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主にボクが読んだ本や、買った本などを扱います。
たまに、好きな作家の話なんかもするかも。
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『ゆるしてはいけない』平山夢明/著


世の中には、信じられないような人がいたりします。
おまぬけでほほえましいような人だったらいいのですが、
この本に出てくる人々は、とんでもなく背筋がゾッとするような
おっかない人々です。
元々は、ティーンズ向けの雑誌に寄せられた、身の回りでおきた怖い話の中から、
付き合っていた彼氏に、恐ろしい目に遭わされた体験談を集めた一冊です。
最近のニュースの中で、たまに事件として恋人に暴力を振るったりするような男が出てきたりして、
こんなヤツと付き合う女の子が、よくいるモンだと思ったりしたりするのですが、
世の中、結構こーゆー『だめンズ』にひっかかる女性が、多いンですね。
この本には、とんでもなく恐ろしい『だめンズ』にひっかかってしまった女性が、
山ほど出てきます。
正に”ゆるしてはいけない”ような『だめンズ』にされた、背筋も凍るような仕打ちは、
下手なホラーよりも怖かったりします。
・・・しかし、どうして、こんな『だめンズ』に彼女が出来て、ボクに出来ないかなぁ。 orz

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『ハローバイバイ関暁夫の都市伝説』関暁夫/著

人は、基本的に『噂話』が大好きで、それに『陰謀』や『ミステリー』なんかが加わってると、
尚のこと積極的に知りたがったりするものですよね。
『都市伝説』とは、そうした口伝や伝承の一種で、特に近年に生まれたものをいいます。
英語では『Urban legend』とか、本来『民間伝承』を指す『folklore』とか呼ばれています。
1980年代初頭に、アメリカの民俗学者、ジャン・ハロルド・ブルンヴァンらによって提唱されていて、
それなりに市民権を得ているジャンルでもあります。

この手の『伝説』って、どこから生まれたのかもハッキリしない上、その信憑性も定かではないのに、
やたらと詳しい人っていますよね。

関東ローカル番組『やりすぎコージー』(テレビ東京系)で、
『芸人都市伝説』という企画がありました。
この第一回、第三回の『芸人都市伝説キング』に輝いたのが、
吉本興行の芸人『ハローバイバイ』の関暁夫でした。
その知識が認められてか不定期の単独ライブ『関暁夫のオカルトトークライブ』を開いたりして
人気を博し、この本を執筆するに至ったようです。

内容は、かなり眉が唾でベタベタになるようなモノから、
ちょっと感心してしまうような内容まで盛り沢山。
この手の話が大好きだというような、ディープな人々には、ちょっと物足りないかもしれませんが、
入門編としては、なかなかとっつき易くていいのではないでしょうか?

このレビューを信じるか信じないかはあなた次第です。

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『日本以外全部沈没―パニック短篇集』筒井康隆著

SF作家でもある筒井康隆の初期パニック短編集です。
1970年代に書かれたものが主なので、現在の視点から見ると、
若干、違和感や古い感じも否めませんが、逆に当時の時代背景を鑑みることも出来、
たっぷり楽しめます。

表題作の『日本以外全部沈没』は、言わずと知れた小松左京の『日本沈没』へのオマージュで、
日本以外の国が全部沈没して、狭い島国の日本に、諸外国から大勢の外国人が押し寄せるという内容。
当時の政治家や著名人が、とあるバーにひしめきあい、それぞれの主義主張を
繰り広げたりするんですが、最後の大オチまでテンポの落ちない快作です。

この他にも、関西風未知との遭遇を描いた『ヒノマル酒場』。
当時の農協の厚顔無恥ぶりをパロディーにした『農協月へ行く』。
60年代の学生闘争に対するアンチテーゼの、『新宿祭』の『日本列島七曲り』
など、どれも短くとも読み応えのある作品ばかりです。
また、どの作品もパニックをテーマにしていますが、
そーゆー局面におかれた人間の醜い本性のようなものを描きつつ、陰鬱にならないように
スラップスティックなラストで昇華させていて、読後もサッパリとした感想を持てます。
今の日本が出来上がった背景なんかも想像できたりして、楽しみ方が膨らむ本です。

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『異形博覧会』井上雅彦著

書き下ろしアンソロジー・シリーズ『異形コレクション』の編纂者としても有名な著者の
耽美でゴシックでフリークアウトな短編を集めた作品集です。
星新一を師と仰ぎ、ショートショートを愛する著者の短編だけあって、
どの作品もラストで、あっと言わされるような結末が待っています。
中でも、収録作『よけいなものが』は『星新一ショートショートコンテスト』で
『優秀作』を受賞した作品で、背中に寒気を感じながらも、思わずニヤリとさせられます。
また、国内外、新旧問わず、ホラー小説や映画、TV作品に対する造詣も深く、
その知識をふんだんに生かした作品作りで、文章だけでなく、
イメージが映像で頭の中に浮かんできます。
キングやクーンツ、マキャモンなど、海外のホラー作家の影響で、
昨今、このジャンルは、長編が主流といった風潮がありますが、
贅肉を落とし、洗練されたスタイルは、却って新鮮で、強烈な印象を残します。

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『星の王子さま』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ/著

聖書の次に多くの人に読まれている、子供から大人までを魅了している作品です。
小さい頃に読んだという人も多いと思いますが、
ボクは幼少時からひねくれていたので、
「所詮『童話』だろ?そんなの女子供の読むものだ」
と見向きもしなかったのですが、
同僚に、
「大人こそ読むべき本ですよ」
と強く推され、齢35にして、初めて読むことにしました。
以前から、受験などの一般教養として、
『アフリカの砂漠に不時着したパイロットが、星から来たと言う『王子さま』と出逢い、
 悲しい別れをする』
という概要は知っていたのですが、実際読んでみると、驚くほど美しい内容でした。

大人の世界につまらなさを感じていながらも、その世界で生きているパイロットが、
純粋な目で、大人の世界の奇妙さに疑問をぶつける『王子さま』の心に、
少しずつ共感していく姿は、また同時に読んでいる自分自身の姿でもありました。
作品の根幹にあるのは、
『l'essentiel est invisible pour les yeux』=「大切なものは、目に見えない」
という言葉で、
せわしない社会での生活を送っているうちに、本当に『大切なもの』を見失っていないだろうか
というメッセージが、静かではありますが、強く心に浸透してきます。

自分自身がパイロットであった作者、サン=テグジュペリは1935年にリビア砂漠で
飛行機墜落事故を体験していて、このパイロットが彼自身の分身。
そして『王子さま』は『大切なもの』をちゃんと見ていた幼少の頃の彼という考え方が、
主流だそうですが、この意見には大きく頷けるとともに、
自分の『王子さま』と出逢いたくなります。
この本を薦めてくれた同僚の言うとおり、
『大人こそ読むべき本』でした。

<公式HP>
http://www.lepetitprince.co.jp/

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