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バレジャオの残留が決まりました。これによりイルゴウスカス・グッデン・バレジャオの最強リバウンドトリオが完成されました。ちなみに私の中で彼は関が原の小早川秀秋でした。彼の動きで勢力図も変わるかと思っていましたが。
彼抜きの状態で東はキャブズ、ピストンズ、ヒート、セルティックス、オーランドあたりが並んでいる状態と思っていました。しかしキャブズは頭一個抜け出しましたね。ちなみにわたしはキャブズが嫌いです。
実はキャブズのインサイドトリオはどこのチームより総合力では強いです。ダンカン・オベルト(オベルト使えなさすぎ)、ガーネット、パーキンス(パーキンス、飛べないブタはただのブタだ)、ウォレス・マクダイス・マキシウェル、モハメド(ウォレスは少し陰りが見える、そのほかは一長一短)でリバウンドでアドバンテージが取れる状態であの、レブロンが、あの、一対一では最強レベルのレブロンが、プレイできるわけですよ。どう思いますか?
私はセルティックスのようなチームが好きです。もしくは弱点を抱えているチーム。不安要素を抱えていて、しかしうまく機能すれば勝てるというようなチーム。
ハミルトンは一対一で点を取れる選手じゃないですよね。だからチームでスクリーンを使って攻めているのです。ノビツキーはべったりくっつけばかなり苦しそうですよね。だからヘルプにこれないところでハワードとかハリスとかスタックハウスとか、一流じゃないペネトレイターが点を取れるんです。それがチームなんです。ジョップ・ダンピアーみたいな点の取れないでかいだけの選手がいて、それでもがんばっていますよね。セルティックスは弱点だらけだけれど、弱点が目立たないくらい三人ががんばれば強いチームですよね。
でもキャブズって普通に強いじゃないですか。例えばミネソタみたいなチームとベストメンバーのキャブズがぶつかると絶対負けないですよね。キャブズってリバウンド強いし、ディフェンスもいいし、困ったらレブロンに任せていれば点とってくれるし。ギブソンはフィジカルは弱いし、ボールハンドリングもあやしいけれどガッツを前面に出す選手。そういう意味ではボストンのロンドと似ている選手だが3Pが打てるという意味で彼のほうが上だろうね。そのほか、バレジャオという強力なサポートもあり、新加入のブラウンもベンチスタートなら大成功だしね。
でも弱点のないチームなんてつまらない。順当に行けばどっちが勝つかわかる試合なんてつまらない。真正面からせめて、それでも相手をねじふせられるバスケットなんてつまらない。うまくいくかどうかわからないけれど、機能すれば強いし、機能しなければ負ける、そんなチームは面白い。
最近、スモールラインナップがはやっているけれど、サンズなんて毎日が綱渡りですよ。ウォーリアーズだって綱渡りですよ。相手に点を決められたら速攻が出せないですよ。落ち着いてじっくり攻められて天を決められたりしたら最悪ですよ。3Pいっぱい打ってたくさん決めないと相手に勝てないですよ。だって小さいんだもん。弱点が出たら負けだし、そこが目立たなければ勝ちだし。そういうチームを応援するほうが絶対に面白い。
レブロンはスーパースターだと思う。今のNBAでもトップクラスの才能の持ち主。だからこそ言わせてもらいたいのだけれど、もう少しサポーティングキャストに恵まれていない環境でがんばっているほうが絶対に格好いい。セルティックスvsキャブズだって三人の誰よりもすごいプレイをしてねじふせたら格好いいけれど、けっきょくチーム全体の差が出そう。
去年のスパーズはオベルトというリバウンド取れない、得点取れない、ディフェンスもたいしたことないという弱点をダンカンがうまく隠して、フィンリー、バリーというかげりのあるベテランも何とか機能して、そして何よりもボーウェンというスーパースターではない選手が機能して優勝を取れた。けっきょくキャブズはレブロンがとめられたから勝てなかったけれどそれはスパーズという完成度の高いチームが相手だったから。レブロンの才能から言って、彼は止められたけれど負けてしまったなんて悔しすぎる負け方。ピストンズはプリンス、ハミルトン、ビラップスというレブロンよりあきらかに劣る選手ががんばって善戦していたが、レブロンはチームの助けを借りてそれをねじふせていた。レブロンが本当にスーパースターになりたいのであれば、もう少しサポーティングキャストにめぐまれないチームでやってほしいなあ・・・
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