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以前見た映画、「中国の小さなお針子」の原作「バルザックと小さな中国の

お針子」を、図書館で見つけたので、さっそく読みました。

映画も良かったけれど、原作も良かった〜

これは、原作者が監督もしています。ですから、いつも感じる違和感がなく、

映画を思い出しながら、楽しく読みました。

文化大革命で、地方の山奥の村に追放された知識人の息子二人と、

本も読んだことのない、村の少女のお話です。

険しい山奥の風景や、無学な村人たちの描写が、いいです。

映画では、原作にはない、十何年後の場面もあります。

ラストに突然、フランスが映って、びっくりしますが、この原作者は、

フランス在住で、これをフランス語で書いて、ベスト・セラーに

なったそうです。知らなかった〜

一冊の本が、無学な少女を目覚めさせ運命を変えるという、おとぎ話のような

ロマンチックな、そして、悲惨だけどユーモアもある物語です。

文化大革命を題材にした映画は、今まで、いくつも見ました。

なかでも「芙蓉鎮」は忘れられません。

中国映画、好き!

「女王陛下の影法師」

年末の忙しい時に家事の合間に、図書館で見つけた「女王陛下の影法師」と

いう本を読みました。

ヘンリー八世から、エリザベス一世、そして現在のエリザベス二世まで、

歴代の王に仕えた、国王秘書官のことが詳しく書かれています。

英語で秘書を、セクレタリーというのは、シークレットからきていると

いうのを知って、なるほど〜と思いました。

うろ覚えだった、イギリス王室の系図もよくわかり、あの有名な

エドワード八世の、王冠を賭けた恋、といわれた退位問題も、

初めて真相がわかりました。

とても興味深い本です。

秘書であり、助言者であり、心を許して相談できる友人のような存在・・・


日本の皇室にも、こういう制度があればいいのにと思わずにはいられません。

 

この前読んだ、イギリスのノーベル賞作家、ジョン・ゴールズワージーの

「人生の小春日和」の前編というか、本編というべき

「フォーサイト家の物語 財産家」やっと読み終えました。

外国の物語を読むときは、いつもですが、最初はなかなか入り込んでいけず、

  (名前と係累を覚えるのが・・・)

でも我慢して読み進むうちに、だんだん引き込まれて、本を置くのも惜しいような

気持ちで、一気に読みました。

1900年頃の、まだ馬車が行き交っていたロンドンの様子も興味深く、

上層中流階級の優雅な暮らしや、ものの考え方、美しい自然描写にも惹かれました。

財を成したフォーサイト一族の兄弟と、その子や孫、

その一人と愛のない結婚をした美しい女性・・・

この女性をめぐって、徐々に、最後は奔流のように最終章へ進むストーリーに

息詰まるような思いで夢中で読みました。


この物語は、まだまだ書き継がれて「窮地」「貸家」「目ざめ」と主人公一族の

孫の代まであるそうです。

読んでみたいけど、Amazonにもなく、日本では出版されていないのか、

もう絶版になったのか、よくわかりません。


 

ジェーン・オースティンの「マンスフィールド・パーク」を読みました。

これで、「分別と多感」「高慢と偏見」に次いで、3冊目です。

何度も投げ出して、また手に取って、1ヵ月以上かかって、や〜っと読み終わりました。

登場人物は少ないのですが、大して劇的なストーリーでもないし、なにしろ長い〜

でも、人物の性格描写が、やはり面白くて、読み続けました。

的確で、最後までぶれない、本当に鋭い、人間観察力を持った作家だと思います。

「眺めのいい部屋」

フォースターの二冊目「眺めのいい部屋」を読み終えました。

「ハワーズ・エンド」より、シンプルで、読みやすかったです。

だいぶ前に映画を見ましたが、原作を読んで、また映画を見返したく

なりました。

イタリアのフィレンツェから始まって、イギリスの田園風景の描写も美しく、

興味を持っているイギリスの階級の壁というものも、だいぶわかって

きました。

ヴィクトリア朝が終わって、女性に自主性が芽生えてきた時代の、ヒロインの

心の揺れが面白く、ラストも素敵!

眺めのいい部屋というタイトルを、単純に、窓からの景色のことと思って

いましたが、ヒロインの、開かれた世界という意味もあるとわかって、

いい題名だなあと思いました。

すぐにでも、もう一度映画が見たい!  DVD、買おうかしら・・・

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