人生・探求

最後の投稿から12年(干支一回り)。ついにYahooブログ終了の情報が、、、時代の流れを感じます。

日本語を愛でる

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昔から言葉遊びが好きだ。

日本語は、言葉遊びという観点からも非常に恵まれた言語だと思っている。

そして、特に好きな言葉遊びの一つに回文がある。トマト、新聞紙、竹藪焼けたなどのアレである。

好きと言っても自分で創るわけではなく、人の作品を鑑賞して「おお、すげぇ回文」と思うのが楽しいのである。


ところで回文の歴史は古く、一説には平安時代くらいからあるらしいが、江戸時代になって盛んになり、以後も究極の言葉遊びとして現代に脈々と受け継がれている。

回文には大きく2パターンあり、清音濁音などの違いは容認するものと、容認せず完全一致のみとするものに分かれる。

容認する場合は多少作成のハードルはさがるが、これとてある程度のボリュームのものを創るのは容易ではない。

それが完全一致となると尚更だ。ネットで「回文は創出するものではなく、言葉の海に沈んだものを発掘するものだ」という一文を見つけたが炯眼である。ホルヘ・ルイス・ボルヘスの『バベルの図書館』に相通じる考えだと思うがいかがだろう。


現代では公開手段としてネットが普及したこともあり、驚くほどたくさんの回文をネット上で見ることができる。

また従来のメディアにおいても、雑誌で投稿回文を載せていたり、また回文をテーマとする歌や本などが発売されるなど、まだまだ言葉遊びとしての回文の存在は健在といったところである。実際、アマゾンコムで回文で検索しただけでも数十冊の回文本が発売されているのが素晴らしい。

ここで印象深い2冊の回文本を紹介しよう。


まずは『野茂のものは野茂のもの』(斉藤洋美、興陽館書店)。1993年に発売された新書で今では入手困難だと思う。この本は大学生当時、僕は立ち読みで読み尽くした(笑)

当時活躍していた野茂を題材に取ったインパクトの強い回文をタイトルに使い、書店で偶然見かけた人も「おっ?」と思わせるのに成功していた。

掲載されている作品もバカっぽい回文が多いが、僕は好きな回文が多かった。

中でも野茂シリーズみたいのがあって、覚えているだけでも

野茂、イカの買い物 

野茂、ケツで漬け物

野茂のパパの物は野茂のママの物、しかし野茂のママの物は野茂のパパの物

などがあり、さらに一番笑った回文として

オラ、寺尾

がある。これを写真付きでやられた日にゃ、書店で笑いを堪えるのに苦労したともさ(^^)


次にあの村上春樹も回文本を出していた。2000年発売の『またたび浴びたタマ』(文藝春秋社)である。

この作品、村上春樹が何を思ったか一念発起して作り出した五十音回文集。かなり苦労の跡がうかがえるものもあるが、友沢ミミヨの絵が何とも良い味を出してフォローしている(笑)

ちなみに回文として僕の好きなのは

心はマルクス、車はロココ

裸体が渋い武士がいたら

などである。


さて今までに僕が目にした中で好きな回文もいくつか挙げておこう。

なんて躾いい子、いいケツしてんな

肉の多い大乃国

「死にたくなるよ」と夜泣くタニシ

お菓子が好き好きスガシカオ



最後に取っておき、まさに今試合をやっているようだが、

わたしが クロアチア 録画したわ

おあとが宜しいようで(笑)


ところであなたの好きな回文、スゴイと思った回文にはどんなものがありますか?

もちろん新作回文を披露していただいてもOKです(笑)


追伸。

新作回文を募っておいて自分で何も掲載しないのも失礼なので、今思いついた回文を載せておきます。

加納朋子、過去も問うのか?

これはイイ線行ってます?(笑)

語呂

新たに「日本語を愛でる」という書庫を作った。

ここでは、「漢字」の書庫ではカバーしきれない、日本語の美しさ豊かさについて書いていきたい。

今日は「語呂」について。

語呂が良い音節の組み合わせというのはあるわけで、日本古来の表現手法にして世界最短の詩である「俳句」や短歌、川柳・狂歌、はては都々逸にまで通じる5・7調あるいは7・5調の語呂の良さは言わずもがなだが、それ意外にも語呂が良い組み合わせというのは色々とある。

そこで、僕が思いついた組み合わせと、その例を順に挙げていく。
なお、日本語学的にちゃんと考察しているわけではないことは言うまでもない。

3・4・5

語呂の良さでは王道だと思う。タイトルや歌詞、流行語、ことわざなど幅広く使われている。
3・4というのは足すと7になるので、いわば7・5調の変形であり、語呂が良いのも当たり前。

・坊や/よい子だ/寝んねしな
・鯛や/ヒラメの/舞い踊り
・マジで/恋する/5秒前
・恋の/からくり/夢芝居
・世界/まるごと/HOWマッチ
・当たり/前田の/クラッカー
・あっと/驚く/タメゴロー
・待てば/海路の/日和あり
・sin/cos/tan
・千と/千尋の/神隠し

4・4・5

これもかなり語呂は良いと思うが、思い出せる事例の数は3・4・5に劣った。
しかも事例も一部が繰り返しになっているものが多いような気がする。

・けっきょく/南極/大冒険
・ドロロン/ドロロン/ドロロンパ
・アーメン/ソーメン/冷やソーメン
・AB/CD/EFG
・鏡よ/鏡よ/鏡さん
・ラミパス/ラミパス/ルルルルル
・生麦/生米/生卵
・抜き足/差し足/忍び足
・桃栗/三年/柿八年 → 厳密に言うと4・4・2・3

3・4・2・3

3・4・5の変形であり、最後の5が2・3にわかれるもの。
事例は少ないが名詞の並列でこの音節の組み合わせだと、印象深いつながりになる気がする。

・国語/算数/理科/社会
・思い/思われ/振り/振られ
・おせん/なかすな/馬/肥やせ
・ロデム/変身/地を/かけろ

3・4・4・3

前半と後半をそれぞれ足すと7・7の組み合わせになるため、これも短歌の下の句や都々逸に通じる語呂である。
特に都々逸は7・7・7・5という組み合わせであるが、前半の7・7を分解すると、まさに3・4・4・3となる場合が多い。
ちなみに後半の7・5は3・4・5となる場合が多い(例、恋に/焦がれて/鳴く蝉/よりも/鳴かぬ/蛍が/身を焦がす)

・風邪を/ひかずに/達者で/暮らせ
・可愛い/可愛いと/烏は/鳴くの→さらに 可愛い/可愛いと/鳴くんだよ と都々逸風に続く
・愉快/痛快/怪物/くんは
・帯に/短し/たすきに/長し
・命/短し/恋せよ/乙女
とまあ、やはり童謡や演歌など昔ながらの日本の歌は、この形式によるものも結構多い。

そして作品のタイトルとして
・酒と/泪と/男と/女
・夏と/花火と/私の/死体
のように名詞並列で使われると印象深いものになる。

まとめ
結局、4・4・5以外は5・7or7・5or7・7などの変形であった。その中にあって4・4・5は異彩を放っている(よく見れば事例も何かヘンなのが多いw)。

以上のようにいろいろあげてみたが、なんかマニアックな例が多くなってしまいスイマセン。

でもまだまだあるはずなので、みなさんも、これ以外の事例、または語呂の組み合わせなど考えてみてね

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