|
小哲が毎日小太郎と喧嘩して怒られている。
というか、からかう小太郎も何なんだけど、その都度いつまでもいつまでも小太郎にまとわりついて怒ったり、拗ねたりしている。 毎日のことにうんざりしつつ、ふと今日ふたりの後ろ姿を見ていたら、小さいけど、幼いけど、子煩悩な父と、わがままを言う子みたいだなぁと思った。 ずっと、小哲はまともだった頃の父親を知らなくて可哀想だなぁと思ったりしていたけれど、考えてみたらまともだった頃ですら、夫は小太郎が小哲に接するような姿は見せたことがなかった。 小春も小太郎も、夫にはいつも遠巻きにしていた。 たぶん、怖かったんだと思う。 何がって、雰囲気が。 いつも忙しくて、ピリピリして見えたからだと思うけど。 小春も小太郎も、手放しで夫に甘えられたことはない。 小哲もだけど。 でも、小哲は手放しで小太郎に甘えて、小太郎はまるで小さな、幼い父親のように小哲とじゃれている。 男の人は時々少年のようになるけれど、小太郎は少年のまま小哲の父親代わりをずっとやってくれていたんだよね。 もちろん、面白半分に小哲をからかうことは多々あるけれど、それは大人だってよくやることで。 小哲は、実はしあわせなのかもしれないな。 小さな小さなお父さん代わりに、手放しで甘えられているんだもの。 まあ、かなり幼い父親代わりだから、もちろん役不足はありますが。 いないよりはずっとしあわせなんだと思う。 休日の風景に思ったことでした。 |

- >
- Yahoo!サービス
- >
- Yahoo!ブログ
- >
- 練習用


