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桜井市の茶臼山古墳の現地公開が本日行われたので、早速駆けつけることにした。

この茶臼山古墳は、全長200mの前方後円墳で、AD3C後半〜4Cに築かれたれ、竪穴式石室が完全な形で残っており、他では見られない注目すべき古墳である。
かつては、昭和24年に一度調査が行われたそうで、60年ぶりの調査となった。

数日前から、マスコミで大きく取り上げられて脚光を浴びたこの茶臼山古墳の公開は、10時からであったが、開始時間には、間に合わず、11時過ぎに到着した。 
途中スーパーで車を止め、国道沿いに歩いていくが、カメラを首からぶら下げて戻ってくる人と何人もすれ違う。 見学の帰りなのだろう。
かなり、待たされるのかなと思ったが、それほど混雑はしておらず、予想に反してすぐに見学する事ができた。
国道沿いの入り口から登っていく。 南側の前方部から通路を通り、北側の後円部へ続く階段を登る。 見下ろすと、石室が露わになった。
小さく、細長い切り石が規則正しく積み重なり、上にはこれも平たい大きな石が天井石として乗っている。 そして、これらの石には、水銀朱が塗られていた跡がいくつも確認できる。
まぁ、見事な朱色が残っているが、これが、1700年も前の形そのまま見られたとしたら、どれ程素晴らしい事だろう。 

この古墳に使用されている石は、どこにも説明はないが、形状からして、恐らく吉野川流域で産出する結晶片岩の類のものであろうか。
これまで、古墳の石室をみれるのは、横穴式の終末期に代表されるものが多いが、この茶臼山古墳は、古墳時代前期のもので、それも、竪穴式であることが注目される。
それに、石室全体に施された水銀朱は、見るものを圧倒する。 これぞ権力の象徴であろう。 被葬者が誰か想像するのも一興である。


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