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“運が悪い!”とオイラなんかは簡単に口にする。しかし世の中には想像を絶する運命を背負って生きている人がいる。
彼は今年37歳、暗黒の世界で既に20年間ベットの上に動かせない身体を横たえている。身長180cmで将来は作家を志していた前途有望な一人の高校生が運命の日,全てを失ってしまった。
事故は彼が乗るオートバイを右折するバスの後輪が巻き込んだもので彼は脳と脊髄に重傷を負い集中治療室で2ヶ月間昏睡が続いた時,病院サイドは両親に治療を続けるか放棄するかの選択を迫った。担当医は奇跡的に意識が回復したとしても一生手足は動かせない,しかも脳にもダメージを受けているので植物人間になる可能性も…と云う極限の状況の中で両親は治療の継続を決めたのだった。
事故から3ヶ月後意識は奇跡的に回復したが長時間能の酸欠状態の影響で視覚神経が機能しなくなり肢体不自由の上に目も見えないという最悪の世界に閉じ込められることになってしまった。その後はラジオだけが彼に与えられた唯一世界とのつながりになってしまった。
もし意識が回復せず植物人間の状態なら諦めもつくだろう。また先天性で目が見えないならまだ心の持ち方もあるだろうが17歳まで現実の世界を知ってからの暗黒の世界、意識は正常だが24時間介護で自分では汗一つ拭くことが出来ない暗黒の世界はこれからも一生変わらないと言う地獄。
勿論両親は事故から数年間は視覚の回復だけでも,といろいろな病院を訪ね歩いたが結果は希望を打ち砕くばかりだった。
今は一週間に一度母親が介護を依頼している施設を訪ねて色々な話を聞かせているとのことだが,こんな極限の状況に置かれたらオイラだったら発狂してしまうだろう。
20年間この状況を受け入れている本人とサポートしている親を知ってオイラは例え自分がどんな苦しい状況に置かれてもそんなのは苦労の中に入らないと思えるようになった。
今,日進月歩の再生医療でこのような視覚神経の再生は出来ないものだろうか?
少しの希望でもあれば本人には大きな勇気となるはずなのだが…。
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どこに、基準を置くかの、こころの置き方で代わると思いますが、生きていてもらって良かったと良心は思っていらっしゃるのでしょう。
本人さんは、体が動かせずに目も見えない不幸な環境ですが、脳に異常が無く正常に思考する事が出来るなら、ラジオが唯一の外界とのアクセス手段ですね。
推測しか出来ませんが、両親との愛でしっかり繋がっていて、他人が考えて居る以上に充実した人生になっているのではと思います。
私も障害を持った人をたくさん見て来ましたが、本人さん達はそれぞれの立場で、頑張って明るく生きている人が多く見られました。
最後に、ご両親の努力と愛情に敬意を表します。
2015/7/6(月) 午前 6:29
難しい課題です。
そういう場に自分が遭遇したら、どういう精神状態になるのか?
余程の精神力がないと耐えられないだろうなあ。
2015/7/6(月) 午後 11:25 [ あおれんじゃあ ]
運命か…自分で切り開けるの運命であって、神がこれ以上ない艱難辛苦を与えた宿命なのか…それにしても理不尽であり、肢体不自由にして盲目とは余りに過酷過ぎて言葉が思いつきません…
2015/7/7(火) 午前 0:19
本当に重いテーマですね。何度か「海を飛ぶ夢」ハビエル・バルデム主演と言う映画を観て考えましたが、小生は矢張主人公が願う尊厳死に思い至りましたが・・・。
話し変わりますが最近、お馬鹿の馬さん発言には心痛めています。退任間際の最後のイタチッ屁とは言え親台派にとり心穏やかではありません。もっとも、小生が台湾を訪れ、話した人達に彼を支援する者は一人もいなかったのも事実です。
2015/7/7(火) 午前 9:58 [ hs2*1*jp ]
> 動力火車さん
治療を継続した時はまだ目の障害が発見されていませんでした。その後の両親と御本人の治療の旅は本当に効くも涙の物語です。本文にも書きましたがほんの少しの希望で毎日の時間の経過も相当軽くなるのですが何とか再生医療で目だけでも見えるように祈りたいものです。このような状況に追い込まれたらオイラだったら本当に発狂してしまうでしょう。
2015/7/7(火) 午前 11:17
> あおれんじゃあさん
明日への希望がない、只時間だけが過ぎていき暗黒の世界で思うのは17歳までの動けていた世界…、手足が動かせず永遠の闇の中でどのように自分の精神を担保っているのか…、オイラには到底想像も出来ない強い精神力なんでしょう。
生きているだけでも良しとする,なんて軽々しく云えない。母親の息子を思う気持ちは強靭なのは確かなようです。でないと生きていけないのも確かでしょうね…。
2015/7/7(火) 午前 11:23
> toripagonさん
昔、ヘレンケラーの映画を見て他人事ながら感動したことを覚えていますが耳が聞こえてしゃべれても動けないのであれば三重苦以上の苦痛を感じると思います。自分に置き換えたらオイラはおそらく1週間も生きていけないでしょう。この親子は本当に強靭な精神力だとつくづく感動させられました。
2015/7/7(火) 午前 11:27
> hs2*1*jpさん
このような境遇に置かれている人間に比べるとオイラなんかはまったく甘い環境に文句を言っているようで自分が恥ずかしくなりました。
ところで馬英九、最後のパフォーマンスのようですが来年には確実に国民党が敗北するので最後の悪あがきでしょう。ここ暫くは泳がして無視すればよいのです。
2015/7/7(火) 午前 11:31
その境遇におかれたら、私なら発狂すると思います。
手も足も出ない、医療の進歩にすがるしかない、やるせない。
なんと申し上げていいのか。
2015/7/9(木) 午後 10:04 [ suu*uu*h*i ]
> suu*uu*h*iさん
オイラも同じ思いです。しかも延命処置を決断した母親の苦渋の時間は不通の人間ではとても耐えられない重圧でしょうね。その母親はこの事故が原因で離婚し今は女手1つで家計を支え毎週の出来事をこの息子に話して聞かせているようです。息子にとってはこの時間だけが唯一の生きている時間なんでしょう…。
2015/7/17(金) 午後 1:14
医学の進歩を願うばかりです。
2015/7/24(金) 午前 8:01
> きつねのしっぽさん
再生医療で何とか視覚神経が再生できないものか、と期待しています。今は彼に自伝を書くように勧めています。
2015/7/24(金) 午前 11:22