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「おばちゃん」を掘り下げると服装だけではない事が先日実感した。
先日、トドが美容院に行った時の事。
何時もなら通りに面した美容院の1Fに入るのだが、その日は担当の美容師さんが2Fにある
同じ系列の女性専用のサロンに移動になったと聞かされトドも2Fにデビューする事になった。
サロンというだけあって美容面とかも充実しているのかと案内されるがままに入店したら空気が違う。
シャンプー・リンスの香りとは違う何かレトロな香り・・・。昔懐かしい粉っぽい香り。
先客が7.8人は居ただろうか・・・。10時開店なのに何故こんなに人が溢れているのだろう。
見回すと「おばちゃん」ばっかりなのだ。思わず担当の美容師さんに小声で「年齢層が高いね」と
言ってしまった。「いやぁ・・・。午後からやったらまだ違いますよ」と返ってきた。
そうだろうよ。「おばちゃん」は午前中に用事は済ますだろうよ・・・。
んんん?ちょっと待てよ?トドも午前中に来てんじゃん?同類か〜?
そしてみんな殆ど同じ髪型に見える。ショートカットにトップにボリューム入れた感じ・・・。
手元狂って同じ髪型にされちゃあ困るので美容師さんに「間違えないでよ〜」と念を押した。
昼前に終わった頃にはもう先客は居なくて香りも消えた。
前に実家の母に「なんでお母さん位の人達はみんな同じ髪型なん?」と聞いた事がある。
母は「子育てするのに長い髪は邪魔だからね〜。でも大変なのよ〜ここが」とトップを指差す。
そう、パーマをかけても伸びてくると旋毛の辺りがペシャンコになるのだ。
カーラーを捲いて寝て、出掛ける寸前まで取らず、取った後は軽くブラッシング。
それでもダメな時は逆毛を立ててまでしてボリュームを入れる。手が込んでいる。
友達の母親も同じ事をしていた記憶もある。そうか!ボリュームか〜!
トドは思った。「おばちゃん」とは・・・。
闘争心に満ちたワイルドなリアルアニマル柄の服装を好み、生まれたての毛をも我手中において有無も
言わさぬ勢いで従え、他の敵対軍にバレる事の無きよう同一の香を焚き、攻め入る武将の様だと。
そんなのまだ早すぎるよ・・・。そこまで力は持ってない。持ちたくもない。
まだ、先だな。
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