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秋学期も図書館の文化講座で、日本語初級中級と2クラスを受け持った。
受講料即講師料になるので、完全なボランティアとはいえないが、
同じ建物の一階下の、区の文化センターでの日本語講座受講料の
半分という超格安料金なので、
ただとたいして変わらない。
(こちらは一応ネイティブだし)
だから、かもしれぬが、受講生達から色々ものをもらう。
今年の秋は特に多かった。
りんご・柿・さつま芋・米・雑穀・蜜柑・里芋・自家製コチュジャンなど
持ち帰るのが閉口するほど大量に。
実りの季節を象徴しているのか。
だがよく見ると、他の、刺繍やらキルトやらの講師連中は
洋菓子の詰め合わせとか、コーヒー豆のセットをもらっているではないか。
亭主はたまの日本出張の折、友人たちの奥さん達に
日本の空港で箱入りメリーチョコレートを買って来る。
ところがお返しはショッピングバッグ一杯のニンニクだったり、
葉付き泥付きの大根5本だったりする。
この差に少々こだわりを感じてしまうこの頃。
とりあえず文化講座も無事終了、冬休み。
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韓国でボランティア
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今年の韓国の出版界に君臨したのは、これ。
岸見一郎/古賀史健著 「嫌われる勇気」。
二ヶ月ほど前、『38週連続販売数一位!』というニュースを読んだ。
教保(キョーボ)文庫のHPで今日確認したが、以前として不動の一位。
図書館でボランティアを始めてそろそろ満7年になるが
ここまで貸し出し回数が多かったのは、村上春樹の「IQ84」以来である。
いや、「IQ84」以上の人気である。
奪い合うようにして借りていく。
今日も、貸し出し中なのにも関わらず、探しに来た人が二人もいた。
ある人々にとっては、韓国は【反日国家】なのだそうだから
韓国人の多くはこの本を買って
風呂の焚き付けや便所の落とし紙に使用しているのかもしれない!
もっとも、本に大枚(日本円で1500円くらい)はたける程度の層の家なら、最近は
ガスボイラーに水洗トイレではあるが...
おまけ 小学生には一番人気の「マンガ世界の偉人伝」の中の一冊、宮崎駿編。 |
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お弁当配達の当番で、福祉センターの食堂に行ったら
ちょうどキムジャン(越冬用キムチ漬け)の真っ最中だった。
昨年、世界文化遺産に「和食」が登録されたが、これと同時に登録が決まったのが
「キムジャン」である。
「キムチ」じゃありませんよ、「キムジャン」ですよ、と、
ユネスコにしっかりと釘を刺されたものである。
地域の市民団体の手で、漬けられたキムチは
大型ビニールに包まれ、ダンボール箱に詰められて
低所得層の家庭に配達される。
(上の写真正面にダンボール箱が詰まれているのが見える)
皆で漬けて、皆で食べる。
これがキムジャンの本質である。
ついでの、今日のお弁当。
低所得・身体の不自由なお年寄り家庭行き。
本日のメニューは白身魚のピカタ・三色ナムル(野菜の和え物)・野菜入りおかゆ。
急いでいたので、写真がブレたりしているが、ご容赦。 |
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毎日が昼寝だけではニャんだかなあと、もうひとつだけボランティア先を増やした。
団地の婦人会の知り合いから持ち込まれた、お弁当配達である。
韓国のお年寄りのほぼ半数は貧困層なのだそうだ。
地域の福祉センターでは、経済的に余裕が無く、かつ身体の不自由なお年寄りを選抜、
福祉センターの食堂で調理したお弁当を週5日配っている。
木曜の配達チームに欠員ができ、手が足りぬということで、
参加することにした。
先輩のボランティアが駆る福祉センターの車で、迷路のような路地裏を11軒回る。
車を乗り降りしながら配達するのが私の役目。
人が二人すれ違うのも難しいような狭い道にも入って行く。
この先輩、よほど忙しいのかそれとも本来の性格なのか、やたらせっかちで
私が道端猫に目を止めてあいさつするだけで、「早く早く」とせかされる。
立ち寄り先のご老人達と、二言三言でも言葉を交わすのもままならぬ。
ボランティアというシロモノは、自分一人で仕切るのが実は一番楽なのである。
しかしこのお弁当配達、私一人ではちょっと困難だ。
車の運転習おうか、と一瞬考えてしまった。
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図書館での日本語講座中級、春学期も無事終わり、9月まで長い夏休み。
秋学期には初級も是非、という要望に応えるかどうするか、苦悩中。
今年から受講者から小額の受講費を徴収、講師に還元するということで、
初級をも合わせて受け持つと収入大幅アップにはなるのだが。
いろいろと考えることの多いこの頃。
週一の司書担当には縁遠い夏休み。
百冊を越える新刊登録時には何時間もPCの前で
老眼をシバシバさせつつ作業に向かう。
そんな時見つけた一冊に、又、もの思う。
太田康介氏の写真集「のこされた動物たち」の韓国語版
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