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政府は7日、ついに
経済財政諮問会議がまとめた経済財政運営の基本方針
「骨太の方針06」
を閣議決定しました。
小泉政権最後の骨太の方針は、
財政健全化を目指す歳出・歳入一体改革が柱で、
2011年度の基礎的財政収支の黒字化に向けて、
11兆4000億〜14兆3000億円の歳出を削減する
目標を盛り込みました。
07年度予算から反映させます。
11年度の財政収支黒字化に必要な財源は16兆5000億円で、
歳出削減で足りない部分は、
増税などの増収措置で穴埋めします。
09年度の基礎年金の国庫負担割合引き上げのため
安定財源の確保が必要と指摘し、
消費税率1〜2%程度の引き上げと、
社会保障目的税化の方向性をにじませました。
ただ、税率の上げ幅や時期などの具体的議論は先送りしました。
財政健全化の中長期的な目標として、
2010年代半ばまでに、
国・地方ともに債務残高のGDP比を
安定的に引き下げることを目指すとしました。
骨太の方針はこのほか、
○徹底した政府のスリム化
○成長力の強化
○国・地方間のバランスのとれた財政再建
○将来世代に負担を先送りしない社会保障制度の構築
○国有財産の売却などによる政府資産圧縮
などの原則を掲げました。
谷垣財務相は7日、
07年度概算要求基準(シーリング)の基本的な考え方を、
経済財政諮問会議で説明し、了承を得ました。
「骨太の方針」に5年間の歳出削減目標を盛り込みましたが、
「初年度にふさわしい、厳しい基準を検討する」
と話しています。
シーリングは21日に閣議決定されます。
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