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かがくのとも通巻39号
1972年6月号
うつる
中川正文 ぶん
飯田四郎 え
みずたまりや、窓ガラス、
スプーンなどに自分の姿がうつる
あたりまえのようなことでも
よく考えたら不思議です。
なんでうつるの?
スプーンの出っ張ったほうと
へっこんだほうでうつりかたが
さかさまになるのも不思議。
この本はそいういう
さまざまな現象の解説をする
わけではありません。
写るということや、
そもそもものが見えるということは
どういうことなのか?
大人でも本当に理解するのは
難しいことです。
なんでも謎解きをして解説することだけが
大事なのではありませんね。
解説の小冊子の中の
「この絵本ではこの疑問には答えていません。
幼児にはほんとうに理解することは無理だからです。
たくさんのことを省略して教えてしまうより、
〆切期限のない宿題を子どもに課しておいたほうが
よいのではないでしょうか。もちろん
いくつかのヒントは含ませておきましたが。」
という言葉が印象に残りました。
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