鷲巣義明のシネファンタスティック

ようこそ、ホラー映画とSF映画の快楽の部屋へ……!!

その他

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]

イメージ 1

 かつて、朝日ソノラマから発売された「宇宙船」は休刊になり、その後、朝日ソノラマは解体され、コミック&書籍編集部のみ、親会社である朝日新聞社に吸収されました。

 朝日ソノラマ時代の「宇宙船」編集者だったN氏は、ホビージャパンに移り、再び「宇宙船」を立ち上げることに尽力をつくし、こうして4月1日に復刊第一号を発売することになったわけです。
 しばらくは季刊発行ですが、特撮ファンの皆さんの協力や支援があれば、隔月発行も夢ではないでしょうね。
 とにかく、Nさん、どうも、お疲れ様でした。
 そして、これからも更なる飛躍と期待を込めて、永年、発刊できることをお祈りしています。
 嬉しいことに、「宇宙船」の復活号は、朝日ソノラマ時代からの通し番号VOL.120になります。
 そして表紙イラストは、「宇宙船」創刊号のカバーを描いた、開田裕治氏。
 特集は仮面ライダーイクサの特写、『仮面ライダーキバ』『炎神戦隊ゴーオンジャー』、映画『大決戦!超ウルトラ8兄弟』など。


 他人事のような書き出しになってしまいましたが、実は私も執筆者のひとりで、外国の新作劇場用映画及びDVD作品ページを担当しています。
「宇宙船」は和物が中心の雑誌で、洋物に関してはさほどページをさいていませんが、少しずつ「宇宙船」らしい洋物カラーを出していければいいな、と思っています。今回紹介した洋画では『ミスト』(5月10日公開)がイチオシですね。その分、スペースもさいています。
 それと邦画で『隠し砦の三悪人THE LAST PRINCESS』(5月10日公開)の樋口真嗣監督のインタビューもやりました。いかに樋口監督が、『隠し砦〜』の世界を自分のフィールドに持ち込んだのかが分かると思います。まだ映画は完成していませんが、出来上がりが今から楽しみです。

(写真は、「宇宙船」復活号の表紙です)

イメージ 1

イメージ 2

 9月1日、観たい映画の初日が幾つか重なって困ってしまった。
 まず、新宿ミラノで『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』を観るため、午前6時50分頃に劇場前に到着。

 本来、シネマスクエアとうきゅうでの公開だが、一週間だけ新宿ミラノでの上映になるらしい。でっかいスクリーンで観たい方は、この一週間が勝負かもしれない。
 劇場前には長蛇の列ができていて、早速、最後尾に。取材陣は、その長い列を撮影していた。
 綾波レイ、アスカ、碇ゲンドウ等のコスプレをした人もちらほら。
 前売り券は持っているけど、今日は映画の日なので1000円払って鑑賞。
 おそらく多くの観客は、映画の日狙いで観に来たと思う。
 開場は午前7時頃だったけど、私が館内に入れたのは7時20分頃。ミラノのスクリーンは舞台に奥まっているから、私にとっては最前列が丁度いいのだ。余裕で席を確保し、すぐさまグッズ売り場に出向くが、これまた列が……。先週の日曜日といい、最近やたらと疲れる週末のよう(苦笑)。
 上映前にはほぼ満席になっていた。

 で、本作を観て感じたことは、TV放映版のフッテージは一切使っていないことが分かった。TV版と同じカットでも、部分的にあらたに描きおこしをし、劇場用作品に相応しいクオリティを保っている。だから場面によって極端に作画の違いが異なるようなことはない。だからほとんど新作アニメに近い作りなのだ。
 そして、エンドロールが終っても決して席をたたないように。次回作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の予告が流れる。 この予告を観た観客から、期待を込めた拍手が一斉に起きたほど。TV版とは違うあらたな展開になり、新キャラ、新メカも登場する。これを見せられてしまったら、1年なんて待てない。とにかく、あまり多くは言えないけど、何回も観るつもり。

 ミラノを出て、新宿オスカーで『ウィッカーマン』の初回を観る。好きな映画なので、既に何回も観ているけど、一応劇場でも確認のため鑑賞した。こちらも自分が予想していたより、観客の入りが多い。
 次に、六本木ヒルズで『デス・プルーフ in グラインドハウス』を観るか、もう一回『ヱヴァ』を観るか悩んだあげく、再びミラノへ。
 今日は、どの回もほぼ満杯状態のようだ。でも最前列が幾つか席が空いていたので、即効ゲットした。
 今、頭の中は『ヱヴァ』でいっぱいである。 

さっ、さっ、3000円

 8月15日……お盆ですが、マイケル・ムーア監督のドキュメンタリー『シッコ』の試写を観て、予想以上の面白さにご満悦な私。彼が手がけたどの題材よりも、私たちに身近な医療問題を扱っていて興味深い。アメリカの医療問題をイギリス、フランス、キューバなどと比較し、いかにダメなのかを痛烈に批判。アメリカの医療体制に近い日本とて、他人事ではないということ。上映時間=2時間5分、最初はちと長いかなぁと思っていたけど、徐々に映画に集中してしまい、全く退屈しなかった。
 その後、東宝シネマズ六本木ヒルズで『呪怨 パンデミック』を観に行く。既に試写で3度観ているが劇場で是が非でも観たかった。マスコミ試写が、ホラー映画に不向きな試写室で行なわれたので、かなり残念だった。さすがに六本木ヒルズでの音響システムはなかなか素晴らしく、試写室で観た印象とはかなり違う。やはりホラー映画って、音響面は大事なのだ。

 で、ブログに一番書きたかったことは、六本木ヒルズで8月下旬に一週間限定公開のアメリカ編集版『グラインドハウス』(短縮版2本+フェイク予告編)の料金が、さっ、さっ、3000円なのだ。なぜ、こんなに高い。
 既に通常公開(完全版を一本ずつ単独公開)での二作品つづりの前売り券(2800円)を購入した私にとって、更に3000円も払えというのか。むーん、頭が痛いっ。

 映画を観るまでは、『トランスフォーマー』にこんなにハマるとは思わなかった。
 CDを買い、ノベライズ小説を読み、オプティマスプライムやバンブルビーなどのフィギュアまで買ってしまった。
 初日4日の日劇1の初回では、友人のZAMBOT氏と鑑賞し、5日はワーナーマイカルシネマズ板橋で吹き替え版をひとりで観た。そこで納得したのは、普通のスクリーン・サイズじゃダメってこと。『トランスフォーマー』は大スクリーンで観なくちゃはじまらない。東京でいえば、日劇1とか、TOHOシネマズ六本木ヒルズの7番スクリーンとか、新宿プラザあたりがいいかもしれない。
 既に試写を含め4回観たけど、まだまだオプティマスやバンブルビーに会うために映画館に通うつもり。
 ロボット生命体同士のバトルは、いい意味で見世物映画の極みだと思うし、ロボット生命体と人間の交流のドラマとしても大好きだ。確かに展開にあらっぽい部分はあるけど、そのあたりはイマジネーションを働かせれば、だいたい納得できるんじゃないだろうか……私は、そう思ったね。
 ほんとはもっと書きたいところだけど、時間がなくて。

最後に近況を。
●『呪怨 パンデミック』(8月11日より劇場公開)の劇場用パンフレットに、清水崇監督のインタビュー、宇野実彩子のインタビュー、レビューを執筆。
●『グラインドハウス』(8月25日より、2本立のバージョンを劇場公開。9月より完全版の形で1本ずつを公開)の劇場用パンフレットに、三池崇史監督のタランティーノに対するコメントの取材原稿、『デス・プルーフ』のエッセイを執筆。
●『ウィッカーマン』(9月1日より劇場公開)の劇場用パンフレットにレビューを執筆。
●『ブラッド』(8月劇場公開)の劇場用パンフレットにルーシー・リューについて執筆。
●「ネムキ」の8月13日売りの号で、DVD『叫(さけび)』のレビュー、9月に劇場公開されるタランティーノ絡みの劇場用作品を紹介。
●「映画秘宝」の8月20日売りの号で、ワーナーから8月24日に発売されるオリジナルのDVDホラー作品『レストストップ デッドアヘッド』『サブライム 白衣に潜む狂気』『ビリーバーズ』のレビューを紹介。
●「この映画がすごい!」の8月20日売りの号で、タランティーノに関する記事を執筆。
●現在発売中の「ハイパーホビー」8月売りの号で、9月に劇場公開されるタランティーノ絡みの作品をレビュー。

イメージ 1

 2007年、日本で上半期(1月〜6月)に劇場公開された作品の中から、私の好みのベスト5を選ぶとこうなる。といっても、実際は6本になってしまったが……まあ皆さん、異論はありましょうが好きなんだからしょうがありません。

1.『アポカリプト』(監督メル・ギブソン)
2.『ブラックブック』(監督ポール・バーホーベン)
2.『ラストキング・オブ・スコットランド』(監督ケヴィン・マクドナルド)
2.『リサイクル/死界』(監督パン・ブラザース)
5.『ハンニバル・ライジング』(監督ピーター・ウェーバー)
5.『ドリーム・クルーズ』(監督・鶴田法男)

『アポカリプト』は、全編に凄まじいエネルギーを感じさせる傑作だ。同時期に同じような<生きる証しとしての闘争心>や<凄まじい蛮行>を描いた映画『300 スリーハンドレッド』もあるが、『アポカリプト』はその迫力と興奮、全編を貫く躍動感においては明らかに数段上。いかに『300 スリーハンドレッド』の作りこんだ凝った映像に魅せられようとも、感動や興奮が内から激しく湧き起こることはなかった……少なくとも私には。

 で、『アポカリプト』は、ストーリーから見えてくる普遍的なテーマ性をはじめ、ジャングルでの躍動感溢れるキャメラワーク(演出)、体に施した刺青や身につける小物まで、実に細部にわたって目を見張らせる。この病的なまでの作りこみが更に映画的リアリティを生んでいる。

 物語は、小さな部族の若者たちがジャングルで野獣を狩って生活の糧を得る描写から始まる。家族や子供との平穏な時を映し出し、そこにマヤ帝国の強靭な兵士たちが襲来する。弱肉強食の如く、小さな部族は瞬く間に侵略されて無残にも破壊され、わずかに生き残った者は生け捕りにされて、広大なジャングルを切り崩して築いた巨大マヤ帝国に連れて行かれる。

 マヤ帝国には人が溢れているがかなり荒んでいて、人身売買が横行し、疫病に感染した者やアヘン中毒の患者などもいるようだ。
 不作続きのマヤ帝国は、玉座の前で神に捧げる儀式が行われていた。連れてこられた者たちが、祭壇で生け贄になることがここで明らかになる。生きたまま胸を裂かれ、ドクドクと脈打つ心臓を鷲づかみされ、首が一撃で切断される。石段の高いところから生首がゴロゴロと転がり、下でそれをキャッチする者がいる。その石段の最下部には、首なし死体が多数転がっていた。
 儀式での凄まじい蛮行は繰り返し行なわれるが、とりわけ転がる首の主観で捉えたショットは凄い。生首も切断された瞬間は意識があって、まだ見ることだってできるということなのか(笑)。

 これから、更なる闘争本能と生存本能がむき出しになり、凄まじい躍動感溢れる戦いに突入する。そして衝撃のラストを目撃することになるわけだ。

『アポカリプト』で描いていることは、今まで人間が繰り返してきたことを凝縮したような世界観なんだと思う。原始的生活では狩猟で食糧を得て、間もなく侵略して(或いは、侵略されて)、自然を壊して巨大都市が造られる。そこでは人々の心が荒み、激しい蛮行が繰り返される。そして、新たな侵略者が現れ、再び侵略と破壊が繰り返されるというように……まさに無常。

『アポカリプト』は既に試写で2度観たが、その魅力は全く半減することはなかった。前売りチケットも購入し、有楽町スバル座の初日(6月9日)の初回に出かける予定です。念のため、有楽町スバル座以外の全国公開は6月16日からです。

 そして『ハンニバル・ライジング』が、なぜランクインするの? とお思いでしょう。いずれ近いうちに、この映画については存分に書いてみたい。

 そして下半期の公開作を眺めてみると、既に大好きな映画を見つけた……ダーレン・アロノフスキー監督の『ファウンテン/永遠につづく愛』(昨年の東京国際映画祭で一度鑑賞済み)、デヴィッド・リンチ監督の『インランド・エンパイア』、ジェイソン・ステイサム主演の過激な大バカ・アクション『アドレナリン』、ケイト・ウィンスレット主演の『リトル・チルドレン』、同名カルトのリメイク作『ウィッカーマン』など。
 今年は私にとって楽しい年になりそう(笑)。

(写真は、『アポカリプト』の一場面)

最後に近況を。
●6月中旬発売の隔月漫画誌「ネムキ」(朝日ソノラマ)で、リメイク版『オーメン』のエピソード0ともいうべきTVのミニ・シリーズ『レベレーションズ 黙示録』のDVDレビュー、劇場公開作『リサイクル/死界』のレビューを執筆。
●6月20日発売の「映画秘宝」(洋泉社)で、トビー・フーパーのなかなか面白いB級怪作『遺体安置室〜死霊のめざめ』のDVDレビュー。
●おそらく「東京ウォーカー」(角川書店)の6月中旬頃の発売号で、劇場公開作『ゾディアック』の紹介記事を執筆。
●8月劇場公開のルーシー・リュー主演『ブラッド』のプレス兼パンフレットの原稿を執筆。
●9月1日に劇場公開される『ウィッカーマン』のプレス兼パンフレットの原稿を執筆。
●6月1日発売の「ハイパーホビー」(徳間書店)で、7月の劇場公開作『ファウンテン/永遠につづく愛』と『インランド・エンパイア』のレビューを執筆。

全3ページ

[1] [2] [3]

[ 次のページ ]


.
検索 検索
鷲巣義明
鷲巣義明
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

ブログバナー

過去の記事一覧

1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

話題の新商品が今だけもらえる!
ジュレームアミノ シュープリーム
プレゼントキャンペーン
ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事