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開幕から勝ち続けているキャバリアーズ、しかしこれが実力的なものなので大きな故障などがない限り、このまま勝ち続けることだろう。
M・ウィリアムス、D・ウェスト、のWガードでどんどんプレスをかけていくディフェンスが功を奏している。それにレブロン、B・ウォレスの運動量が多く、リバウンド、ブロックで脅威を与えるフォワードがいて、イルゴウスカスという最後の砦が待っている。イルゴウスカスのところに不安はあるもののキャバリアーズのディフェンスは驚異的で、オフェンスはレブロンが自動的にどうにか点を取ってくれるので、弱いチームにはどうすることもできない。M・ブラウンコーチはディフェンスを大切にするコーチだが、その理想とするチームができあがりつつあるのかもしれない。
「NBAでもっとも過小評価されている男」
イルゴウスカス、もっとイケメンならものすごいスターかもしれない。正確なミドル、ポストプレー、加えてガードのパスを受けてのシュートも器用にこなすこの選手、その全てがチームの得点に直結する無駄のないプレイをする選手である。さらにリバウンドも強い、ときたらこれほどまでに貴重な選手はいないだろう。224cmの選手なので足は遅いしランニングゲームにはついていけないが、それを補って余りあるすばらしさがある。ちなみに控えのバレジャオは彼の正反対の選手で見事にチームのバランスは取れている。
このチームは層が厚い。控えのパブロビッチはいい選手だが、ほとんど出場機会に恵まれない。
ギブソン(3Pシュート)
ザービアック(点取り屋、アイソレーションからの1vs1)
バレジャオ(ハッスルプレイ、リバウンド)
パブロビッチ(意外に器用なフォワード、何でもこなす)
と持ち味がはっきりしている。デトロイトのビラップスがいなくなったことをクリーブランドは喜んでいるだろう。彼のポストアップには手を焼いていたはずだから。さらにレブロンに対するディフェンスが弱体化したことも否めず(ビラップスはレブロンをマークすることもあった)、クリーブランドにとってはラッキーなトレードだった。
クリーブランドの弱点をあえて言うならM・ウィリアムスのTOの多さ。これはひどいのでプレイオフではそこを相手チームは狙ってくるだろう。しかしレブロンやウェストがボールを運べばいいだけなので、対策は楽かもしれない。
(放出要員)
パブロビッチ、ギブソン:パブロビッチはずっとベンチに座っているような選手ではないし、ギブソンには少しボールハンドリング力が欠ける。どちらかがいなくなって、控えのビッグマン、もしくは生粋のPGがチームとしては欲しいところだ。けれども現状でも十分に戦える戦力が整っている。
レブロンにとって、MVPを取る、ということは時間の問題である。彼はリーグでも間違いなく特別にすばらしい才能を持っている選手だ。
「セルティックスに対する大きなアドバンテージ」
ガーネットに対して、キャバリアーズにはバレジャオとウォレスがいる。ピアーズとアレンに対しては自慢のプレスディフェンスでボールを持つところからプレッシャーをかけていくことだろう。しかしセルティックスにはレブロンに対するディフェンダーが今ひとついない。T・アレン?彼では役不足だしアレンとピアーズではファウルトラブルが怖い。これは大きなアドバンテージである。
「プレイオフに向けて」
レブロンにとって優勝を狙える今シーズン、第一シードで駆け抜け、ばっちりなコンディションでセルティックスと戦いたい。準決勝でオーランド、ピストンズとあたるかはかなり大きな差で今は不調とはいえ、やはりアイバーソン加入のデトロイトは不気味。その点、PGのいないオーランドはしっかりプレスすればボールが回らず、ハワード、ターコルーが孤立して自滅してくれるはずだ。まあ、僕はアンチキャバリアーズなんですけれどもね。しかし今シーズンは強いね。
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