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奈良バサラ祭り

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時は、遡る事、南北朝時代。 足利尊氏が北条氏率いる鎌倉幕府を倒し、後醍醐天皇側につくも、それを裏切り、対立。 そして、新たに光明天皇を即位させ、南北朝時代が開く。
この時代、戦乱のさなか、警察も裁判所も確立されていない世の中、派手な衣装を身にまとい、自我の思うままに振舞った大名がいた。 これらはバサラ大名といわれ、土岐頼遠、高師直、高師秦などがその代表であろうか。 

バサラとは、常識外れとか華美なとか言う意味。 足利尊氏への忠誠はともかく、朝廷も有力寺社も関係なく、形式にも権威にもとらわれず好き勝手に振る舞ったのである。
高師直、高師秦の女漁りは、相当ひどいもので、公家の女御など片っ端から手を付けたらしいし、土岐頼遠なんぞ、上皇の行列に出くわした際、「院の御車である、すぐに下馬せよ。」と言われると、「何、イヌの御車だと。 イヌなら射てしまえ。」と、言って上皇の行列に弓矢を放ったと言うエピソードが残る。 
しかし、一番のバサラ大名格は、近江の守護 佐々木道誉(どうよ)であろうか。 彼は、能にも影響を与えるような衣装を身にまとい、派手で粋な振る舞いをした。 
彼は、唯の武士だけではなく、華道や詩にも通じ、文武両道の文字通り、カッコいい大名だった。

まぁ、バサラと言うと、薬師如来を守護する十二神の一つでもあり、この神がバサラ大名のモデルになったのかどうかは知る由もないが、とりあえず、バサラとは、「かた破れ」「勝手気まま」「自由奔放」「粋な」「カッコいい」と言う言葉が当てはまるのかも知れない。

さて、11回目を迎えた奈良の「バサラ祭り」。 こういう祭りはあるのは知ってはいたが、どんな祭りなのだろうと、興味津々で出かけてみた。
奈良市の目抜け通りを中心とし、ライブのダンスパフォーマンスといったところか。 それぞれチームを作り、音楽に合わせて踊るのである。 
形式、老若男女問わず、自分たちの好き勝手に、音楽をアレンジし、振り付け、衣装もオリジナルで踊るのである。 形式にとらわれない、まさに「粋」で「カッコいい」のである。 
チームも様々。 バレエスクールのチーム、ダンススクールチーム、自治体のチーム、企業チーム、学校のチーム等。。。
特に、幼稚園児と小学生の女の子だけのチームには、「かわいいわねぇ」という声が大きかった。 このような幼子が、やがて成長し、地域に密着したイベントをより盛り上げてくれるだろう。

奈良というと、どうも、地味なイメージがつきまとうが、はっきり言って、こういう派手なお祭りが行われているとは、正直、驚きである。 
来年の遷都1300年祭には、この祭りが奈良をより盛り上げてくれるに違いない。


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