素敵なCD収集2

体調の緩慢な復活とともに来年春のシューベルト交流会in蓼科に向けてシューベルトのCD収集も少しづつ始めてみようと思った
シューベルト愛好というよりもはや研究家ともよべる友人からいただいたミサ曲全集からソプラノ&オーケストラのサルヴェレジーナ イ長調D676を聴いていて、嗚呼なるほどと思った
モーツァルトとは別世界のくすんだやわらかい光明に包まれた小宇宙がここにも展開されていると

前から眼をつけていたメロス四重奏団の弦楽四重奏曲全集とビルスマ&インマゼールのピアノ三重奏曲
ディスクユニオンお茶の水でも新宿、神保町においてもシューベルトの室内楽はバッハ、ベートーヴェン、モーツァルトに比して総じてタマがあまりに少ないと感ずる
ファンが限られている故、流通する絶対量自体が僅少なのだろうか?
ピアノ五重奏鱒や弦楽五重奏など物色したがこれなら、というものは拾えず、3店舗のどこかにあるだろうとぬるく考えていたプライの美しき水車小屋の娘デンオンPCM録音盤も拾えず、帰宅後アマゾン中古で発注した

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そういえばシューベルトのピアノ三重奏曲第2番変ホ長調D929第2楽章といえば1975年度キューブリックのバリーリンドンに使われたサウンドトラックだったことを久しぶりに思い出した

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素敵なCD収集

蓼科ポストホルンのオーナーの残りのチョイスを御茶ノ水ディスクユニオンにて探し当てた
今回は神保町店もしくは新宿店での収穫は得られなかったが
ヤフオクやアマゾン中古で求めるより、希少盤は別として、おおよそ仲介のマージンや送料分など金額にして1枚につき6、7百円は安く手にできる可能性が極めて高い
これでオーナーが地階オーディオルームで鳴らしてくれたCDは、内田光子/テイトのモーツァルトのピアノコンチェルトを除いて揃えることが出来た。
2001年収録ヒラリー・ハーンのブラームスVnコンチェルトと`94年収録モーツァルトのピアノトリオソナタの両緩徐楽章
`97年収録の今井信子のヴィオラ版無伴奏チェロ組曲の第1番のプレリュード
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帰宅後 拙宅の拙劣トランジスタコンポでこの2枚を即聴いてみたが
本当に2枚とも鳥肌がたつほどいい。
今井信子のヴィオラのバッハ録音もハーンもデュメイ、ピリスらのピアノトリオソナタの緩徐楽章も
オーナーの紹介がなければ多分一生これらの録音を耳にすることは無かったろう
オーナーはこの今井信子の当時のフィリップス録音スタッフと知り合い?らしく録音の素晴らしさも特筆ものだ
昨日シューベルト愛好家の友人とも電話で話したが、クラシック音楽というカテゴリーの懐の深さは半端なく果てしない

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Le nozze di Figaro

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通勤に使っている自家用車のカーステレオとたまたま相性がいいのか、この1985から1990年に収録した旧フィリップス録音のマリナー/モーツァルトオペラシリーズはどれを聴いても陶酔してしまう。
それとは別にモーツァルトの天才的な閃きに満ちた輝かしい音列が演奏者の表現の食い足りなさもしくは凡庸さを越えてしまうのか?
マリナーやムーティのこれらオペラ全曲の評価など故:宇野功芳、故:吉田秀和、中野雄、石井宏、故:高崎英郎、福島章恭などなど、どの推薦CD書籍にも一行たりとも記載は見当たらないし、一般素人の感想をネット検索しても際立ったものは一つとしてない。
リッカルド・ムーティとウィーンフィルの1990年EMI収録のドンジョヴァンニ全曲も恐ろしいほどクリアーな凝縮力に満ちた録音であり聴き応えのある演奏。(9枚組セット中逆に`82年のコシフファントゥッテのみ薄らぼけた劣悪な実況録音だが)
そうは言ってもフィガロ全曲に関して`78カラヤンや`93アバドやまさかアーノンクール、ハイティンクなど、比較的新しいものを進んで聴いてみようとはまず思わない
1955年の英デッカのエーリッヒ・クライバー盤や1960年代中期のDGGベーム/1971EMIクレンペラー盤などダイナミックレンジ帯域の狭い古い録音鑑賞にとどまり、歌手たちとオーケストラの丁々発止が鮮烈に息づく音場の近接感がより生々しいマリナーやムーティを聴かないで、もしくは触れないでモーツァルトのオペラを愛好しているのは誠にもったいない気がする。
繰り返すと個人的身体事情もあるのだがモーツァルトのオペラ群とコンサートアリア集並びにアンダ、ペライア、シフ&ヴェーグを擁するピアノコンチェルトの6番から19番までの偉業のみで一つの小宇宙を成していると確信する今日この頃。
耳タコの聴き飽きた序曲などどーでもいいしレチタティーボともども邪魔だがこのフィガロの第1幕に連続する光に満ちた曲群はなんと形容したらいいだろう。
第1幕第1曲から聴きおよび終曲「もう飛ぶまいぞ」に至る場面においてはベートーヴェンの第九の終楽章のラストに並ぶそれを超える熱狂を覚える。
蓼科ポストホルンのオーナーもタンノイの左右スピーカーのあいだに置いてあるアナログLPのひとつがこのマリナーのフィガロ全曲でした

.第1幕 第1曲 二重唱「5…10…20…30…」[フィガロ/スザンナ]
 第2曲 小二重唱「たとえばもし、奥方様が夜分、お前をお呼びの時には」[フィガロ/スザンナ]
第3曲 カヴァティーナ「もしも踊りをなさりたければ、伯爵様」[フィガロ]
第4曲 アリア「仇討ち、そうだ、仇討ちこそ」[バルトロ]
第5曲 小二重唱「どうぞ、お通り下さいませ」[マルチェリーナ/スザンナ]
第6曲 アリア「自分がどんな人間で、何をどうすればよいのかわからない…」[ケルビーノ]
第7曲 三重唱「何と言った! 早く行って」[伯爵/バジーリオ/スザンナ]
第8曲 合唱「若者たちよ、喜んで花を撤け」[農民たちの男女]
 第8曲a 合唱「若者たちよ、喜んで花を撤け」[農民たちの男女]
第9曲 アリア「もう飛び回ることも出来ないぞ、かわいい蝶々よ」[フィガロ]

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2001年収録のヒラリー・ハーンのブラームスのバックを務める先般、よわい九十代にして鬼籍に入られたSir.ネヴィル.マリナー/アカデミー・マーティン・インザフィールズの1988年収録のスタジオ録音のコシファントッテ全曲を通勤の車中でかけっぱなしにしていた。
収録にありうべき瑕疵が最も少ないセッション録音と相まって、木管の軽やかな質感、定位や歌手たちの息遣い、位置感が立体性を伴って感受出来て快い。
オペラの中継ぎセリフが邪魔だといえば邪魔だけれどモーツァルトの常なる向こうの世界をも照らすばかりの光沢に、寸劇の展開や過程を度外視して純音楽として最初から末尾まで大いなる胸いっぱいの幸福感を伴い、なんとなく聴きおおせてしまう。

モーツァルト:歌劇《コジ・ファン・トゥッテ》 K.588全2幕
【演奏】
カリタ・マッティラ(フィオデルリージ)
エルジビェータ・シュミトカ(デスピーナ)
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(ドラベッラ)
フランシスコ・アライサ(フェルランド)
サー・トーマス・アレン(グリエルモ)
ジョセ・ヴァン・ダム(ドン・アルフォンゾ)
アンブロジアン・オペラ合唱団
アカデミー室内管弦楽団
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)
【録音】
1988年8月&1989年6月 ロンドン,ウォルサムストウ・アセンブリー・ホール

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蓼科にてオーナー須山さんのピックアップがなければヒラリー・ハーンのCDとは一生縁が無かったろう
持っているブラームスのコンチェルトは1969年EMI録音のオイストラフ/セルのみ
ムター/カラヤンなど1、2度聴いてすぐ中古屋送りにした記憶があるし、数年前に聴いた
ムローヴァなども引っかかるものがなにもなかったような
須山さんが推挙したのは、第1楽章ではなく時間にして10分にも満たない第2楽章アダージョ
すっかり忘れてた絶美の緩徐楽章とでも言ったらよいか
これはバックのマリナーと併せて出色の美しい録音であり演奏
同行した関口さん共々東京に戻ったら中古屋で必ず探し当てようとメモしていたくらい

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蓼科ポストホルン

モーツァルト音楽鑑賞のための、初老の二人があまりにもの絶好の環境・条件でのこの企画を満喫した
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CD、アナログレコードざっと2、3千枚 いやもっとか?5千枚?
タンノイのスピーカー、管式アンプ、エソテリック製のプリアンプ、専用CDプレーヤー、オルトフォンやオーディオテクニカのカートリッジ
クラシック音楽ソフト再生においての最適の出音を獲得するための計算し尽くされた音場空間
六十代前半のオーナー須山さんの架蔵されているディスコグラフィーには、バロックから後期ロマン派主体でありながら演奏家の好き嫌いに偏りというものがみられない
宇野功芳的、吉田秀和的、黒田恭一的、許光俊的、皆川達夫的なものすべてのコレクションがすっぽりそこに当たり前のようにみられる
しいていえばウィーン、ヨーロッパに行ってからのではなく1960年代初期のバーンスタイン/ニューヨークフィルにシンパシーを感じると言っておられた
膨大な1970年代の往時のカラヤンの話題になったもの、そのほとんどを新品同様のLPで所有されていることに驚きを禁じ得ない
室内楽への造詣も深く、そのけた外れの所有コレクションには溜め息しか出てこない
ペンション名も『魔笛』か『ポストホルン』か迷ったが信州高原の語感イメージからポストホルンに決められたという。

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さらに驚くことに地下(笑)にも映像鑑賞共用の完璧な防音設備を整えた、第2クラシック音楽鑑賞室がある
ここには英国タンノイより、音の立ち上がり、粒がはっきりしているドイツのスピーカーを聴くことができる
ここでオーナー須山さんのチョイスお薦めをかけてもらった
①内田光子/テイトのモーツアルト26番
②今井信子のヴィオラ版無伴奏チェロ組曲第1番の冒頭導入
➂ピリス、デュメイらのモーツアルト/ピアノトリオソナタの緩徐楽章
④中野雄がダメ出ししていたヒラリー・ハーンのブラームス/ヴァイオリンコンチェルト第2楽章
音響装置・設備が良すぎるのか、はたまた録音と演奏の相性が良いのかは判然としないがどれもこれも、その素晴らしさに溜め息しか出てこない

翌朝朝食を食べながら、私が持参した英デッカ/モーツアルト/コンサートアリア集からピアノソロを伴うK505『どうしてあなたを忘れられるだろう―恐れずに愛しい人よ』を聴いていてオーバーでも何でもなくタンノイのスピーカーから流れ出ずる音楽に涙が止まらなかった  そのあまりにもの天井的な音楽の美しさに

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テレサ・ベルガンサ
ジョン・プリッチャード/ロンドン響 収録1962

より録音の新しいエディット・マティスやクリスティーネ・シェーファーを明らかに上回る録音だと思う
球(タマ)のアンプ、英国タンノイのスピーカーの力量を思い知らされる

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厚情

たぶん年間通して99パーセント「フランツ・シューベルト」しか鑑賞していないであろう大学時代の友人より
盆の暑中見舞いが届いた。

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セピア色一色で統一された美しい装丁のシューベルト/ミサ曲全集 5枚組CDセット
輸入盤カタログにも載っていない、もはや入手不能のブリリアントCLASSICSの逸品
過去にブリリアントCLASSICSではプロカンティオーネアンティクワのパレストリーナ/ミサ曲集を購入しているが
その録音・装丁のクオリティーの高さは既知のこと。
この同じ友人から、かつて内田光子のシューベルトの究極を示すピアノソナタ21番と3つの即興曲のCDをもらい受けたが、感謝に絶えない。

https://blogs.yahoo.co.jp/rijin938 シューベルトを愛する人のブログ

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近隣のタワーレコードに陳列在庫がありそうだったので定価購入
数か月前に新宿ディスクユニオンで見かけたがその場をスルーしてまんまと取り逃がす
今後いずれかのDU店でピックアップ出来そうなのだがフルニエ/ケンプのチェロソナタと同じシリーズ
タワーレコード独自限定企画
辛抱しきれず無理して購入の運びに

初出時のオリジナルジャケット装丁、オリジナルマスターからのハイビットサンプリングリマスター
(=ルビジウム・クロック・カッティング)
1970年ベートーヴェン生誕二百年記念DG特別企画録音
大阪万博ドイツ館で胸を躍らせていた当時十四歳のわたしに地味なカテゴリーであるベートーヴェンの室内楽ピアノ三重奏作品群にまで手を出す小遣い枠はなかった


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大手術前に、勢いで買い込んだ中島みゆきや同じオケを振ったシューベルトの交響曲全集に比して到底音質に納得のいかないコリン・デイヴィス/シュターツカペレドレスデンのベートーヴェン交響曲全集を手放した。


鈴木雅明氏のマタイ受難曲 CD3枚組 2,600円
シュライヤー、コルボ、クイケンに続き四組目のマタイ受難曲全曲
百田尚樹氏が書いていたようにマタイについて、店に陳列されているこの曲の演奏は全部欲しくなるというわけでもないのだが第3曲のコラールのアタマを試聴しただけで鈴木雅明盤は絶対購入しようと決めていたので、やっと手中に納めた安心感に落ち着く。
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デイヴィスの全集を手離したので寂しかったわけでもないのだが
あえてクライバーの5番7番を拾ってしまった。(9百円)
またまたあのEMIのアビーロードテクノロジーともども悪名高いDGのオリジナルイメージプロセシング仕様のCD。(それでもルビジウム・クロック・カッティング盤)
7番目的の購入だったが、どう聴いても5番に比べて演奏・録音ともに7番はウノコウホウ氏の批評を持ち出すまでもなくかなり聴き劣り?がする。この盤の初出新発時、FMで耳にしていた記憶はあるはずだったがこんなに不味い演奏・録音であることはすっかり忘れていた。
怪我の功名か、久方ぶりにベートーヴェンの第5番を車中、大音量でこのトスカニーニ張りの速いテンポのメリハリが効いたクライバーの表現にて全曲を味わう。
モーツァルト、ハイドンでは得られない強靭な人間の意志だけが果てしなく連続する曲想をあらためて認識させられる。
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ドラティのハイドンを生活BGMで流しっぱなしにしていたので、ヨッフム/ロンドンフィル5枚組に食指が湧いてしまった。加えて「交響曲CD絶対の名盤」福島章恭評も背中を押した。
DGのCOLLECTORS EDHITIONシリーズのモノクロ風景写真が美しい装丁、価格、音質にはベームVPOのブラームス、アンダのモーツァルト、ヨッフムのブルックナー等でかなり好感を持っていたのでこれも購入(支払い千五百円をきる)
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都内、近県のクラシックファンが集結する至近距離にあるクラシック専門ディスクユニオンの御茶ノ水店や新宿店の過剰な売買回転率が良すぎることに比して何とか意中の拾えるものが神保町店にポツポツと。

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ペライアの11番 ヘ長調 K.413の第1楽章がアンダ、シフに増して、いい演奏だと思う
さすが故:吉田秀和氏がモーツァルト鑑賞の規範として常に座右に置いていたペライア盤だけのことはある。
澱みない流れるような疾走するピアノの音とそのこれ以外に無いというテンポに感心することしきり。
これがヨワイ二十五、六の青年の作曲とはね。

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