厚情

たぶん年間通して99パーセント「フランツ・シューベルト」しか鑑賞していないであろう大学時代の友人より
盆の暑中見舞いが届いた。

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セピア色一色で統一された美しい装丁のシューベルト/ミサ曲全集 5枚組CDセット
輸入盤カタログにも載っていない、もはや入手不能のブリリアントCLASSICSの逸品
過去にブリリアントCLASSICSではプロカンティオーネアンティクワのパレストリーナ/ミサ曲集を購入しているが
その録音・装丁のクオリティーの高さは既知のこと。
この同じ友人から、かつて内田光子のシューベルトの究極を示すピアノソナタ21番と3つの即興曲のCDをもらい受けたが、感謝に絶えない。

https://blogs.yahoo.co.jp/rijin938 シューベルトを愛する人のブログ

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近隣のタワーレコードに陳列在庫がありそうだったので定価購入
数か月前に新宿ディスクユニオンで見かけたがその場をスルーしてまんまと取り逃がす
今後いずれかのDU店でピックアップ出来そうなのだがフルニエ/ケンプのチェロソナタと同じシリーズ
タワーレコード独自限定企画
辛抱しきれず無理して購入の運びに

初出時のオリジナルジャケット装丁、オリジナルマスターからのハイビットサンプリングリマスター
(=ルビジウム・クロック・カッティング)
1970年ベートーヴェン生誕二百年記念DG特別企画録音
大阪万博ドイツ館で胸を躍らせていた当時十四歳のわたしに地味なカテゴリーであるベートーヴェンの室内楽ピアノ三重奏作品群にまで手を出す小遣い枠はなかった


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大手術前に、勢いで買い込んだ中島みゆきや同じオケを振ったシューベルトの交響曲全集に比して到底音質に納得のいかないコリン・デイヴィス/シュターツカペレドレスデンのベートーヴェン交響曲全集を手放した。


鈴木雅明氏のマタイ受難曲 CD3枚組 2,600円
シュライヤー、コルボ、クイケンに続き四組目のマタイ受難曲全曲
百田尚樹氏が書いていたようにマタイについて、店に陳列されているこの曲の演奏は全部欲しくなるというわけでもないのだが第3曲のコラールのアタマを試聴しただけで鈴木雅明盤は絶対購入しようと決めていたので、やっと手中に納めた安心感に落ち着く。
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デイヴィスの全集を手離したので寂しかったわけでもないのだが
あえてクライバーの5番7番を拾ってしまった。(9百円)
またまたあのEMIのアビーロードテクノロジーともども悪名高いDGのオリジナルイメージプロセシング仕様のCD。(それでもルビジウム・クロック・カッティング盤)
7番目的の購入だったが、どう聴いても5番に比べて演奏・録音ともに7番はウノコウホウ氏の批評を持ち出すまでもなくかなり聴き劣り?がする。この盤の初出新発時、FMで耳にしていた記憶はあるはずだったがこんなに不味い演奏・録音であることはすっかり忘れていた。
怪我の功名か、久方ぶりにベートーヴェンの第5番を車中、大音量でこのトスカニーニ張りの速いテンポのメリハリが効いたクライバーの表現にて全曲を味わう。
モーツァルト、ハイドンでは得られない強靭な人間の意志だけが果てしなく連続する曲想をあらためて認識させられる。
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ドラティのハイドンを生活BGMで流しっぱなしにしていたので、ヨッフム/ロンドンフィル5枚組に食指が湧いてしまった。加えて「交響曲CD絶対の名盤」福島章恭評も背中を押した。
DGのCOLLECTORS EDHITIONシリーズのモノクロ風景写真が美しい装丁、価格、音質にはベームVPOのブラームス、アンダのモーツァルト、ヨッフムのブルックナー等でかなり好感を持っていたのでこれも購入(支払い千五百円をきる)
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都内、近県のクラシックファンが集結する至近距離にあるクラシック専門ディスクユニオンの御茶ノ水店や新宿店の過剰な売買回転率が良すぎることに比して何とか意中の拾えるものが神保町店にポツポツと。

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ペライアの11番 ヘ長調 K.413の第1楽章がアンダ、シフに増して、いい演奏だと思う
さすが故:吉田秀和氏がモーツァルト鑑賞の規範として常に座右に置いていたペライア盤だけのことはある。
澱みない流れるような疾走するピアノの音とそのこれ以外に無いというテンポに感心することしきり。
これがヨワイ二十五、六の青年の作曲とはね。

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調和と均衡

33枚組のドラティの偉業を日々生活のBGM代わりに確認する
バッハというよりヘンデルのコンチェルトグロッソ(合奏協奏曲)から数十年経過しての
曲調、構成を感じる
何しろ1番から50番くらいに至るまでの作品において、ヴィヴァルディやバッハやヘンデル管・弦合奏曲作品以上に軽さ、爽快感がある
当時の貴族階級に受けるような様々な仕掛けが曲毎に手を変え品を変え施されているのが如実に伝わってくるしメリハリの利いたドラティのドライブに負うところも大きい。
統制・訓練の行き届いたフィルハーモニア・フンガリカの演奏技術効果も申し分ない。時にはホリガー顔負けのオーボエ一節にもうなる。

yositakaさんの指摘どおりイッセルシュテットの田園が録音された60年代から70年代初期に至る時期の英デッカの収録技術陣の優秀さは言うまでもない(高域のビリ付きが多少確認されるとしても)
音質の充実度においては全般において僅差だとしてもDG、EMI、フィリップス他を上回る気がする。

このたび所謂、93〜104までのザロモンセットを耳にして大変新鮮な思いが伝わる
100番軍隊にしてもビーチャム/ロイヤルフィルのEMI盤に接して以来、ハイドンのシンフォニーにはベートーヴェンの諸作品に比して大きな偏見を持ち続けていた。
それはGR盤のワルター/VPOの演奏を耳にしても変わることは無かったが何年もの月日と大病やその他もろもろを経た現在、素直に受け入られるようになった

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奥山さんと再会

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今から二十年以上前、わたしが証券会社の茨城に赴任していた頃、朝刊日経新聞の最終面を飾る記事が日本ブルックナー愛好会会長:奥山さんのものだった。
長い時が経過したのち、あれから到底軽いとは言い難い健康上の様々なことが奥山さんと私の身に降りかかり、深い感慨を伴う再会となった。
後を受け継いだブルックナー交流会:北村会長も生易しくない病に倒れ、ブルックナーを愛するある一つのささやかな集いが消えかからんとしている。
奥山さんの朝比奈隆のベートーヴェンのシンフォニーに涙が止まらなかった体験や今もってのブルックナーの交響曲第3番ニ短調への熱い思いに3〜4時間が一瞬のごとく経過した。
新宿南口徒歩5分 新宿名曲喫茶らんぶる にて

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尽きることなき音楽美

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「アンドラーシュ・シフ プレイズ ウォルフガンク・アマデウス・モーツァルト」21CDからピアノ協奏曲全曲9CDを通しで聴く。
CBSのペライア弾き振りのイギリス室内管盤やDGのアンダ弾き振りのモーツァルテウム管盤もそれぞれ全集として完成度の高い見事なものだが、評論家石井宏氏やネット上でも多くの方々に様々評じられてきたヴェーグ/モーツァルテウム管をバックに伴うシフ盤はさらに一味も二味も異なる秀逸な録音。
CD1枚目のK175、K238から2枚目K271ジュノームまで聴き及ぶ時点でその音楽美に息をのむ。
ついでK453ト長調の17番でメロディーにフルートのニコレ、オーボエのホリガーが絡むあたりは言葉には尽くせぬものがある。
ヴェーグの至芸を味わう上でも出来れば、バラさず終曲K595の27番変ロ長調まで9CD全曲通しで聴きこむのが望ましい録音だと思う。

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回帰の円環に立ち戻り

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KV545の1楽章の涼しげな流れを反復して味わいながらいたく感心する
6枚組CDだが1枚目のKV280、KV281を選んでも5枚目KV333ロ長調の第1楽章を選んでも、ほとんどどこをどう切り取っても気持ちよく耳を預けていられるというか。
昔ベートーヴェンのピアノソナタのLPを連続集中鑑賞して、大抵中途で持て余してしまうことがよくあったことが
思い出される。グルダやグールドの演奏だったように記憶する。
このピリスのDG録音と同じくエッシェンバッハのDG盤5枚組のモーツァルトは、ほとんどずーっと退屈せずにかけっぱなしにしていられる。
宇野氏の著述本からリリー・クラウスのCBS録音についての有名な?金だらい発言やのEMIのモノーラル録音全集について氏特有の絶賛もしくは賛歌評を、あえて読み返してみたりして。

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二十数年以上前にこんな録音・演奏があったことも、当時まるで何の関心も無かったが 別のある思いもよらぬ事が契機となり、初出自1万六千円近くしたセットを今、その五分の一を軽く下回る価格で享受できる奇遇は何か思いの外妙に心地よい
昨年6月、モーツァルトのこのピリスのCDとの無作為な出会いが、モーツァルトCD大量収集のきっかけとなった。

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ベートーヴェンを聴く

昼食べた冷やしたぬきそばやてんぷらを食べる間合いを間違ったのか、額に脂汗が出るほどの腹痛に襲われ
部屋に臥せっていた
胃全摘後、一回の食事の量、それにかける時間を誤るとそのあとの数時間辛い状態が続く
三途の川と背中合わせの状態から精神的に解放され、幸いにも体調は小康状態?にあるようなので、モーツァルト限定からバッハやシベリウス、ベートーヴェンも聴けるようになった。
中期ベートーヴェンの作品の中でもよりベートーヴェン的なザ・ベートーヴェンピースと言えばどれなんだろう
交響曲や皇帝やミサソレムニス、フィデリオ等などはとても今は耳が受け付けないので、先日バティアシュビリの室内楽的なヴァイオリン協を耳にして新鮮だったことからフルニエ/ケンプのチェロソナタ3番を選んだ
あとYOUTUBEでクロイッツェルソナタの第1楽章を聴けるものを連続して聴いてみた

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ケンプのミスタッチも目立たず聴衆の雑音もほとんど無く奇跡的な名録音なのだろう。
タワーレコード企画のリマスタリングが殊の外功を奏し、YOUTUBEで確認できるロストロポーヴィチ/リヒテルやトルトゥリエ/ハイドシェックよりも、しっくり耳に馴染むし特に第2楽章の孤独な旋律の流れに純粋に泣かされる

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クロイッツェルソナタの第1楽章はYOUTUBEで聴けるものを、順次オイストラフ/オボーリン、庄司紗矢香、ムター
などアットランダムに聴いてみた

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ムターはむしろチョンキョンファと並んで嫌いな女流ヴァイオリニストの筆頭だが、このYOUTUBEでの演奏に抵抗を感じることはない
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲の1楽章やチェロソナタ3番の第1、2楽章やクロイッツェルソナタ第1楽章の曲の器の大きさは演奏者云々を凌駕してしまう深淵さと厳粛さと旋律の魅力を内包していることに、改めて驚かされる
モーツァルトの作品のいくつかはまさに、向こうの世界の響きを奏でているが、ベートーヴェンは明日を生きる真摯な孤絶した道を指し示していると痛感する

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ノスタルジック

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海野義雄/イッセルシュテットのLPに触れたのでこのLPについても、懐かしく思い出した

セル盤を購入後、時間を置かずロストロポーヴィチ/カラヤン/BPOが新譜として、このレコードをしのぐ対抗盤として出て売れに売れたと思う。
フルニエの柔軟な独特の音色にセル/BPOのカラヤン盤やバーンスタイン盤にはない鋭角的なキリッとしたサポートの魅力は、私にはこれで十分と思わせた
現在ESOTERICのリマスタリング盤がヤフオクやアマゾンで1万7千円以上もの価格がついている。
これこそHQCDのような処理で2、3千円の範囲で、どんな装置でも聴けるCDをポリドールが復活すれば何の問題も無いのだが
別ハードを要するシングルレイヤー仕様など、まったく意味がわからない。
EMIが潰れた理由もそこにあるのだろう
英デッカ、フィリップス同様ポリドールがWARNERも飲み込んで、貴重なEMIの歴史的遺産とも呼ぶべきクレンペラー、フルヴェン、カラヤンなどの偉業の録音の数々をタワーレコードなんかと組んで復活させていけば
失われたかつての膨大なクラシックオーディエンスを再構築できるのではないだろうか
馬鹿みたいな二束三文価格で頻出するワーナー版旧EMIモノに歯止めをかけられそうな気がするのだが

いわゆるドヴォルザークの新世界や8番、このドヴォコンは2、3年に一度ぐらい聴くと妙に新鮮に耳に響く
ドライブのBGMにしても、装置の正面に座して聴き入るにしても、チャイコフスキーに関してはすっかりアレルギーになってムラヴィンスキーのごく一部を除いて完全に聴かなくなってしまったが、ドヴォルザークは違う
ピアノ協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、レクィエム、交響曲7、8、9、弦楽四重奏アメリカ、スラブ舞曲集などなど主力作品すら所有が皆無なので今後ディスクユニオンでセルやジュリーニなどを中心に少しづつ集めてみようかと考える
新世界はノイマン盤が実家に、LP時代全集はケルテスで所有していたと記憶する

話は変わってバーンスタインについてだがコンセルトヘボウやBPOとのマーラー9番の実況やFMで文学的表現と言われる遅いトリスタンやモツレクに接して以来敬遠していた。
マイスキーのこのサポートを聴いて、独特のバーンスタイン節に、氏のニューヨーク時代の表現にも強い懐かしさを覚えた
ちなみにDGとのVPOとのブラームス、ベートーヴェンの全集は試聴する機会を未だに逸している

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