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色んなSな方達。貴方はどのSに当てはまるのかしら?

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メンバーズの皆様へ

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早速メンバーズになっていただき、ありがとうございます。
当クラブではメンバーズカードをご用意いたしましたのでブログのゲストブックに挨拶と共に送らせていただきます。

これからもCLUB・Sをどうぞよろしくお願いいたします。

ママ セリカ

Sへの復讐

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ママの好きな花は何と言っても薔薇の花。
薔薇といってもね、色んな種類があるのよ。美しいもの、可愛らしいもの、毒々しいもの、寂しそうなもの、小ぶりの地味なもの、ド派手で華やかなもの・・・・この薔薇なんか泣いている様に見えない?

人間もそうよ。

貴方の周りも見て御覧なさいな。色んなタイプの色んな人間がいる。
この世界にいるとね、何となく見えてくるのよ人間が・・・。
そして何故か目にしてくる。

人のフリ見て我が身を正せって言葉があるわよね。
人生には色んな落とし穴がある。
「SUBARASHII」のSなのか、「SAITEI」のSなのか・・・貴方の努力次第で変わってくる。

今からする話はね、ママの小学校の時の同級生の話なの。
やはり人生の落とし穴に足を踏み入れちゃった子の話。


A子は小学校4年生から6年生までB美にいじめられていた。
A子は色が白くて可愛いタイプの大人しい子だった。
成績優秀でね、両親が大きな鉄工所の社長さんで市内でも有名なお金持ちだったの。
ママの子供の頃に走っている車でパワーウィンドウなんてA子の親が乗っている外車くらいだったわ。
当事珍しくてね、触らせてもらった事もあったな。


B美はどちらかというと正反対の生活をしてた。
両親は離婚してて母親と年の離れた小さな弟2人と4人で暮らしてた。
成績も良くないし、よく先生に叱られてたな・・・言葉遣いも汚かった。

とにかく目立ちたがり屋で人よりも大きな声で叫ぶようにして喋ってた。
ちょっとかすれたその声は「品が無い」というか、ママにはいつも耳障りだったわ。

ある日クラスのG君がA子の事が好きだって噂が広まったの。
それが始まりよ。B美はG君のことが好きだったのよ。

卑劣な子だったわ。クラスの女の子全員をまとめてA子を無視するように指示した。
例の大きな声で全員に聞こえるようにA子の悪口を言ってた。

正義感の強いC代が反抗したんだけど、あっという間にC代も標的にされた。

ママも気の毒には思ったんだけどね、小学校4年生でしょ?何も出来なかった。情けなかったな。

A子はいつもいじめられた。縦笛の中に泥を詰められたり、靴を隠されたり、体操服をハサミで切られたり、よく叩かれてた。

卑怯よね、1対1でやればいいのに4〜5人対A子1人でやっていた。

ママも自分がいじめられているわけではなかったけれど学校にいくのが嫌になったわ。
4年、5年、6年と3年間続いた。

今でも偉いな!と思うのはA子がそれでも一度も学校を休まなかったこと。
そして常に成績がトップだったって事ね。

中学になるとA子は私立のお嬢さん学校へ。
ホッとしたのはA子だけじゃなく、言うに言えなかった私を始めクラスの過半数の女の子もだったと思ったわ。

一方、中学で案の定不良デビューしたB美、長いスカートを引きずって髪の毛はオキシドールで色を抜き、染まり具合がまばらで汚らしかったな・・・(笑)
シンナーや万引きで何度も停学処分を受けてたな。


そして高校生になった。ママはA子のいるお嬢さん学校を受けて合格したの。
そこでA子と再会した。
昔の彼女と違って、中学生活3年間が彼女を変えたのか大人しかった性格が一転、ハキハキした陽気な女の子に変わってた。
相変わらず成績は学年トップ、クラスの人気者で生徒会長まで勤めてた。
ママは彼女が眩しかったな・・・

高校1年生の時よ。B美が妊娠したって聞いたのは。
駅で何度か見かけたけれど、大きなお腹してタバコを吸ってた。
私服だったので高校は辞めたんだろうね。

そしてママも高校を卒業し、大学へ。大学も卒業して後にこの業界に入るんだけどね。

ある日新聞を見て驚いたわ。
B美が出てるの。
夫を刃物で刺して重症を負わせたと書いてあったわ。

私もね、実家に丁度用事があって帰るところだったの。
さすが地元ね、あっという間に噂は広まってた。
噂では覚せい剤をやってたとかそうじゃないとか・・・・色んな噂が飛び交ってた。

私の頭の中にはあの、品の無いかすれた大声が思い出されたわ。

そして数日後、車を運転していたら裁判所の前にA子の姿を見つけたの。
私は懐かしくて車を止めてA子を呼んだわ。

A子は駆け寄って来てくれた。
「久しぶり!!ヾ(^▽^)ノどうして裁判所なんかにいるの?」
そう聞くとA子はにっこり微笑んで言ったの。
「私、弁護士をやっているのよ。(^-^ ) 」

薄グレーのスーツに身を包んだ彼女は正義の塊のようだったわ。
昔のいじめられてた彼女なんて想像できないくらいに。

そしてキラキラと輝きながら私に言った。

「ごめんね、セリカ。もうすぐ裁判が始まるわ。行かなきゃ!」
「そう、忙しいのね・・・。」
「ふふっ!B美の刺された夫の弁護をするのよ。」

そう言った口元は笑っていたが、その目は決して笑っていなかった。



人生ってどこで何が逆転するのか分からないものね。
30年近く経ってあのころのリベンジが堂々と出来るなんて。
皮肉なものね。

いじめた側はいじめたことなんか忘れたりするんでしょうけど、いじめられた側は一生忘れないものよ。
くわばら!くわばら!!!

マスター!!おしぼり持ってきてちょうだい!!

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