|
かがくのとも通巻50号
1973年5月号
みち
五味太郎 ぶん・え
五味太郎さんの絵は
最近のものとは少し感じが違って、
最初に作者名をみていなければ、
五味さんの絵だと気づかなかったかもしれませんが、
大胆な構図と色使いは素晴らしい!
とてもインパクトのある絵で、
いろんな道が描かれています。
この号は解説の小冊子がありました。
五味太郎さんと福音館の森達夫さんの
お2人が共通して書かれているのは、
今の子どもたちが
「道路で遊ぶな」と言われることの
不条理さでした。
五味さん:
「道路で遊ぶな」という言い方は、
差別言葉の代表みたいなもので、
すべての人にいうのではなく、
子どもだけにいう言葉になっています。
実際道路で遊ぶのは、ドライブ遊びをする
おとなの方なのですが、その遊び場から
子どもを締め出すために、遊ぶなというのです。
森さん:
「道路で遊ぶな」「勉強しろ」「服を汚すな」
「手を洗え」「早く寝ろ」そして「言うことを聞け」
これらの頭ごなしの命令の中で「勉強しろ」と
「道路で遊ぶな」ほど、子どもたちの遊びの
生活を規制している言葉はありません。
(中略)しかしこの「道路で遊ぶな」が子どもに
向かって言われだしたのは、そんなに古い
ことではありません。
「ALLWAYS3丁目の夕日」の映画の
最初のシーンでおもちゃの飛行機を
飛ばしながら子どもたちが家の前の道を
走っていくシーンがありますが、
そういう車の通らないような道って
確かに今は少ないですねえ。
|
これ 先週本棚から取り出して
寝る前に息子と味わった1冊です!
カラーインクの表情がすばらしいと感心しました。
でも、「絵本の楽しみ」を見つけ出すことはできませんでした。
ほんと<道路であそぶな>は差別語でもありますね…
2008/9/10(水) 午前 5:53
小学1年生のお母さんが学校から徒歩10分の道を帰ってくるのに30分以上かかるので後をつけてみるというのを以前TVでやっていました。あちこちで道草をくって遊んでいたわけですが、道草での出会いや発見も子どもには大切なことですね。それも存分に楽しませてあげられない物騒な世の中になってしまいましたが・・・。
2008/9/10(水) 午後 0:42