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『ラーメンガール』(2007年アメリカ)
いかにも『B級テイスト』プンプンのタイトルに、
一見、救いようのないドタバタコメディかと思いきや、
実に丁寧で、しっとりとした作りの作品でした。
監督のロバート・アラン・アッカーマンは、日本でも舞台演出などで有名で、
それほど間違った日本観を持っているワケでもなく(1カ所アヤしい所もありましたが)、
「日本映画だ」と言われても信じてしまうような心の温まる内容でした。
(監督にインタビューを行いましたが、なかなか朗らかな感じの人でした。)
恋人を追って日本にやってきたアメリカ娘アビー(ブリタニー・マーフィー)が、
あっけなくフられてしまい、途方にくれていた時に出遭った1杯のラーメン。
このラーメンを食べている内に幸せな気持ちになり、是非弟子入りしたいと
頑固店主マエズミ(西田敏行)に詰め寄るのですが、言葉もままならず、
日本の『魂』の伝承ができるのか、悪戦苦闘の日々が始まります。
鑑賞後、ほんのりとした気分になりましたが、ラーメンを題材にした映画のハズなのに、
どーゆーワケか、その後ラーメンを食べたい気持ちにならないという
『未消化感』を感じました。
監督が故伊丹十三監督の『タンポポ』(1985年日本)のファンだというコトで、
おもわずニヤリとする場面もありました。
ただしこの映画、実は『いわく付き』で、本国では『オクラ』になり、
日本でワーナーが拾ったのですが、『新宿シネパトス』で単館のみの上映だというコトです。
(上映は1月17日(土)から)
ま、つまるところ、大ヒットは期待できない程度の作品です^^;
<公式HP>
http://wwws.warnerbros.co.jp/ramengirl/
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