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イタリア植物園

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ミルトス:銀梅花

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写真:イタリアの造園事務所より提供


ミルトス:Myrtus communis L. 伊Mirto
Myrtaceae:地中海原産のフトモモ科の常緑低木

和名:ギンバイカ(銀梅花)又はギンコウバイ(銀紅梅)という。
その名のとおり光にキラキラするウメの花に似ている。
葉の香りも豊かでハーブやアロマオイルとして楽しめる。

Myrtusはギリシャ神話のMyrsineという女神から由来。この女神はPallade(パラス:女神アテナ)が姿を変えた女神、剛健で無敵の運動能力を備えていたという。
この伝えより、エレス(ギリシャの古代都市:オリンピックの開催地)で行われた競技の勝者への褒美はミルトスの冠を与えることとなり、強さ=不死・無敵→成功・繁栄のシンボルとなっている。

日本ではまだまだ低めの苗や細い低木のイメージだが、イタリアでは生垣で普通に使っていたし、強健で干ばつでも生き延びるほど生命力が強い。晩秋に深紫の実を付け食としても重宝された。
サルデーニャ島産のミルトスの甘いリキュールがある。一度だけ味見をした。とても個性的な香りと味がしたことを思い出す(アルコールが弱いので舐めただけに留まったが、植物のパワーを感じたような・・・?)

またミルトスは愛と生命力の象徴、お祝いの木としても知られる。神話の言伝えでは頭、手首、足首にミルトスをつけて結婚した女性は愛に更なる力と想像力を招き入れるとされた。またどんな人でもミルトスに触れれば愛の力を持つことが出来ると語られている。
今でもスペイン、ドイツ、イギリスなどのヨーロッパでは結婚式に花嫁の冠として使われている。

先日、個人邸の庭にもこのミルトスを植えた。
成長が楽しみだ・・・・料理好きな施主、リキュール作っちゃったりして!なんて思ったりもした。


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