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EURO2008の決勝戦が行われた。 イタリアが敗退してからは、ほぼ他人事になりつつあったが、やはりフットボールマンの血が騒ぎ、目覚ましの10分以上前に目が覚めてしまった・・・。 両国のサポーターでスタジアムは赤と白に二分された。 ドイツはクローゼを1トップに据えた4−2−3−1、負傷で出場が危ぶまれていたキャプテンのバラックもスターティングラインナップに名を連ねた。 一方、スペインはここまで4ゴールを挙げているビジャがケガによる欠場のため、F・トーレスの後ろにクワトロ・フゴーネス【4人の創造者】と呼ばれるセスク、イニエスタ、チャビ、ダビド・シルバを並べた4−1−4−1。 立ち上がり堅さが見られるスペインは3分、セルヒオ・ラモスの不用意な横パスをクローゼにカットされ、持ち込まれるがドリブルが大きくなりゴールラインを割り事なきを得る。 ドイツは5分、7分と左サイドを突破しクロスを上げるが、シュートまでは持ち込めない。 9分にもクローゼのグラウンダーのクロスをヒッツルスペルガーがシュートするが、GKカシージャスの正面。 ここまで守勢に回ったスペインであったが、14分中盤でパスをつなぎ、最後は左サイドからイニエスタがシュートを放ち、ドイツDFに当たりあわやオウンゴールかと思われたが、GKレーマンがセーブ。 しかし、この一連のプレーからスペインはリズムを掴み、本来の姿を取り戻す。 20分、右サイドからのクロスをF・トーレスがあわせるがバーを越える。 22分、またも右サイドからのクロスをF・トーレスが競り勝ったが、ポストに阻まれる。 この辺りから、ゴールの予感が漂いだす。 ドイツも反撃し、25分左からのクロスを折り返し、バラックがボレーで狙うが、セルヒオ・ラモスが体を張ってブロック。 しかし、スペインのリズムは変わらず、31分セスクが中央からミドルシュートで狙うがGKレーマンがキャッチ。 33分、チャビからのスルーパスをDFラインの裏へ飛び出したF・トーレスがファーストコントロールでラームと体を入れ替え、飛び出したレーマンの鼻先をかすめるように無人のゴールへ流し込む。 スペインが1−0とリードを奪う。 35分イニエスタが左サイドからのクロスをフリーのダビド・シルバがダイレクトのボレーで狙うが、大きくバーを越える。 前半はこのままスペインが1点をリードして終了。 序盤、堅さからかスペインは得意のパスワークをドイツのフィジカルに潰されていたが、チャビ、イニエスタのバルセロナ勢の奮闘でリズムを掴んだ。 ドイツはバラックが止血のためプレーから離れていたこともあるが、ボールがバラック、クローゼに渡らずリズムを掴みきれなかった。 後半、ドイツは負傷のラームに替え、ヤンセンを投入。 しかし、スペインの攻勢は変わらず、54分チャビ、55分ダビド・シルバのシュートがドイツゴールを襲う。 56分チャビのスルーパスにF・トーレスが抜け出すが、今度はレーマンがしっかりと防ぐ。 攻め手の無いドイツは、59分ヒッツルスベルガーに替え、長身のクラニーを投入。 60分、左サイドからのクロスをシュバインシュタイガーが落とし、バラックがシュートを狙うが、わずかにゴール左へ。 63分、カウンターからドイツがチャンスを作り、クローゼのパスを受けたシュバインシュタイガーの強烈なミドルシュートは味方のクローゼに当たる。 スペインは、64分運動量の落ちたセスクに替え、シャビ・アロンソを投入、67分にもダビド・シルバに替えカソルラを投入し、中盤を活性化させるとともに中盤の守備を強化。 68分、チャビのFKをセルヒオ・ラモスがフリーとなりヘディングで狙うが、レーマンがかろうじてセーブしCKへ逃れる。 ショートコーナーからイニエスタがシュートを放つが、DFがクリア。 76分、F・トーレスがDFと1対1の場面を迎えるが、ドリブルが大きくGKレーマンがキャッチ。 79分、スペインは疲れの見えるF・トーレスに替え、グイサを投入し交替のカードを使い切り、後はピッチのイレブンに託す。 攻めなければいけないドイツであったが、スペインの集中した守備の前に攻撃の糸口さえもつかめないまま時間が経過する。 80分、ここまでほとんど仕事ができていないクローゼに替え、ゴメツを投入。 82分、カソルラのクロスをグイサがヘディングで折り返し、セナが飛び込むがわずかにあわなかった。 セナはこれまで、中盤から前線まで幅広い運動量で、スペインの好守を支え、陰のMVPであると思う。 90分、ドイツ最後の攻撃は右サイドからバラックのクロスはゴメツにあわない。 試合はこのままスペインが1−0で逃げ切った。 スコアの差以上に両チームの差は大きかった。 スペインは序盤こそ不安定なところを見せたが、終始ドイツを圧倒し、順当な結果であった。 主力選手が20代前半の選手たちが多く、まだまだ成長を遂げていくであろう。 2年後のワールドカップでは、さらに熟成されたパスワークを見せて欲しいものである。 ドイツの新皇帝バラックは、これでまた不名誉なシルバーコレクションを増やしてしまった・・・。 スペインの華麗なパスワークは、お見事であった。 しかし、そのスペインに対し、失点を許さなかったのは、アズーリのカテナチオだけであったのも事実。 守備だけでなく、セルヒオ・ラモスのオーバーラップを控えさせたのもイタリアだけであった。 決して負け惜しみではありません(苦笑)。
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EURO2008
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スペインが1−0で優勝! |
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スペインが1−0とリードし、前半終了。 |
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スペインのキックオフで試合開始。 |
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疲れているのに、目覚ましの10分以上も前に起きれてしまうのは、なぜ・・・? |




