軍配で行う。&lt;br /&gt;
たまに行司差し違えがおこる。&lt;br /&gt;
審判部から「ものいい」がつき「只今議長は賛成派の勝ちと判定いたしましたがA議員の肩が床に着くのとB議員の足が議場の外に出るのが同時とみて乱闘を再開します」などと判定が出たりする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この議会の議長がなかなかの人物である。&lt;br /&gt;
ダムを決壊させてを村を水浸しにするという偉業をなしとげた。&lt;br /&gt;
村の電柱の１.5メートル程の所に泥の痕跡が残っていて被害のすさまじさを物語る。&lt;br /&gt;
これまでの村の歴史になかったスケールの大きさに議員達の尊敬の念が集り議長におされた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
犠牲者が一人も出なかったのはこの村の特産品が豊かな森林資源を生かした棺桶だったからだ。&lt;br /&gt;
人々は棺桶をカヌー替わりに、ぷかりぷかり浮かびながら口々に実行者を誉めそやした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
村の古老は「わしの生涯で一番の快挙じゃ。長生きはするもんじゃな」としゃくりあげた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
メインストリートにカヌー型の立派な顕彰碑が建てられ歴史を残そうという熱い思いが伝わってくる。&lt;br /&gt;
青年団では「議長に学ぶ会」まで結成された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
28代村長には米国留学経験のある阿熊氏がトップ当選で就任した。&lt;br /&gt;
米軍の施設にしのびこんで戦車を持ち出し、フェスティバルの会場で大砲花火を打ち上げようとした。&lt;br /&gt;
ところが駆けつけた特殊班が砲口に京セラ製のキャップを被せたために砲身がチューリップのように断裂して未遂に終わった。&lt;br /&gt;
戦車がチューリップになった映像が全米に実況中継されると平和推進団体からは「Mr.チューリップ」として英雄視されるようになった。&lt;br /&gt;
日本では「千の風」の秋川雅史がアメリカ進出を狙って「♪咲いた、咲いたチューリップの花が・・」の英語版の準備を始めたという記事が女性自身に掲載された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
米国滞在中の20年間、重罪犯だけが収容されるオズワルド刑務所で過ごしたという経歴も村民の高い支持を得た。&lt;br /&gt;
彼の選挙演説は白いスーツに赤いバラを差し、右の親指を襟にはさんで「レディース＆ジェントルメン！」と始める。&lt;br /&gt;
演説台は古くなった肥えたごだ。&lt;br /&gt;
そのミスマッチがご婦人方にはたまらない魅力らしかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
村の警察署長はこの村長のいとこで、なぜか交通違反にはことのほか厳しい。&lt;br /&gt;
進路変更違反等の車を見つけると追跡もしないで、いきなりタイヤめがけて発砲する。&lt;br /&gt;
その様子を見ている村民が拍手喝采を送るからタチが悪い。&lt;br /&gt;
署とタイヤを売っているガソリンスタンドのおやじがつるんでいて、タイヤ１本で１５％のマージンがは入る。&lt;br /&gt;
一人しかいない部下はマージンを１７.６５％に値上げするよう署長を通じて要求している。県庁所在地のよからぬ場所に出入りし過ぎて、サラ金返済の資金が少し足りないのだ。&lt;br /&gt;
署のバルコニーには「今年の目標、タイヤ160本！」という垂れ幕が掲げられている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
教育委員会が教師を採用する基準は補導歴の多さとワイロそれに「懲りない私」という作文の点数だ。&lt;br /&gt;
作文で反省の態度を示したり、深い悔悟の念が示されると即、選考対象から外される。&lt;br /&gt;
逆に更に自己研鑽に励み日夜、技と実行力を磨くという決意が表明されると得点が高くなる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この季節、警察署長室には補導歴を水増ししてもらおうと、虎屋の羊羹や小川軒のレーズンウイッチ等を携えた親御さん達の列が出来る。&lt;br /&gt;
署長が、からっきし酒がだめで甘いものが大好きなのを知っているからだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
今年の採用試験で下馬評が一番だった受験生は４年前高校の卒業式のあと担任をドラゴン・スープレックスの技で後ろに投げ飛ばして3分間気絶させた。&lt;br /&gt;
気を取り戻した担任は「こういうことを授業中にやってくれたら良かったのに」といって教え子の成長にうれし涙を流した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
土建業を営む父親からの教育委員会へのワイロもかなりのものだったが、・・・落ちた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
受験生の息子が週末、佐川急便のバイトをしてお金を貯め、叔母にパナソニックの電動肩もみ機をプレゼントした事がひっかかった。&lt;br /&gt;
健全な道徳心が育ちつつあるんじゃないかという厳しい意見が出されたのだ。&lt;br /&gt;
自身も中学校の窓ガラス１03枚を割った経験を持つ選考委員長が遠くを見つめるように「成績はオールDで申し分ないんだが、そりゃーいかんなー」とつぶやいて不合格になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
合格発表の掲示板に息子の受験番号を見つけることが出来なかった父親は、青筋たてて家に取って返すとダンプトラックで教育委員会の建物につっこんだ。&lt;br /&gt;
これが選考委員会メンバーの琴線にいたく触れた。「この親の教育を受けた息子なら間違いない、村の良き伝統をきっと受け継いでくれるだろう。電動肩もみ機の件は不問にしよう」。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
急遽、条件付きの補欠で合格させることになった。&lt;br /&gt;
父親は郵便局で追加の150万円を選考委員長の個人口座に振り込んだ。&lt;br /&gt;
郵便局長が札束を器用に数えながら「義理を欠いちゃ、この村もお終いですよ、そこいくとあんたは偉い」と誉めた。&lt;br /&gt;
おやじも村に伝わる伝統を守った安堵感で放心したように眼が虚ろになっている。&lt;br /&gt;
お手伝いの女性事務員は感激のあまりトイレで号泣した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ダンプおやじのことが有線放送の「♪今日の美談コーナー」でアナウンサーの声涙くだるナレーションで流されると、感激した村民達から89鉢の胡蝶蘭と17個の樽酒が届けられた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この村で不思議なのは人々がたいてい寝不足で欠伸をしながら歩いていることだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
夜になるといろんなことがおきるので、一晩中電気をつけて起きているのだ。&lt;br /&gt;
村はずれの白アリ駆除屋は毎晩、誰か寝ているやつはいないかと黒い頭巾を被って出かけて行く。&lt;br /&gt;
暗闇の角などでばったり黒頭巾同士が出会ったら「山」、「川」と合い言葉を掛け合ってお互い道を譲り合うしきたりだ。&lt;br /&gt;
「山」に「海？池？」と答えてしまった72才の畳屋は身ぐるみ剥がされてしまった。高齢化はこの村も例外ではない。&lt;br /&gt;
畳屋は健忘症を気にした娘に連れられて次の日、村に一人しかいない無免許の医者のもとを訪れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「軽度老人性地方症」という診断だった。娘がすかさずカルテの誤字を指摘すると医者は漢字が書けないのかあわてて「軽度老人性ちほう症」と書き直した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
特効薬として渡された薬が、ただの片栗粉だったことは言うまでもない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
あるとき、バス停近くで食堂を経営する女主人がこれを見破って騒ぎ始めた。&lt;br /&gt;
渡された処方薬をなにげなく煮魚に使ってみたらすごくいい「とろみ」が出て家族が大喜びしたというのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
保健所が乗り出してきたがうやむやにされてしまった。&lt;br /&gt;
処方に多少問題があるものの実害の発生はデータ上からは認められない、というのが表向きの理由だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
朝日新聞が突っ込もうと質問の手を挙げたが3分の時間切れで記者会見は打ち切られた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
この保健所の所長の父親は山に自生するカタクリを採取するのが４０年以上の趣味で、けっこういい小遣いかせぎになっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
さすがにこの一件から無免許医者は新たな粉薬の開発を進めた。&lt;br /&gt;
東京でおでんの屋台を引いていた昔を思い出して利尻の昆布ダシ5に砂糖3、ショウガ1それに粒胡椒1を混ぜた「新薬」を開発した。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
村人も学習が進んでみんな「あの先生の薬は肉じゃがとおでんに良く合う」と評判になった。&lt;br /&gt;
病院の待合室に鍋と携帯ガスコンロを持参する者まであらわれた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
隣の県立病院の医者に12種類も薬を飲まされていたおばあちゃんはこの「薬」一つだけに変えてから、ぼーっとしていた顔に輝きが戻って来た。&lt;br /&gt;
同じく一日中床の間でうつらうつらしていたおじいちゃんは肉じゃがで新婚時代を思い出し、村の娘を追い回すようになった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
案外、名医かもしれなかった。&lt;br /&gt;
（ときどきつづく）</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/6850047.html</link>
			<pubDate>Fri, 08 Jan 2010 23:21:36 +0900</pubDate>
			<category>小説</category>
		</item>
		<item>
			<title>墜落するしかないポイント（PNR）</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/71/6766671/img_0?1262857899&quot; width=&quot;369&quot;&gt;&lt;br /&gt;
&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/71/6766671/img_1?1262857899&quot; width=&quot;369&quot;&gt;&lt;br /&gt;
2010年1月7日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「あら、いやだパパ、革ジャン着たまま寝てるわ」。「うるさい！」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
昨夜は午後5時に神谷町で打ち合わせが終わり、恵比寿のかおりママのワインバーへ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
働き過ぎてぶっ倒れてしまったママがちょっと痩せたけど元気に復帰してよかった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
白赤、ボルドー、カリフォルニア、イタリア、その他を飲んで六本木へ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「くろ」のママはお正月でおめかしの着物すがた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
樽酒が出されて何杯か飲むうちにPNR(the point of no return)（注）になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
元NHKディレクター、富豪華僑、都市再開発プロデューサー、３年前に奥さんを亡くしたDさん達と熱唱。&lt;br /&gt;
気がついたら隣りに「魚初」のおやじとママが来てた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
何か熱心に話したような気がするが全部忘れた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
どこでタクシーひろったかなー。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「革ジャン早く脱ぎなさいよ」、「分かった、分かった」「水！」。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（注）航空機が滑走路で飛ぶしか選択肢がないポイント。フルスロットルにしないと墜落する。酒の場合はどっちみち墜落する。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/6766671.html</link>
			<pubDate>Thu, 07 Jan 2010 18:51:39 +0900</pubDate>
			<category>冬</category>
		</item>
		<item>
			<title>サンゴ礁は海の森</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/18/6674618/img_0?1262747725&quot; width=&quot;425&quot;&gt;&lt;br /&gt;
（ハマクマノミ、西表島）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
2010年1月6日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
夕方、石垣島白保の海岸を散歩していたら浜風に髪をなびかせ、夕陽を眺めている乙女がいた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
中学２～３年生くらいだろうか、淡いオレンジ色の光を横顔に映し出して夕陽と静かな対話を楽しんでいるかのようである。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
絵本の１ページにも似た絵画的、平和な光景に見とれてしまった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
白保は1,600人ほどが暮らす半農半漁の集落で住民の生活は海の恵みと分かちがたく結びついている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
経済的にもそうだが、美しい海はその乙女のように集落の人々の情緒に深く影響を与えて豊かな文化を育んでいる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
島の女の子は旧暦の３月３日になると「浜下り」という節句の祝いをサンゴの磯で行う。お重にごちそうをたくさん詰めて浜で子供の成長を祝い、海に感謝する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
潮が引いた時に出来る浅瀬は渡地（ワタンジ）と呼ばれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
おばあちゃん達はここに育つアーサ（海藻、ヒトエグサ）をせっせと採り、子供の貴重な学資にしたという話をする。アーサが採れるから子供が学校に行けた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
海は白保の人々にとって第二の親かそれ以上と言っていい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ところがこのサンゴの海を埋め立てて新空港をつくる計画がもちあがり、大騒動になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
羽田から飛行機で石垣島に向うと、行きは直行便だが、帰りは沖縄で一旦給油する。&lt;br /&gt;
現在の石垣空港は敷地が狭いために燃料の貯蔵量に限りがあるからだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
離島ブームに乗って人口５万人の島は本土からの観光客で賑わっている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
海の見える景勝地には立て札が立って、値上がりを見込んだ本土の資本で買い占めらている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
広くて利便性の高い新空港を起爆剤に本土資本と観光客を呼び込み、もっと島の経済を活性化させたい石垣市民の願いも理解できる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
だが白保地区の人々にとっては「魚湧く海」「生命繋ぎの海」であり豊富な魚類やさまざまな海草を恵んでくれる貴重な海が「死の海」になることを意味する。&lt;br /&gt;
海と一体化した生きた文化も歴史上の単なる遺産になってしまうだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
当然、北半球最大のアオサンゴの群落をはじめ120種にも及ぶとされるサンゴは絶滅する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
沖縄県や中央政界を巻き込んだ建設可否の問題はすったもんだの挙げ句、内陸部に建設地が変更されてサンゴとそこの生態系は守られることになった。（建設に伴う海への赤土流出の問題は残っている）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
海岸で眼にした乙女の情景を思い出すと、やはりほっとせざるを得ない。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/6674618.html</link>
			<pubDate>Wed, 06 Jan 2010 12:15:25 +0900</pubDate>
			<category>冬</category>
		</item>
		<item>
			<title>年月でしか解決できない問題</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/05/6608405/img_0?1262666397&quot; width=&quot;369&quot;&gt;&lt;br /&gt;
2010年1月5日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
例えば身内が交通事故に遭ったとする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
軽症、重傷、死亡事故の種類を問わない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
あくまで一般論だが、被害者家族の感情は時間をかけて次のような経過をたどって行くという。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
１：驚き（えっどうして！何がおこったの、まさか）&lt;br /&gt;
↓&lt;br /&gt;
２：悲しみ（かわいそうに痛いだろう、辛いだろう、出来れば代わってあげたい）&lt;br /&gt;
↓&lt;br /&gt;
３：怒り（相手が許せない、仕返ししてやる、同じ苦しみを相手にも）&lt;br /&gt;
↓&lt;br /&gt;
４：調査（原因は何だったのか、相手が悪いのかこっちも悪いのか）&lt;br /&gt;
↓&lt;br /&gt;
５：あきらめ（相手を憎んでもケガが良くなるわけではない、起こったことはしょうがない）&lt;br /&gt;
↓&lt;br /&gt;
６：和解（きちんと償いをしてもらおう）&lt;br /&gt;
↓&lt;br /&gt;
７：再出発（過去にとらわれ過ぎず、前向きに生きていこう）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
平穏無事な暮らしは誰しも願うところではあるが、比較的平穏に過ごしてきた我が家にもアクシデントはあった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
これからも想定外のことはいくらでも起きるだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ドラ息子が小学生の時、指に大けがをした。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
勉強机でよろけた時につかんだスチール製の本棚に、金属を切断した時に出来るカミソリのようなエッジがあったのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
裏側に折り返してあるから正面から見えない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
加工の仕上げでヤスリをかけるか、二重に折り曲げるべき部分だ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
血をしたたらせて泣きじゃくる息子にワイフは半狂乱になった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
腕の動脈をきつく抑えて止血し、タクシーで救急病院に行った。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
幸いお医者さんの適切な処置で学校は一日休んだだけで済んだが全治３週間だった。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
今から思えば、この時の僕の時間的なこころの変化はそっくり上のモデルに当てはまる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
６番目の和解のステージで少しバトルがあったが、製造者責任の観点から相手が折れ、誠意ある改善策と償いが提示された。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人間はミスをおかす。完璧なはずが盲点がある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人間が仮に間違っても機械が正すいわゆる「フェイルセーフ（fail safe）」の設計をしても悲しいかな事故はおきる。予防工学が役に立たないケースがある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
人は機械やシステムの安全機構をOFFにしてまで自分の経験則の方を優先するものなのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
もちろん高い安全性の商品やシステムを開発することは最優先の課題だが、まれに事故がおこる事は防ぎようがない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
上のモデルはもしもの時冷静、適切に対処するためにも頭に入れておいた方が良さそうだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
辛く長い期間は必要だが僕にはとりわけ７は大事に思える。より深い人生の２周目が始まるのだから。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
甘い、という意見が出る事を承知で書いてみた。</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/6608405.html</link>
			<pubDate>Tue, 05 Jan 2010 13:39:57 +0900</pubDate>
			<category>冬</category>
		</item>
		<item>
			<title>大勝軒、やすべえ、油そば、すずらん</title>
			<description>&lt;img src=&quot;https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-e9-29/ma24122412/folder/188090/65/6553565/img_0?1262594107&quot; width=&quot;445&quot;&gt;&lt;br /&gt;
2010年1月4日&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
渋谷警察の回りがなにやら騒がしくなってきたぜよ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ノリピー騒動のことではありませんよ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
渋警前の明治通り添いに次から次にラーメン店が開業しているのだ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
上の写真は目につく所だけ載せたが、まだ数件ある。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一番新しい店は池袋の有名店「大勝軒☆」の渋谷店である。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
名前先行の店は期待が大き過ぎてがっかりすることも多いが、ここも「えっ、これが旨いの？」という平凡な味だった。それに従業員の私語は厳禁ですよ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
写真の一番下にアップで載せたのは、ボリュームが多すぎる割に全部食べられたのでサービス。体育会系の学生向きか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「やすべえ☆☆☆」と「すずらん☆☆☆」はつけ麺の店。詳細は省くがこの２店の品質は期待を裏切らない。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「油そば☆☆☆」は、スープの無いらーめんだが新奇性に頼らない麺にからみつく旨味と辛みが良い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「唐そば☆」は冷めたスープを出す。冷やし中華は注文しとらん。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「山頭火☆☆」は味が落ちた。恵比寿に出来たときは☆☆☆だったのだがなー。チーズなんかを使うようになってから迷走を始めた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
らーめんではないが「長崎ちゃんぽん☆☆」は本格派。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
身を粉にして日夜ご精励の各店、従業員の皆様、勝手な評価を致しまして申し訳ございません。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
味の方向性がはっきりしていて、スープの原料は厳選、麺は自家製のもちもち、つるつるのおいしいらーめんをよろしく！</description>
			<link>https://blogs.yahoo.co.jp/ma24122412/6553565.html</link>
			<pubDate>Mon, 04 Jan 2010 17:35:07 +0900</pubDate>
			<category>飲食店</category>
		</item>
		</channel>
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