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元気になってねフェンディ 子ども病院のチャイルド・ライフ・スペシャリスト
大塚敦子/写真・文
小学館 ISBN:978-4-09-726267-1
2007年06月
1,470円(税込)
図書館のこどもの本の「自然科学」のジャンルの
新刊案内で見つけたのですが、
自然科学じゃないかもしれませんが・・・。
報道写真家として活躍し
現在はヒューマンドキュメンタリーの作品を作り続けておられる
大塚敦子さんの最新作。
同じ大塚敦子さんの「さよならエルマおばあさん」は、
講談社出版文化絵本賞、小学館児童出版文化賞を
受賞していますので、ご存知のかたも多いかもしれません。
チャイルド・ライフ・スペシャリスト−
病気の子どものメンタル・ケアをする仕事が
アメリカでは職業として定着しているようです。
日本では看護士さんがその役割も負っているのが
現状でしょうか?
私の知り合いで、看護士さんの娘さんで
子どもの頃から「大人になったら絶対私も看護士になる」と
宣言していた人がいたのですが、
看護学校で最初に「看護士の仕事は何か?」と聞かれ、
周りの生徒が「注射をすること」など具体的な作業をあげる中、
「患者さんの不安を取り除いてあげること」と答えて、
先生に感心されたそうです。
大人でも病気のときは不安です。
子どもならなおさら。
チャイルド・ライフ・スペシャリストは
おもちゃであやしたり、手を握ってあげるだけでなく、
人形を使って病気の説明をしたり、
子どもにお医者さんごっこで人形の治療を体験させることで、
自分が受けている治療を理解させるなど、
方法も確立されているのだな、と思いました。
日本にも現在13人のチャイルド・ライフ・スペシャリストが
おられるようです。
アメリカかカナダでないと資格をとれないそうですが、
日本でも、ぜひ普及してほしいものですね。
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