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《作品》
杉田平介の妻子、直子と藻奈美が、スキーバスの転落事故に遭い、現地の病院に収容された。
駆け付けた平介に看取られながら、直子は息を引き取る。
母親が身を挺して守った藻奈美は、意識の混濁はあるものの、無傷に近い状態で救出されていた。
眠ったままの状態が続く娘の病室で、妻の名前を呼びながら涙する平介に、時ならぬ声が響いた。
「あなた、ここ、……よ」―。
藻奈美の体には、直子の精神が宿っていた。
平介は、娘の肉体を借りた妻との、不思議な生活をスタートさせた。
深い愛情に内在する悲哀と苦悩、そして希望を、丁寧な筆致で描いた、切なさの漂う長編ミステリー。
10年前(長女が赤ん坊の頃)この本を電車の中で読んでたら
後半、涙が止まらなくなって困った思い出がある(笑)
なんで泣いたのか忘れてしまったのでもう一度買って読みなおそうと思う^^;
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