無題
コンコンぱにっく 4
奈々が店を飛び出して駆けつけてみると、家の前では婆さんが泣きそうな顔でおろおろしていた。婆さんについて裏の畑へ急ぐと、そこには、次から次へと土から干し返しては、どろどろのままの芋に夢中でかぶりつく涼子の姿があった。
見渡せば、大きく実っていたはずの茄子もあらかた食い散らかされていた。
「なんで急に野生に目覚めちゃったんだ。芸能界のストレスでプッツンいっちゃったのかな?」
奈々は呆然と、涼子の野生を見つめていた。
「冷蔵庫の中身も全部食べられちまって・・・」
「ギャル曽根も真っ青だね」
奈々は、猫でも捕まえる足取りでゆっくりと涼子に近づいてゆく。
「…女優のオーラが跡形もないな。
しかしあんた、今度は大食いタレントで再デビューできるよ。私が推薦してやろうか?…」
言いながら、涼子に50センチほどの所まで近づ
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